04 私が生まれた日
ブックマークありがとうございます!
とても嬉しいです。
あぁ、涙が出てくる(´;ω;`)ウゥゥ
そして暗闇に包まれた。
そこで私は白い光を見つけた。
(あれは···?)
そして私はその白い光に吸い込まれていった。
そこで感じたのは身が凍るような寒さと、息苦しさだった。
「おんぎゃああああああ(ココハドコダぁぁぁぁぁぁ)」
「奥様!生まれました!元気な女の子ですよ!」
「···っはぁ、み、みせてっ」
「はい」
「···可愛い。瞳の色は私に似たのかしら」
「そうですね。奥様に似てとても可愛らしいですよ」
(ここは···、あぁ神様が言ってた次元か。この美人な人は母親?)
ガタンッ!ドコドコドコッ!バタンッ
扉が開く音がした。
「リズっ、生まれたかい!?」
「旦那様!お静かに!」
「あ、あぁ、分かっている。すまない。」
(···父親?)
「あぁ~可愛い。天使のようだ」
(天使···?···ははは。私が?『化物』と言われたこの私がか。
私は人との関わりやめたんだ。今更人と付き合えるわけがない···)
あぁ、眠くなってきた。赤ちゃんだからかな···今は寝よう。
「目を閉じた。寝るのかな。あぁ、そういえばリズ。少しこの子と先週生まれた王の子について話があるのだが···」
(おやすみなさい)
そういって私は深い闇の中に意識を落とした。
これから何を見るか知らずに。
父と母が何を話しているのか聞かずに。
これから来るであろう嵐に。
今日はそれが始まる第一歩。
そして私は夢を見た。