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レッスルヒーローズ  作者: バルクルーバー
第一章 異世界からの戦士達
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新たな仲間達

新年明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願いします!


新年最初の投稿、スタート!

 朧丸達がシャンバラで本格的に活動してから2週間経った。キララ達の話を聞いてから、朧丸達はそれぞれのクエストを懸命に取り組み、レベルが上がっただけでなく、スキルの取得、装備品の進化など次々と向上していた。

 更にジャンヌ達もメンバースカウトを徹底的に取り組んでいて、多くのメンバーを集める事に成功したのだった。





「只今戻りました!」


 クエストから帰還した朧丸達の元に、ジャンヌが駆け寄ってきた。


「お疲れ様です!今、シャニス様がメンバーを紹介しようとしていますので、ホールに来てください!」


「あ、はい!」


 朧丸達はジャンヌの案内の元でホールに辿り着くと、そこにはシャニス達が既にスタンバイしていた。


「メンバーを集めたと聞きましたが……」


「ええ。今から紹介します。まずは一人目から参ります!準備はいいですか?」


「はい!」


 シャニスの合図の直後、カーテンの向こうから可愛らしい女の子の声が聞こえた。


「一人目は魔法少女ですが、その実力は見事です!」


「その通り!私の魔術でどんな敵でも倒すわよ!」


 カーテンが開かれた直後、ピンクの髪をした魔法少女が姿を現す。


「私の名前はレイミ!シャンバラのアイドルとして活動していますが、魔法少女も兼ねています!ところで……異世界のアイドルレスラーがここに来ていると聞きましたが……」


 レイミの視線の先にはナツミがいて、それに気付いた彼女はレイミに近付く。


「あなたもアイドルとして活動しているのね」


「はい。あなたの噂は聞いていますし、私もあなたの様に強くて可愛いアイドル魔法少女目指して頑張ります!また、プロレス技も教えてください!」


「うん!お互い頑張りましょう!」


 ナツミとレイミがハイタッチを交わし、HARUKAはその様子を見て微笑む。


「ナツミちゃん、後輩ができたみたいやね。今後は3人でユニットを組むのもありかも」


「その方が盛り上がりますね。では、次の方!」


「はい!」


 次は緑色の髪をした優しいお姉さんが姿を現す。


「私はマンドラゴラ族のプラムです。魔法戦士として活動していますので宜しくお願いします!」


「因みに私がスカウトしたわ」


 プラムは自己紹介を終え、アンジェが補足で説明する。


「アンジェ、やるじゃない!」


「このくらいは当然よ」


 アンジェのスカウトにアリアンは微笑み、アンジェはVサインで返す。


「まだまだ行くわよ!次、お願いします!」


 アンジェの合図により、次の方が出てくる。彼女はガンマンで猫族の獣人だ。


「あーっ!アンタは!?」


「ムッ!?何時ぞやの!?」


 するとその姿を見たボニーが驚きを隠せず、猫の獣人も驚いた。


「知り合いなのか?」


「あいつはデイジー!私のライバルよ。なんでアンタがここに!?」


「スカウト募集を聞いたのは勿論、お前が転移者達と組んでいると聞いたからニャ!抜け駆けなんて許さないよーだ!」


「何を!?」


 デイジーはアカンベーをしてしまい、ボニーは怒りのボルテージを上げていく。まるで子供の喧嘩みたいだ。


「そこまでにしようぜ。はい、次!」


 朧丸が二人を仲裁して合図をしたその時、ラミア族の女性が姿を現す。


「なんか女性が多いみたいだけど……男性はいないのか?」


 朧丸の質問にシャニスは首を横に振る。


「私達のギルドであるシャイニングウィングスは、女性限定のギルドです。男性は残念ながら……」


「マジですか!?男性は俺一人かよ……」


「ワシもいるぞ!」


 朧丸は項垂れてしまい、マスターラビットが彼の肩を叩く。


「次は確かラミア族だな。お名前を」


「私はアン。アン・ボニーだ。海賊だが、シャニスの姐さんにスカウトされた。宜しくな!」


「アン・ボニー……伝説の女海賊か!」


 アンの自己紹介に朧丸達は驚きを隠せずにいる中、ナツミがある事に気付く。


「あれ?アンさんにはメアリーさんがいたんじゃ……」


 ナツミの気になった質問にアンは下を向いてしまう。


「ああ。あいつもこの世界に転生したが、行方はまだ分かってない。一体何処で何をしているのか心配なんだよ……」


「そうですか……でも、彼女の行方を知る手掛かりがあればいいのですが……」


 ナツミが考え込む中、アンはすぐに気を切り替える。


「まあ、あいつならきっと何処かで出会えるはずさ。下を向いてちゃ意味ないし。次に進もうぜ!」


「切り替え早い……」


 アンの切り替えの早さにナツミが唖然とする中、次のメンバーが入ってきた。


「次はハーピー族ね」


「はい。私はハピネス。ハーピー族の戦闘員で、辞令によってここに移籍する事になりました。宜しくお願いします」


 ハピネスは敬礼しながら自己紹介し、すぐに所定の位置に着く。


「礼儀正しくていいわね。次の人は?」


 キララがカーテンの方を見ると、次はミノタウロスの女子高生だ。


「私はメリアス。ミノタウロスの戦士ですが、プロレス技も多数持っています」


「へ!?プロレス技も持っているの!?」


 メリアスの自己紹介にHARUKA達は驚きを隠せずにいた。


「はい。父がプロレス好きなので、その影響で。因みに私はかなりの怪力です」


 メリアスは説明した直後、朧丸を両手で持ち上げた。


「うおっ!これは凄い!」


「人は見た目によらないという事ね」


「そうだね。次の人、お願いします!」


 アリアンの合図で次の人が入り、今度は九尾の狐の巫女が入ってきた。


「ウチは阿国と申しやす。宜しゅう頼むで」


「もしかして出雲阿国!?」


「御名答!」


 すみれの質問に阿国は笑顔で返す。


「ウチは占いも得意どすえ。何か困った事があれば、いつでもおいでやす」


「はい。そうさせてもらいます!」


 すみれが一礼した直後、金髪の女性が姿を現す。それは美しくて年齢は30代だ。


「私はマリー。マリー・アントワネットよ」


「もしかしてフランス王妃の!?あなたも転生していたのですか!?」


 マリーの説明にアリアンは驚き、マリーは笑顔で頷き返す。


「そうよ。ジャンヌちゃんとは知り合いで今回の件も彼女から頼まれたわ。皆、宜しくね」


「はい。お願いします!」


 アリアンが一礼したその時、一人の女性が入ってきた。


「あなた達が異世界からの戦士ね」


「あなたは?」


「私はエリザベート。エリザベート・バートリーといえば分かるかしら?」


 エリザベートの自己紹介に朧丸はすぐに察する。


「あの拷問虐殺を行った女王なのか!?」


「その通り。今は魔界の吸血鬼となっているし、もうしないから大丈夫よ。それに近未来の技術も導入されているから、いつでも美しくなれるわ」


「それを聞いて安心したよ……」


 朧丸達がホッとしたその時、エリザベートは彼に近付く。


「何だ?」


「あなたって、よく見るとなかなかいいじゃない。ますます興味湧いてきたわ」


「へ!?どういうつも……おわっ!?」


 朧丸が言い切ろうとしたその時、エリザベートは彼を自身の胸に抱き寄せる。


「可愛くて良い子ね……よしよし」


「やめれ〜!!」


 エリザベートが朧丸の頭を撫で始め、彼は恥ずかしさで手をバタつかせてしまう。


「佳乃も抱き着いて同じ行為をしているよね?」


「まあね。でも、何だかムスッとする様な……」


 佳乃がこの光景に頬を膨らましていたその時、一人のマーメイドがすぐに朧丸をエリザベートから離す。


「そこまでにしなさい。苦しがるでしょ?」 


「むう……」


 エリザベートが不満がるが、朧丸はすぐに咳をして落ち着く。


「助かりました」


「いいのよ。私はミューリー。このギルドのドクターよ」


 更に看護服を着ている猫の獣人も姿を現す。


「私はナイチンゲール。ミューリーのサポートをする看護師よ」


「ナイチンゲールって、白衣の天使の!?」


「そう。宜しくね」


 ナイチンゲールが笑顔で答えた直後、カリンが皆の前に出る。


「さて、自己紹介を終えたところで……今からとあるクエストを行ってもらうわ」


「とあるクエスト?」


 ベトラ達が首を傾げたその時、カリンがスクリーンを起動してとある映像を見せる。


「な、何よ、これ……」


「嘘でしょ!?」


「まさかこんな展開になっているとは……」


 それは牛の獣人達が奴隷の様に扱き使われていて、その領主はハゲヅラの酷い男だ。


「今回のクエストは私達の仲間である牛の獣人族の救出。この領主の名前はスグリューで奴隷制撤廃反対派の悪徳貴族なの。更に彼の配下にはとんでもない男もいるわ」


 カリンの説明の途中、ジャンヌも前に出る。


「その人こそピエール。ピエール・コーションが転生した姿です!」


「「「!?」」」


 ジャンヌの説明に佳乃達は驚きを隠せずにいたが、朧丸は冷静に彼女に視線を移す。


「となると、この戦いはジャンヌも参加する事になるのか」


「はい。生前彼によって処刑されました。私はあの男を許せません!」


 ジャンヌは拳を握りしめながら怒りで震え、その姿にカルミナ達も同意する。


「確かにあの男はフランス人でありながら、イギリス側に着いた。いくら何でも酷過ぎるわ!」


「ジャンヌを騙した罪は重いんだからね!」


「こうなったら彼は始末するべきね!」


 更に佳乃達もカルミナ達の元に移動する。


「私もあいつは許せないわ!」


「奴は絶対にぶっ殺さないと気が済まねえな!」


 すみれの口調は突然乱暴な言葉遣いとなり、その口調にアリアン達は驚いてしまう。


「すみれさん!?」


「ああ。すみれはブチ切れると口調がこうなるから。はい、落ち着いて」


「あっ……つい興奮して御免なさい……」


 佳乃に頭を撫でられたすみれは、今の状況を見て恥ずかしがってしまった。


「ウチも協力するで!」


「私もです!」


「私も手伝います!」


「私もだけど、奴隷の救出も忘れないようにしないと!」


「あのクソ領主にも、銃弾ブチ込まないとね!」


 HARUKA達も決意を固め、エリザベートも彼女達に近寄る。


「私もこのクエストを受けるわ。あの男達は下郎と聞いているし、徹底的に倒すのみよ!」


「分かりました。朧丸さんはどうします?」


 皆の決意を聞いたシャニスは納得し、朧丸の方を向く。


「俺も同じです。この戦いにはシルバリズムも絡んでいるなら、容赦なく倒すのみ!」


 朧丸は決意を固めていて、その姿にシャニスも頷く。


「では、このメンバーとジャンヌでこのクエストを受諾します。相手はシルバリズムが絡んでいる以上、油断は禁物です。出発は明日ですが、必ず無事に帰ってきてください!」


「任せてください。必ず任務を果たします!」


 朧丸はガッツポーズで勢いよく答え、佳乃達も頷く。


「ジャンヌ、心強い仲間に出会えて良かったですね」


「ええ。彼等となら上手く行けると信じています。私も頑張るのみです!!」


 シャニスの笑顔にジャンヌも応え、彼女も負けられないと心の中の炎を燃やし始めた。





 さて、ルビカルの街にある大きな屋敷では、領主のスグリューがピエールと話をしていた。


「奴等には死なせてもらったら困るからな。ちゃんと栄養のある食事は摂らせているか?」


「恐れながら忘れずにしています」


 すると、ユンリンから派遣されたアサシンが姿を現し、その場に跪く。


「申し上げます。先程動向を確認した結果、シャニス陣営から戦士達が奴隷達を解放しに向かおうとします!」


「何!?」


 アサシンの報告にスグリューは驚きを隠せずにいた。


「その中にはピエール様と因縁のあるジャンヌの姿までも!」


「そうか。あの魔女もいるのなら話は早い。スグリュー様、奴等とは決着をつけなければなりません。必ず勝つのみです」


「そうだな。しかし、君だけで大丈夫なのかね?」


「いえ。この件については俺も戦います」


 アサシンは被っているフードを取り、その素顔を見せる。それは銀髪の髪をしていた若い男性だ。


「聖剣エクスカリバーの特典を持つスギヤマが、奴等を叩きのめします!」


「いい仕事を期待しているぞ」


「はっ!」


 スギヤマは一礼し、其の場から姿を消したのだった。

いよいよ転生者達との戦いがスタート!果たして朧丸達がどう挑むかに注目です!

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