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出会い

 「じゃあ、律花さんはサクラさんの隣に座ってね」

 一通り自己紹介と質問が終わると、先生が席を指示して授業が始まった。

 サクラは、律花が気になって全く授業に集中出来ずにいた。

 嘘をついている様子はないし、外見以外はやはり先輩とは違う所も目に付いた。

 それでもこの出会いにサクラは何かしらの運命を感じずにはいられなかった。

「あのー、日本語難しくて、先生が何を言ってるか解りませんでした。」

「あ~、それはね。ここに載っている文章を現代文に直しましょうってことよ」

「なるほど、そういうことなら」

 意外にも、スラスラと古文を現代文に訳していく。

「すごい。私よりうまいかも」

 美咲先輩は確か、古文が苦手で、数学が得意なのだ。

「本はよく読むから、文章は得意です。でも英語はさっぱりよ」

「あぁ、それは分かる」

 先輩は英語も苦手だったが、受験前に克服したらしい。

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