第三話 女神と踊ろう
ヒロと麻衣に俺の秘め事がバレて早一カ月。
八月ももう終わりに近付いているこの日。
そう、この日を俺は静かに迎えていた。
間に合わなかったという虚無感。
この称号だけは戴くまいと、そう思っていたのに。
はあーっ、と一人うなだれるボックスのソファー。
やってしまった。
いや、成ってしまった。
将棋の『歩』は相手陣地の三列に入ると、『金』に成れる。
これは良いことだ。
一歩ずつ前進する事しか出来ない愚鈍な足軽歩兵が、前五方向に攻め入る事が出来るのみならず、後ろに後退する事まで可能になるのだ。
まさに『成金』に相応しい特典ではないか。
それに比べて、俺が成ったものとは。
「あーあー。
これで俺も童貞二十歳かあ」
前日までの焦燥感は一体何だったのか。
逆転サヨナラ満塁弾を密かに期待する毎日は、今日に日付が変わった瞬間、終わりを告げた。
ギラギラ眩しい夏の日差しと、その下で若さはじけるビキニガール。
つくつく法師の鳴き始める時節、それら夏の風物詩と共に俺のティーンズライフは静かに幕を下ろした。
昨日が昨日になった瞬間は、まるで線香花火の最期のようだった。
十代とそれ以降を比べて、流れる時間の薄味加減に、俺は虚しさを覚えていた。
こうなっては、今更初体験に対して何の焦りもない。
そう言えば嘘になってしまうが、これまでのように四六時中その事ばかり考えるというような事はなくなった。
自分の周りには童貞が多い。
類は友を呼ぶのか、その事がせめてもの救いだった。
ヒロだってまだ童貞だし。
俺にはまだ、仲間がいる。
そんな事を考えながら、ソフトケースから相棒を取り出す。
Ibanezブランド、JEM7V―WH。
ギターに憧れを持つ者なら誰もがその名を知るスーパーギタリスト、スティーブ・ヴァイのシグネチャーモデルのホワイトカラー。
何といっても最初に目がいくのは、モンキーグリップと呼ばれる取っ手だろう。
なんとギターのボディに楕円の穴があいているのだ。
それも掴んだ時にフィットするように、4本の波形が施されている。
もう一つの特徴は、ブリッジエンド下部に施されたライオンズクロウである。
その名の通り、ライオンの爪痕のようにボディが削られており、ボディから伸びるアームという、ブリッジを上下させて音程を無段階に変化させる機構を使った技、アームプレイの幅を広げる、見た目にもカッコイイデザインだ。
このJEM7Vシリーズは、音に関しても詳細にこだわることができる。
エレクトリックギターには、ピックアップと呼ばれるマイクが付いているのだが、こいつには三つのマイクが搭載されており、フロント・センター・リアの順に、ハムバッカー・シングルコイル・ハムバッカーが内蔵されている。
ハムバッカーは、シングルコイルが二個くっついたような形をしており、単純にシングルコイルよりも厚い音が出せる。
更にピックアップスイッチが五段階に設定出来、三つのピックアップの組み合わせでストラトキャスターのようなクリアなサウンドから、重厚な粒の荒いサウンドまで様々に音色を変えられる。
このJEM7Vは、プレイヤーの技能にも影響を与える。
ネックはメイプル材を使用し、指板はローズウッド素材である。
その薄くて細いネックは指の滑りも良く、ハイポジションでの運指もスムーズに行える。
カッコイイ見た目と、プレイヤーの要求に限りなく応えようとするその性能の高さは、まさに最高のブランドの一つと言って差し支えない。
俺は手が小さく、指も短い。
そんな俺が楽器店でコイツを手にとった時、そのフィット感にまず驚いた。
そして弾きやすい。
二言三言スタッフと口を交わしたと思えば、知らぬ間に購入の意思を店側に伝えていたのだ。
貧乏大学生が簡単に手を出せるような代物ではなかったが、ここでも俺の性分が出た。
一目惚れである。
後悔はしていない。
だが残念な事に、自分の腕前は所詮ギター歴一年半。
それなりの実力しかない。
カーレースで言えば、ストレートでぶっちぎるモンスターマシンを駆りながら、コーナーで低スペックのそれに捲られてしまうような、その程度の実力しかないのだ。
これは表現者としては恥ずかしい。
ギターパートというのは得てして、バンドの色を担う場合が多い、修飾的な立ち位置なのだ。
それに比してドラムやベースというのは、リズム隊と呼ばれるように、ミュージックの根幹を成す存在である。
それ故にバンド毎の特色を出すのはなかなか難しい。
勿論、注目すればそれぞれに色はあるのだが、大体の場合はギターがキャッチーな部分を司るのである。
ギタリストに求められるのは、聴衆を惹き付けるパフォーマンス力である。
俺の実力はその点においてまだまだ未熟だ。
だからこそ、メインバンドである同級生六人からなる、【シックスセンス】のサイドギターの位置に甘んじているのだ。
しかしギター歴自体は一年半と短くとも、ライブの経験はそれなりに積んだ。
その為、ステージ上でパニクるなどという事はない。
そこは強みだ。
そして経験を積むと更に上のステージを目指したくなるのは、アーティストとしてごく普通の感情である。
そこに降って湧いた、香坂未來をヴォーカルに据えたポップロックバンド、【スカイハイ】のリードギターとしてのオファー。
実は願ったり叶ったりだった。
テクバンのように前面に出る事はないが、曲の印象を決定付けるキャッチーなフレーズを紡ぎ出し、バンドの顔としての一翼を、ヴォーカルの未來ちゃんと共に担う。
大役だ。
やりがいは、ある。
俺はこのバンド【スカイハイ】でのプレイが、まだステージデビューこそ果たしていないものの、楽しくて仕方がなかった。
ヤラハタを迎えてしまった事など、ほんの些細な事のように思えた。
何より、未來ちゃんと一つの楽曲を作り上げるのだ。
これ以上の喜びは、今の俺には存在しない。
誰もいない空き時間。
サークル所有のアンプであるJC―120のLOWインプットにシールドケーブルを差し込む。
日本が誇るローランド社製のジャズコーラスといえば、世界中で最も愛される名ブランドの一つである。
マーシャルなどの真空管アンプと比べれば柔らかみは劣るものの、電流の入出力比を上げる事で得られる、独特の反響音に魅せられる者も多く、それ故ビッグアーティストのステージから、ライブハウスやレコーディング・スタジオに至るまで、どこに行っても必ず置いてある名機だ。
シールドケーブルのもう一端を音響機器の一種、オーバードライブを経由し、ギターに繋ぐ。
これにより、アンプに直繋ぎした時よりも、いわゆる歪んだ音色が得られるのだ。
ボリュームのつまみがゼロになっているのを確認してからスイッチを入れる。
ギター側のボリュームをマックスにし、アンプの方を少しずつ上げていく。
ボディや弦の僅かな振動をピックアップが拾い上げ、ジャズコがヴーンと低域のフィードバック音を吐き出すこの瞬間。
ワクワク感が身体を包む。
目を閉じて5弦の開放音、ラの音を鳴らす。
この“ラ”の音は、人間の耳に最もよく聞こえる音だと言われている。
目覚まし時計の音だったり、電話の通話中の音だったり、注意を引く為の音は“ラ”の音が出るように作られているものが非常に多い。
俺に絶対音感はないものの、この“ラ”、英語表記であればA音だけは耳に叩き込んでいる。
これを基準にチューニングを合わせていく。
ロック式なので糸巻き部は触らず、ブリッジエンドにあるファインチューナーで微調整するのだ。
全弦のチューニングが終わったら、ゆっくりとダウンストロークしてチューニングに狂いがないか確認する。
……よし。
俺は大きく深呼吸してから、本能の赴くままにかき鳴らした。
ジャズコのクリーントーンがボックス内に響き渡る。
ピックアップセレクターをセンターに合わせ、シングルコイル単体で出力すれば、それだけで物悲しい雰囲気を帯びる。
一通りかき鳴らした後、ピックアップはリアを選択。
オーバードライブを脚で踏み、フットスイッチを入れる。
ハムバッカーが拾い上げた音をオーバードライブがデジタル加工。
途端に音は色を変え、ジャズコから歪みがかった粒の荒い大きな音が飛び出す。
アンプの前に立つ俺に音の粒子がぶつかり、身体中の毛を逆立たせた。
ワンストローク毎に震え、ビビる室内の空気。
今、この室内の指揮棒は俺が握っている。
何者にも縛られない自由なプレイは、原始の時代にも通じる魂の雄叫びなのだ。
快感に酔いしれ、ただひたすらに腕を振る。
左手の形を様々に変え、次々にスライドさせていく。
俺のJEM7Vが弦の擦れる音を響かせながら、艶めかしく鳴き叫ぶ。
いつしか魂はギターと一体となり、俺自身が音の粒子になったように宙を舞う。
……気持ちいい。
まるで性欲を発散しているような錯覚。
何にも代え難い快感。
貪るように右腕を振る。
愛撫するように左手を這わせる。
これだ。これこそが、音楽の醍醐味。
掛け値なし、文句なく自由。
俺は今、この世界における全能の神となった――
…………っ!
室内を乱反射する音の塊が、急に萎んだ風船のように圧を喪失したのを感じた。
ハッと我に返り顔を上げる。
擬似玄関に一人の女性が立っていた。
残響に聴覚を一時的に奪われた耳が、急速に熱くなっていくのをはっきりと感じた。
未來ちゃん……
目が合うと、彼女は胸の高さで軽く手を振り、ぽってり肉厚の唇を三日月のようにして、にっこり微笑んだ。
途端に恥ずかしさが込み上げてくる。
それは自室で、自浄魔法セルフバーニングを唱えている最中に、いきなりノックと同時に母親が部屋に立ち入って来た時のようなものだ。
詠唱中の、無防備な状態を見計らったようなタイミングでドアを開け、一体どんな大事を言うのかと思えば、
「ご飯よー」
だと? 詠唱の邪魔をするなよ。
賢者になり損ねてしまう。
突拍子もなく母親のKYっぷりを思い出し憤慨する俺の耳に、女神の言葉が届いた。
「気持ちよさそうだったね」
穴があったら入りたいとは、まさにこの事だろう。
頭を抱えてのた打ち回りたい衝動にかられる。
マスターベーションを目撃されたも同義の上、それを見た意中の女性に、気持ちよさそうだったなどと言われては、百万回死んできたくなる気持ちになるのも無理はない。
頭が麻痺して固まっている俺の事を大して気にも留めずに、靴を脱いで上がり込む未來ちゃん。
俺の前を通って肩掛けバッグをソファーの上に置く。
彼女の一連の所作を目で追う俺に、未來ちゃんは唐突に振り返ってこう言った。
「まだ誰も来ないみたいだし、二人で演ってみる?」
女神の託宣に、俺の自我は崩壊寸前にまで追い込まれた。
ふ、二人でヤってみるだと?
なんとふしだらな娘か。
これはお仕置きが必要だな――
「どしたの、純クン」
「い、いや別に」
脳内カオスモードに突入しかかった俺を、未來ちゃんの言葉が現世に留めおいた。
小首を傾げて見つめてくる視線に、大いに反省する。
全く、何を考えているんだ俺は。
猛省中の俺の前を通って、練習用のベースを手に取りアンプに繋ぐ未來ちゃん。
「ベース、弾けるの?」という問い掛けに、「ふふ、根音を追うだけよ」と答えながら、未來ちゃんはベーアンの電源を入れる。
そしてベースがマイクスタンドに当たらないように立てて移動し、今度はミキサーの電源を入れ、マイクのラインのボリュームを上げた。
ひとつ咳払いをしてから、テストボイスを発する。
「あー、あー、ああああー……」
ミキサーが女神の嬌声を取り込み、危険度を増幅させた千のナイフに変換して、ステレオスピーカーから射出する。
鋭利な凶器と化した彼女の魅惑的な声が、俺の全身を何度も刺し貫ぬいた。
鼻にかかったソプラノの、喘ぎ声にも似た発声。
俺は心の中で女神の嬌声を繰り返し咀嚼した。
なんて心地良い声なのだろう。
甘えたような声が室内を桃色に染めていく。
俺がよくお世話になっているAV女優にしたって、こんな桃色吐息は聞かせてくれない。
狼狽する。
部室に未來ちゃんと二人きり。
俺が狂人めいたうなり声を上げそうになった時。
『Hey,キャン ユー ドライヴミー クレイジー?』
(ワタシを乗りこなせるかしら?)
ポールダンスのようにマイクスタンドに右手を這わせながら、口角を上げて俺に流し目を飛ばす。
突き出した左手の指先から放たれたハートの銃弾が、俺の胸を撃ち抜いた。
『♪Uh- ほら気持ち良いでしょワタシのgreed』
低音域のベースラインに乗る濡れたソプラノのボーカル。
翼を得たように未來ちゃんが自由に唄いだす。
それは彼女の魂の詩。
魔力を編み込んだ女神の唄。
これは……さっきの俺と同じだ。
俺の、獣のようなアラクレた叫びを表現したギターとはまるで違う趣ではあるが、これは紛れもなく彼女の自己表現、魂の叫びだ。
自慰行為を目撃され、羞恥を感じた俺の目の前で、今度は未來ちゃんが俺にそれを見せているのだ。
俺だけに、恥ずかしげもなく堂々と。
『こら』
突然唄が止み、惚けていた俺にジト目の視線が突き刺さった。
『も一度いくわよ』
何ぼーっとしてるの、目がそう俺に告げている。
俺は……夢中で食らいついた。
彼女の自由で奔放なベースライン。
妖しく艶やかな濡れた声がボックスに響き渡る。
乗り遅れまいと、俺はギターをかき鳴らしてついて行く。
メトロノームは未來ちゃんの左足。
それを凝視してリズムを合わせようとするも、上手くいかない。
……やっぱ俺、ヘタクソだ。
申し訳ない気持ちでチラッと未來ちゃんに視線を移してみた。
彼女はずっと俺を見ていた、まっすぐに。
何してるの、しっかりついてきなさい、そんなエールを送るような目つきだった。
黒光りするベースに這わせた白魚のような指を、艶めかしく上下に動かし、銀のマイクの先端に口づけするような距離で、インスピレーションをくすぐる声を上げる。
普段なら二秒と目を合わせていられない筈の俺は、何故だか彼女の瞳に釘付けになっていた。
硬直していた身体が徐々にほぐれ、小節の頭に合わせるように、少しずつ肩が前後に揺れ始める。
と同時に高揚感が俺を包み、楽しい気持ちを呼び起こし、グルーヴ感が生まれ始める。
だんだん――ノってきた!
『♪さあ早く 目を覚まして It's high time』
右腕を遮二無二振り回す。
連動して、左手で指形を変えながらギターを撫で回す。
さっきまでの自己陶酔とはまるで違う感覚。
見つめ合う未來ちゃんとの濃厚なプレイ。
自由でなにものにも縛られない彼女の感性は、まるで空を自在に舞い踊る妖精のようで、彼女を見上げる飛べない俺は、泥まみれになりながらも必死でついて行く。
だが、気持ち良い。
――それが、気持ち良い。
『♪見せてあげる Special night 飛ばしてニトロファイアで ワタシの奥まで』
まだまだ残暑が厳しい八月の終わりに、締め切ったサークルボックスの中。
俺も未來ちゃんも汗だくで楽器を操り、唄う。
珠のような汗をシャツが吸って、肌に貼り付く。
だけど気にならない。
この熱も、この汗も、ビビる空気も、全てが体感現象、確かに生きている証。
あっという間の数分間だった。
「うふふ、純クンやるじゃない」
そう言った未來ちゃんの顔は紅潮し、流れる汗が顎の先端から滴り落ちていた。
「未來ちゃん、今のって……」
「うん、ワタシのオリジナル。
純クンとジャムってたら思ってたのとは違うモノになったけど、でも良いカンジじゃない?」
「うん、良かった。後でみんなで編曲考えようよ」
「うふふ、もう来週末だから頑張らないとね」
未來ちゃんはソファーに投げ出したバッグからタオルを取り出し、口角を上げて満面の笑みを浮かべながら、額や鼻の頭の汗を押さえた。
「間に合うかな?
俺もそうだけど、麻衣も手一杯じゃないのかな」
「何言ってるの、こういう時にこそ良いモノが出来るんじゃない。
頑張ってよ、せっかく純クンと作った曲なんだから」
俺と未來ちゃんで作った曲……そうか、そうなるのか。
急に嬉しさがこみ上げてきた。
音楽の楽しみって、こんな所にもあった。
今まではとにかく腕を磨いて、好きな曲をコピーする事ばかりに注力してきた。
でもそれだけじゃないんだ、音楽ってのは。
俺はこの時、初めて創作する楽しみを知った。
自分の作品って、まるで我が子のようだ。
だけどこれは未來ちゃんのおかげだ。
未來ちゃんが俺のインスピレーションを呼び起こしてくれたんだ。
だからこれは、俺と未來ちゃんとで作った子なんだ。
ん? 俺と未來ちゃんとで作った……子ども?
イヤイヤ待て待て、考えが可笑しな方向に……っ!
ふと視線を彼女に移すと、未來ちゃんはシャツの襟ぐりを引っ張って胸元の汗を拭っていた。
ちょっ、ちょっとそれは刺激が強すぎ……。
そういうのって男の前でしてもいいものなのか?
などと思いつつも俺はそこに釘付けになっていた。
レモンイエローの紐が見えたのは秘密である。
「もしかして、今見てたでしょ?」
「えっ、いや別にっ。
喉乾いたよね、買ってくる。
未來ちゃん何がいい?」
「奢ってくれるの? ありがと。
じゃあ、冷たいミルクティーが欲しいな」
それだけを聞いて、俺は逃げるようにボックスから飛び出した。
サウナ状態の室内から解放され、生ぬるい筈の風がそれでも気持ちよかった。
未來ちゃん……。
なんて可愛いんだ。
未來ちゃんと同じ趣味を持って、同じバンドで一つの曲を作れるなんて。
俺は、幸せだ!
足取りも軽く、近くの自販機までスキップして行きたいくらいだ。
そんなあったかい気持ちを胸に抱えて歩く俺の向かいから、ヒロと麻衣がやってくるのが見えた。
更にその後ろからは、同級生でスカイハイのキーボード担当のアイこと町田愛莉と、三回生でベース担当の倉岡達彦もついてきていた。
ヒロは麻衣のお供だが、これでスカイハイのメンバーが揃った。
俺は未來ちゃんと作った新曲の話を早くしたくて、いつの間にか駆け出していた。
「ちょっと、急に何言ってるのよ!」
興奮覚めやらぬ俺の言動に、麻衣はさぞかし驚き難色を示していたが、他二人はすんなり受け入れてくれた。
来週末にはいよいよスカイハイの御披露目ライブだ。
楽しみで仕方がない。