ぷろろーぐ そこは異世界だった。
どーも!有限会社ホタテです。
初投稿で至らない点もありますが、
平にご容赦を!
俺は生まれてこの方財閥の跡取り息子というまさに
親の七光り感が凄く嫌だった。
だから俺は死ぬほど努力して
自分の力で一流大学に行き、
父の財閥は継がずに自分の会社を作り遂に世間に
若者敏腕社長と言われるまでになった!
なのに‥
なんでこんな仕打ちを受けなきゃならんのですか?
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「浜松社長の成功の秘訣とは?」
「成功? ハハァ! この程度まだまだ途中過程に過ぎないね」
「流石弱冠20才にして年商12億の若者敏腕社長さんは言うことが違うね〜」
俺の名前は浜松亮司。
親は日本でも有数の大財閥の会長なのだが、
俺は心底その息子が嫌だった。
「お前は別に努力しなくても食っていけるもんな」
そんなクソみたいな偏見が嫌で嫌で仕方がなかった。
だから俺は必死に頑張り
自分の金と力で起業し今では
”若者敏腕社長”とまで言われている。
「そろそろ次の仕事があるので取材はここまでで」
「いやーありがとうございました。またよろしくお願いします」
若者敏腕社長、、、この響き良ィ!
親の力ではなくこの俺の腕が認められてきている。
流れがきている!
美人なお姉さんがノックをし社長室に入ってくる。
「社長〜来客ですぅ」
「おぉそうか、ところでキミ名前は?」
「間宮ですぅ。社長〜秘書の名前くらい覚えてくださいよ〜」
「悪かった悪かった今夜食事でもどうだい?」
「喜んで〜♡」
「うむ。では来客を通してくれ」
完璧だ!完璧すぎるぜ俺の人生。
ガチャ、、、、
「貴方様が浜松社長でございますか?」
スーツ姿の青年がにこりと笑い問いかけてくる
「これはこれは初めまして貴方は?」
「どーもです。僕はアナザー商事のリミットと
申します」
と言うと青年は実に見事な礼をして名刺を渡した
名刺には異世界などと意味不明なことが書いてある。
「アナザー商事? なんだそれ? どこにあるんだ? しかも名前がリミット? ふざけているのか?」
「いえいえ。ふざけていませんよー。僕は貴方の力を借りたくわざわざ異世界の事務所から
わざわざ来たんですから〜」
「異世界? ハハァ帰れ!!
お前みたいなふざけたやつに付き合ってる暇はない!
まずなんでお前みたいなやつがなぜ内の社内にはいれた? 出て行け!
この脳内中二野郎!」
俺は勢いよく薄ら笑いの気持ち悪い青年を罵った。
「‥‥チッ」
急に青年はその笑顔のまま大きな舌打ちをした。
俺はあまりにも突然の事で動揺した。
「あんま、いきりちらかすなやぁ?」
青年は急に睨みを利かせこう呟くと指をパチンと鳴らした。
すると青年の後ろに巨大な門が現れた!!!
「ハァ? 何だこれは!」
「ピィーピィー言わんとついてこい!」
そして俺はリミットなる青年に襟を掴まれて
門の中に連れ込まれた。
「うわぁー! やめてぇ乱暴にしないでぇえぇえ」
門を抜けるとそこは異世界だった‥!
こうして俺は強制的に異世界の地におりた‥
○とぅびーこんてぃにゅー○