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第2話 神さまでした。

1日に2話投稿できる!と思って書いていましたが

日をまたいでしまいました。

でも今日にもう1話出せば2話を1日に更新したことになる!

と思いましたが眠いので寝ます。

今日の朝がんばれば…zz

おやすみなさい笑


有限会社ホタテ

結局俺は狂ったかのようにずっと

ニコニコしてる青年リミットに脅され

アナザー商事なる所に向かっている。


「これはもはや立派な拉致だな。

出るとこ出たら慰謝料どころの騒ぎじゃねーな。

会議だってすっぽかしちまったし」


俺は愚痴とともに溜息を吐いた


「何をおっしゃるんですか? 浜松社長

同意の上じゃないですか〜。それに貴方の

会社の社員には

『浜松社長は長めの出張にいった』と

ミーヤさんが幻術で記憶を改ざん

してますから大丈夫ですよー」

ニコニコしながらリミットは答えた。


この男はさっき俺を脅したことを覚えて

無いのだろうか? 同意? あれは強要だ。


「はぁ……」

溜息が止まらない


「はぁーはぁーうるさいですね。加湿器ですか? もういーじゃないですか〜」


「誰が室内の乾燥を防ぎ湿度を保つため

水を水蒸気にして噴き出す電気器具だ」


「まるで辞書みたいな返しですね」

リミットはずっとニコニコしている。


こうして俺はリミットと言うイカれた青年

のせいで半強制的…いや強制的に

異世界に出張する事になった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ー馬車にてー


「改めまして浜松社長! 僕はリミット!

訳あって貴方をこちらの世界に呼んだ

張本人です」

「私はミーヤだよ〜ん。リミットさんは

アナザー商事の先輩なのだ〜」


ミーヤさん天然も入ってるようで…

可愛い!


「ミーヤだから間宮(まみや)

『ま』を付けるだけなんて安直だな」

俺はふと思った。


「あーこれはリミットさんがあっちの世界

では間宮と名乗れと言うものですから〜」


「ゲェー。リミットってセンスねぇー」


俺は鼻で笑った。


「全くですよね〜。もっとマシな名前が

あるだろって言ったんですけどねぇ〜

リミットさん頑固だからぁ。

リミットさんいろいろ

センス無いですからねぇー」


「ミーヤさん、上司に対して反抗的やな〜?」


リミットはニタァーと笑いミーヤの方を見る


「いえいえいえ! そんなことないですぅ!

リミットさんはセンスがいいですぅ!

センスの塊ですぅ!」


ミーヤは慌てながら答えた。


「そうだよね〜僕はセンスいーよねー」


大体わかった。ミーヤさんもこの男から

何らかの恐怖をうけたんだろう。

可哀想に…


「そういえばミーヤはエルフとやらなんだろ。リミットは何なんだ?ただの人間か?」


俺はリミットに質問した。


「いいえ人間(ヒューマン)ではありません」


「じゃあなんなんだ?」


「神です」


「はぁ? イカれてると思ってたが

自分を『神です』だって」


俺は笑いが止まらなかった。


「いえいえ嘘ではないです。

僕のフルネームは

『アイザー・K(クロノス)・リミット』

時空神クロノスの血族です。

因みに異世界横断(いせかいおうだん)つまり

違う世界への(ゲート)を開けれるのは神族

だけです」


「はぁぁぁぁあぁぁぁあぁああぁあ!?」

俺は叫んでしまった。


そんな俺を見てリミットはニコニコしている。


確かにリミットは指を鳴らすだけで門を出していた。

しかしそんなはずがない、

こんな傍若無人な奴が神な訳がない!


「嘘だろ…?」


そう言いながらミーヤの方を

恐る恐る向くと


ミーヤは笑って

「マジで〜す」

と答えた。


俺の口は開きっぱなしだった。

空き巣が来たら簡単に侵入出来るくらいに

開きっぱなしだった。





俺を拉致したのは神さまでした。





○とぅーびーこんてぃにゅー○

第2話を読んでくれてありがとうございます!

感想やブックマークをしてくれると

僕の心が少し温まります笑


よろしくお願い申し上げます。


有限会社ホタテ

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