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最終話 帰還

いよいよラストです。

うまい下手あるかもですが

多少見苦しい箇所もあったかもです

最後までありがとうございました

 いよいよ咲良達も自分の世界に帰る時が来た。 


「さてノルンさんわたくし達の報酬忘れてませんわよね?」

「ん?まだ何か欲しいのか?」

「何も貰ってない!!」


 何も貰ってないのに既に報酬を渡したかの様な言い方をし、夏海と冬華はご立腹。


「あれ?言わなかったか?お前達の冒険でのステータスをお前達の世界でそのまま使える様にしてやった、魔法やスキルは使えんがの」


「へっ??」


 いきなり言われてどうする事もできない咲良達、これが報酬とは。

 冬華の目論見では成し遂げた後にノルンを奴隷の様にこき使う事が目的だったのに、

 当てが外れてがっかりしてしまった。


「わたくしの神様補完計画が崩れましたわ!!」


 何だそれは?と突っ込みたい位だが早く帰りたかったので、もう突っ込む気もない。



「おまえーーーーワシをこき使う気だったのか!?」

「あら?いけませんの?」


 ガスッ!!

 ドカッ!!


「さっさと帰るぞクソニート!!」


 夏海のボディーブローにより、この場は丸く収まりノルンが指を回すとゲートが現れた。

「さぁ!このゲートに入れば戻れるぞ!!」


 ゲートに入ろうとした時、なぜかノルンがついてきた。

「おいガキんちょ!?どこへ行く?」

「そろそろ新しいゲームやらアニメのDVDが発売だからな買いにいくのじゃ!」

「ノルンちゃんてもしかして・・・」


 夏海が問い詰めるが、自分の仕事を放棄してまで買い物に行くとは・・・。

 きっとノルンディアのニート伝説は、ノルン自体が神様なのにニートだからでは?

 そう考えだす華凜だが、この推測は当たりだった事は最後まで知らなくて終わった。


 ******


「ここは飛ばされる前の場所?」

「夏海ちゃん冬華ちゃんと華凜ちゃんいないよー」


 ノルンに召喚されると言うか、転送というか、その前の時間に戻っていた。

「咲良!二人はおそらく学校だよ!生徒会室にいこう!」

「あっ!待って夏海ちゃん」


 生徒会室では夏海の読み通り、華凜と冬華がいた。

「華凜さんここって・・・」

「生徒会室だね・・」


 バタン!!


 突然ドアが開き二人は咲良と夏海の姿を目にしたのだ。

「華凜ちゃん!冬華ちゃん!」

「咲良ちゃん!それに夏海ちゃんも!」


 四人は再び再会を喜び合いいつもの日常が戻った。


 ノルンの報酬により咲良達の身体能力が増している。

 日向夏海・・素早い足で陸上界のホープとなり今注目され始めている。


 秋月華凜・・その知性で文学少女となり作家人生を送る事となる。


 雪村冬華・・類いまれない強運で世を渡り、富と名声を手にするもほとんど引き籠りになるのは言うまでもない。


 春風咲良・・その剛腕で痴漢を撃退誰も咲良にちょっかいを出す者はおらず、ノルンディアで作ったドーナツを基にパティシエの道を進む。


 4人が体験した不思議な物語、4人だけの秘密の物語。


 ーーーーfinーーーー













ブクマや評価をしていただいた方本当にありがとうございました

これにてろーぷれ!!は終わりです。

読んで頂きありがとうございました

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