第4話 勝負!
今日はずっと家に篭って小説をかいてました。
疲れたー。
早いですがお休み!
※今は夏休み中です。ニートではないです笑。
有限会社ホタテ
「認めてないんだからねっ!」
そう言った高校生くらいの少女は
偉そうに腕を組んでいた。
「誰だこのガキ?」
「誰がガキだって?
私はマリン! このアナザー商事の立派な社員
よ!」
「はぁ…そうですか」
俺は流すように答えた。
「貴方全く信じてないでしょ!
ムカつくわ! たかが人間に小馬鹿
にされるなんて」
マリンが怒りながら檄を飛ばしている。
「まぁまぁマリンさん落ち着いて。
こちらはマリンさん我がアナザー商事の
社員です」
リミットがマリンを抑える。
「ふぅん!」
マリンはとても腹を立てている。
「あのぉ…マリンって子も俺を社長に認めてない
わけだし俺、帰っていいかな?」
俺は呟いた。
「待ってください。 浜松社長。貴方の力が必要
なんです。アナザー商事の業績は落ちる一方なん
ですか
マリンさんも! 僕が社長じゃ業績が落ちるから
異世界から優秀な人を連れてくる作戦には
同意してたじゃないですか」
リミットがマリンと俺を説得する。
「だからってなんで人間なんだよ!
たかが人間に何ができんだよ!」
マリンは全く認めない。
「じゃあゲームをしましょう!」
リミットはパンッ! と手を打って提案した。
「ゲーム?」
俺は突然何を言いだすんだこいつはという顔で
リミットを見た。
「ええ。マリンの得意なトランプゲームで
浜松社長が勝ったら入社を認めてもらいます」
リミットは言った。
「リミットそれ本気か?
たかが人間が私にトランプだと?
ハハァ! いーだろやってやろーじゃねーか」
また話が勝手に進んでく。
こいつらは人の話を全く聞かない奴らだ。
いや待てよ…とても不本意だがこのトランプゲー
ムでこのガキにわざと負けたら俺は才能なしと
見なされ元の世界に帰れるんじゃないか?
そんなことを考えていると、
「おい人間お前元の世界に帰りたがっ
てるが、わざと負けるなんてしょうも無い真似は
してくれるなよ。
後でわざと負けてやったなんて言われた日にゃ
腹が立ってしかたがないからな」
マリンは俺の心を見透かしたかのように言う。
カチン!
俺は完全に頭にきた。
こんなガキにここまで言われるなんて。
「あぁ、安心しろ俺はそんな負犬の遠吠えみたい
なことは言わねえからよ」
「交渉成立ですね」
リミットはニコッと笑った。
こんの生意気なガキめ。
このガキは絶対泣かす!
そこにお茶を持ってきたミーヤがリミットに
「リミットさんも人が悪いですねぇ〜
マリンさんはトランプの勝負なら
負けなしなのに」
と囁くと
「ミーヤさん、
僕が選んだ社長ですよ。
まぁ見といてください」
リミットはニコニコしていた。
○とぅーびーこんてぃにゅー○
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