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ろーぷれ!!  作者: 八剱蒼弓(旧名kata)
3話 ジョブを決めよう
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第1章【集結】3話ジョブを決めよう

前回のあらすじ

ノルンの自業自得な行動によりやむを得ず

宝玉探しするハメになった四人は旅立つ前にジョブを決めるのだった。

 咲良がいきなり・・・

「ねぇノルンちゃん♪今更なんだけど」

「ん?」

「ノルンちゃん金髪サラサラだねぇ♪ツインテールにしよう」

「遊ぶなぁ!!無礼者!!」

 ホント今更ですがノルンて金髪だったのか・・・


「じゃ本題に入るぞ」

「ここに書いてあること記入しろ」

「ほぇ?」


 4人に渡されたのは紙とペン、回答はイエスかノーの2択回答式だった。

 その内容は

 Q1.困った人がいたら助ける

 Q2.ウソをつくと顔に出る

 Q3.使命果たすためなら犠牲はやむを得ない

 Q4.分かれ道は右に行く

 Q5.愛より金だ

 Q6.魚より肉だ

 Q7.パンより米だ

 Q8.テレビはやっぱりアニメだね

 Q9.小説より漫画だ

 Q10.アニメは最高だね


「これって・・・・・」

 四人の開いた口がふさがらない(汗)

 前半はまともな質問なのに後半はノルンの趣味趣向な質問だった。


「書けたようじゃな」

「今からお前達のジョブを決める」

「あっそれとお前達のスマホを貸せ」


 言われるがままスマホをノルンに差し出した4人。

 ゴクリッ・・・・・・・・・・


「ブツブツ・・・・」

 何やら呪文を唱え始めた。

「よし!出来たぞ」

「先ずはステータスじゃ、このステータスが高いほどお前達が強くなる」

 そのステータスとは

  LV

 HP

 MP

 STR・・攻撃力

 DEF・・防御力

 SPD・・素早さ

 INT・・知性

 DEX・・命中率

 AGI・・回避率

 LUC・・運

 EXP・・経験値

 NEXT・・次のレベルまで

 スマホにデータが書かれていく。


「さぁ出来たぞ、これは冒険者カードじゃ」

「本来ならあっちの世界で冒険者ギルドで冒険者登録済まさなきゃじゃが、面倒くさいからここで済ます。」

 ノルンの力でノルンディアの世界にある冒険者ギルドを通じて冒険者登録をしているようだ。


「あら♪」

「おぉー♪」

「ふむふむ」

「んなッ!?」


 咲良達のジョブが決まった、3人はウキウキ気分だが冬華だけ納得していない。

 咲良達のジョブはこうなった。

 春風咲良LV1:戦士

 日向夏海LV1:盗賊

 秋月華凛LV1:魔法使い

 雪村冬華LV1:ニート!?


「うわぁ♪私戦士なんだぁ」

「私が陸上部だから盗賊なのか・・・」

「私子供の頃魔法少女に憧れてたのー♪」

「な、納得できませわ!!何故わたくしがニートなんですの?」

「仕方なかろう決まったもんは」

「一度決めたらやり直し利かんのじゃ」

「うぐっ」

「それにのぉ、ニートなんてレアなジョブじゃぞさすがお嬢様じゃな」

「あら♪そうなの?」

 冬華の機嫌が直ったが、うまく丸めこまれた。


「もう説明面倒くさいからこれ渡しとくぞ」

 ノルンから渡されたのはジョブに関する説明書だった。

「後、これな」

「鍵?」

「うむ、こっちに緊急時戻るための鍵じゃ使い方は説明書に書いてあるからな」

「そのスマホと鍵は絶対になくすなよ」


 いざ旅立ちの前に咲良が

「あっお母さんに連絡しなきゃ」

「ん?心配いらんぞ、その間はお前達の世界は時間を止めてある」

「ちなみに後戻りもできぬぞ」

衝撃的事実を知った四人はもうやるしかないと決意した。

 この幼女神様手回し早い(笑)

「忘れてたこれそっちの世界の通貨じゃこれで装備を整えるのじゃ」

「ついでにこれも」


 ノルンが指を回すと四人がノルンディアで活動する服装にしてくれた。

「わぁ軽いねこれ」

「ダサいですわね・・・」

 ノルンディアの一般人が着る服装だった

 綿で仕立てた咲良達の世界とは全く違う無地の服だった。



「さぁそこの魔方陣に立て!」

 ノルンが指差したのは間違えなく宝玉をなくした魔方陣

「行くぞ!」

 四人は魔方陣の上に立った、魔方陣から光が溢れ出す

 同時に四人は光に包まれノルンの目の前から姿を消した。


 着いた先は街の中魔方陣の上だった

 どうやらノルンディアの世界の移動方法は魔方陣が描かれた転送装置だった。

 人々が行った場所なら地点登録し移動可能な方式だった。

「これ、便利だねー♪」

「一家に一台欲しいね♪」

「登録完了と」

「ホント便利ですわね」


「大事な物はしっかり道具袋入れなきゃね」

 しっかり者の華凛あなたが一番頼もしい(笑)


 













第1章はこれで完了です。

第2章お楽しみに

毎度温かい目で読んで頂けると幸いです。

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