表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクしか知らない隠しダンジョンでSSRアイテムばかり掘り出し大金持ち  作者: テツみン


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

71/71

第七十一話 ボクしか知らない、新たな決意⑤

 セシルに怖い思いをさせてしまったことを後悔するエリオット。冒険者を辞めることを決意する――いったんは……


 だけど――

 本当にそれでイイのだろうか……アウグスト辺境伯と話をして、エリオットはそう思った。思ってしまった。


「どうか、お願い! 冒険者を続けさせてほしい!」

 

 このまま冒険者を辞めて、マリシアの畑を手伝って生きていく人生だってある。だけど――


 それでは、何も変わらない――


 このままでは、結局、孤児として差別され続けていくだけだ。


「冒険者を続けたからって、何もかわらないかもしれない。でも、ガーネットやラピスと会えて、ボクが変わったように、これからも変えられるかもしれない」


 何も変えようと思わなければ、何も変わらなかったのだから――


「必ず、セシルを、家族を守る方法を見つける! だから、どうか冒険者を続けさせてほしい!」


 エリオットは妹にそう頭を下げた。


「――いいよ」

「――えっ?」

「お兄ちゃんが続けたいと言うのなら、続けて」

「――本当に、いいのか?」


 自分が冒険者を続けたことで、セシルにも怖い思いをさせてしまった。

 だから、きっとセシルは反対する――そう思っていたので、拍子抜けしてしまう。


「でも、条件があるの?」

「条件?」

「私も、冒険者になる」


 ――今、何て言った?


「私も冒険者になって、お兄ちゃんたちとパーティを組ませて」


 いきなり、妹にそんなことを言われて、エリオットは面食らう。


「ちょ、ちょ、ちょっと! 何を言い出すんだ!? ダメだよ、そんなこと!」

「あら、どうして?」

「冒険者は危険だって、わかっているだろ?」


 しかし、セシルはクスッと笑う。


「だけど、お兄ちゃんは冒険者を続けるんでしょ?」

「ボクは男だから――」

「ミリアちゃんは女の子だけど、冒険者をやってたじゃない?」


 そう言われてしまうと反論ができない。だけど、納得したわけでもない。

 エリオットは「うう……」と(うな)る。


「さっき、私も魔法が使えたモノ! 私って、きっと魔法の才能があるんだよ!」


 マドロウの息子、ロイドにカラダを触られたとき、セシルはガーネットの声に導かれて、マナを使いこなせたのだ。もちろん、その時は偶然だったのかもしれない。しかし、才能の片りんを見せたことは確かだ。


「だ、だけど、ボクたち孤児は戦闘職になれない。攻撃魔法は習得できないんだよ」

「それは、なんとかなるよ」


 なんとかなる――って……


 どうやって、妹を説得しようか悩んでいると、ガーネットまでがセシルの肩を持つ。


「エリオット様、大丈夫です。いざとなれば、私がセシル様もお守りいたします」

「ほら! ガーネットもそう言ってくれているし!」


 ほら――って、言われてもなあ……


 とにかく、その件はいったん保留として、これからどうしていくかしっかり考えないといけない――

 エリオットはそう考えるのだった。


*************************

読者のみなさま

ココまでお読みいただき、ありがとうございます!

大変申し訳ありませんが、小説家になろうでの公開はここまでといたします。


もし、「面白かった!」「続きが読みたい!」そう思っていただければ、評価ポイントをお願いします!

もしかしたら、どこかの編集者の目に留まり、続編が出るかもしれません(笑)


その時にはまたよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ