プロローグ2【出会い】秋月華凛・雪村冬華編
咲良達が突然真っ暗な空間に飛ばされたちょっと前
咲良達が通う学校とある生徒会室の中
一人のメガネをかけたポニーテールの少女が本を読んでいた。
名前は秋月華凛17歳、生徒会の副会長
「ふぅ・・・この本読み終わったし学校終わってから新刊買いに行こ」
ガラガラ!!
生徒会室の引き戸が勢い良く開いた。
目の前にいかにもお嬢様いやキングオブお嬢様と言うべきか・・・
「あら?会長おはよう」
「おはよう華凛さん」
この会長の名は雪村冬華17歳、生徒会長。
サラサラロングヘアーをなびかせながら
「退屈ですわね・・・」
「まだ今日が始まったばかりだよ会長」
「とりあえず今日もハデにやりますわよ」
「わーさすが雪村財閥のお嬢様」
てゆーか華凛さんそこは止めようよ・・・
雪村冬華はやはりお嬢様だったのか・・・・
ピロピロリン♪
華凛のスマホが鳴り出した
「あら?何このメールイタズラかな?」
「何ですの?」
メールの内容が
【退屈な世界とオサラバしよう】
まるで二人の会話を見ていたかのうようなメールだった。
「やだこれどういう事?」
「華凛さんスマホが光ってますわよ」
生徒会室一面真っ白な光が二人を包み込んだ。
同時に辺りが真っ暗闇になった。
「よく来たな二人共まぁそこにおれ」
「誰ですの?」
「何かしらね?」
「上等ですわ見つけてとっちめますわ」
謎の声に促され二人はその場を立ちすくんでいた。
プロローグはこれで終わります。
いよいよ次回本編入ります。
また温かい目で読んで頂けると幸いです。