登場人物紹介:主人公
【星宮 進】
身長:182cm
年齢:18歳
性別:男
出身地:日本(?)
共鳴魔力:熱量(万能)
備考:玉璽保持者/神域者/強化常態
レガリア名:星のレガリア 龍之神
通称シン。本作の主人公。
赤と金が混じった頭髪のオールバックに、引き締まった筋肉を持つヤンキーチックな風体。だがその心根は優しく、特にタツに対しては大甘である。
竹を割ったような性格で裏表がない。ただし思ったことを言ってしまう為、反感を買うこともしばしば。
その風貌には似合わず、料理が趣味である。本人は謙遜しているが、家庭料理からお菓子作りまでは一通りできる。また硬派に見えるが、普通に恋愛願望がある。ちなみにギャップに弱い。
タツと共に転生(?)してからは、白髪白髭の老人の姿となり、日々腰痛と戦っている。
戦闘スタイルは武器を用いない徒手空拳で、特に脚技を得意としている。拳法のように洗練された型はなく、どちらかと言うとケンカ殺法である。だが、時折見せる動きは素人のものではない。
“熱量“ を共鳴魔力として持ち、熱を魔力に変換し、それを放出したり身体強化を行ったりすることができる。しかし使い過ぎると、知能の低下と腰痛を引き起こす。強化常態と呼ばれる、希少な人種。
タツから魔力を受け取ることができ、タツと一体化することでレガリアを身に纏うことができる。だが、現状その力を使うことは不可能である。
良好な人間関係を築いているように見えるシンだが、タツ以外の人間を心の底から信じてはいなかった。だが、イズモ村の男達、相手に配慮した戦いをするカシュー達、殺されかけた自分を助けてくれたダイン……そして、善悪を考える余地もない程の力を持つカザン────彼らのおかげで、汚れかけたシンの魂の澱みは無くなった。
過去の記憶を失っており、タツと共に記憶を取り戻す事を決意する。
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【星森 竜】
身長:165cm(子供時:102cm)
年齢:16歳
性別:男
出身地:日本(?)
共鳴魔力:万物(吸収)
備考:星の守護者(器)
通称タツ。もう1人の主人公。
シンのように男らしくなりたくて、髪は金髪にし、筋トレもしているが一向に男らしくならない。非常に可愛らしいおっとりした顔立ちをしており、一見すると女の子に見えるほどであり、ある意味美少年とも言える。
その外見に違わず、非常に優しい性格をしており、誰にでも親切に好意的に接する。ただし、シンの敵に対してはその限りではない。
シンが趣味とする料理に進んで参加したがるが、結果はひどいものである。安直に材料を組み合わせ、料理を台無しにすることもしばしば。シンにはよく怒られるが、たまに褒めてもらえることもあるので、めげずに色々と頑張っている。今はかりんとう作りにハマっている。
シンと共に転生(?)してからは、金髪の5歳児くらいの子供の姿となっている。この姿も可愛らしく、女の子に見える。
火を吹き、空を飛び、魔力や魂の色を視る事ができる。また、あらゆるものを体に取り込み自分の魔力へと変換する事ができる。だが、その魔力は全てシンに対応した魔力へと変換され、万人に使用することはできない。
その正体は、星の守護者と呼ばれる存在の器である。ただしその肉体は脆弱で、魔力量との釣り合いが取れていない為、いつ消えてもおかしくない非常に危険な状態。
器として生み出されたタツがどのようにしてシンと出会ったのか、一体何が起きたのか……それを探るために、シンと共に過去の記憶を取り戻す追憶の旅に出る。
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【フラウエル・セレスティア】
身長:154cm
年齢:16歳
性別:女
出身地:ソレイシア公国
共鳴魔力:万物(吸収)
備考:A・S/神域者/加護(癒しの神アウラント)
愛称フラウ。第3の主人公。
ソレイシア公国の第7医師団に所属するA・Sの美少女治癒士。栗色のロングヘアーにカチューシャを付け、少し下がり気味な眉毛が、更にフラウエルの優しさを引き立てている。分け隔てなく患者に接し、笑顔で患者を元気づける姿はまさしく天使である。
両親共々、戦時下にあるライヴィア王国に派遣されてきた。その際に、助けた騎士に両親と仲間を殺され、自分も殺される寸前だったところをオウガたちに救われる。
助けるべき人と助けるべきでない人────治癒士としての理念に反した悩みに苦しむフラウエルは、オウガたちと共に行動することでその悩みを振り払っていく。
治癒士としては並ぶものがいない程優秀であり、その魔力量はオウガ陣営でも随一である。万物を取り込み魔力に変換することができる彼女は、実質呼吸をするだけで魔力が回復していく。
星の守護者であるタツと同等、もしくはそれ以上の能力をフラウエルが有しているのは何故なのか……現状は不明である。
時間があれば、自衛の為オルメンタと共に剣の稽古に励んでいる。意外と力があり、筋はいいらしい。なお稽古はシャツ1枚で行われるのだが、オルメンタの言によれば、大人しい顔して威圧的な胸をしているとのこと。
自身を助け、迷うことなく自分の “レガリア“ を手渡してきたオウガに、信仰に近い尊敬の感情を抱いている。




