宇宙の論理
宇宙、それは最後のフロンティア。
論理なんて言いながらとんでもない領域に入ります。
最近、ビッグバンの弱点である特異点を回避する量子論的考察を語る動画を見たもので
ビッグバンを信じる者として考えてみた話です。
宇宙に興味のない方ごめんなさい。
その動画では、特異点を飛び越えて時間ゼロの前にも宇宙があったと考える根拠を
時空が連続していないからと説明していたのですが、どうも納得出来ない。
時間0を踏まないとビッグバンが始まらないような気がする。
小さな定常宇宙から爆発的に広がったとしたところで、その定常宇宙はどこから
という問いは消えません。結局お手上げです。
もうタイムマシンが現実となる日までは考えるだけ無駄な気がします。
ただ、例えば4K映像がすごい精密でリアルと言っても
細かく見れば点の集合でしかないように、
何でもとことん拡大して見れば粒状で、その粒より小さなものはない
という限界があって、つまり、粒と粒の距離が0にはならないように
時間も粒状で、完全な0にならないかもしれないと言われればそうかもしれない。
でも、時間が粒って全然想像できません。
ところで、宇宙は膨張しています、と学校で習ったような気がしますが
今でもそうでしょうか?
その膨張宇宙の根拠として、理論的な予測と
地球から遠い星ほど速い速度で遠ざかっているという観測データがその裏付け
となっていて、ビッグバンの根拠としても有力な説であることには間違いないと思います。
諸説ありますが、138億年前のビッグバンから時間が生まれ空間が広がり
一番遠くの光は138億年前の光。
ということになるのですが、違和感を感じませんか?
ビッグバン仮説の時間0に近い宇宙は小さな点でしかない。
138億年前、その小さな宇宙しかなかったのに
138億年前の光が138億光年の距離の先に光っている。
わけが分かりません。
膨張も謎です。
ある期間で100mの距離が110mに膨張し、10m離れ
同じ期間で110mの距離は121mに膨張し、11m離れる
つまり、とても大きな宇宙では遠くの星は光速を超えて離れ
見えている光もいずれは見えないほど遠くに離れてしまう。
その先の宇宙は知りようがない。
一方、膨張しているのは宇宙の果てではなく、宇宙そのものです。
あなたの目の前の空間も膨張しています。
いくら見てもわかりませんが。
そもそも空間が膨張してるという姿が想像できません。
でも、そう思うと宇宙の真理みたいなものは、目の前に転がってるもの
なのかもしれません。
私が頭の中で転がしている宇宙では、物質は膨張しなくなった空間
というテーマで重力との関係が成立しないか、なんてことになってます。
そういったデタラメな思考の繰り返し、突拍子もない発想、
知識に縛られないヒラメキ、そういったものが未来を切り開くのではないでしょうか。
おそらく、まだまだ正解は遠いでしょう。
「宇宙ヤバイ」
結局はこれが結論。
宇宙の事を調べてみると、結構数式がいっぱい出てきます。
本気で宇宙を考えるなら、それらの数式も理解すべきなんでしょうが、全くわかりません。
でも、宇宙を考えることはとても楽しいことです。
それはきっと、私が宇宙から生まれた生命の1つだからかもしれません。