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第17話 猫のぬいぐるみ「てるこ」
プリンセスがばあばからもらった猫のぬいぐるみ。
ふわふわでかわいく、まさにプリンセスにぴったりの一品。
嬉しそうに抱きしめるプリンセスに、ばあばが優しく声をかけた。
「名前はどうする?」
プリンセスは少し考え込んだ後、突然こう答えました。
「てるこ!」
パパとママはお互いに目を見合わせ、思わず吹き出してしまいました。
「てるこ?」と二人は驚きながらも、プリンセスの決めた名前に感心。
どんな基準で名前を決めたのか、全く見当がつかない。でも、なぜかその名前にぴったりな気もする。
「てるこ」――なんとも個性的で、プリンセスらしい名前。
ママが「どうして『てるこ』?」と聞くと、プリンセスはしばらく黙ってからこう答えました。
「だって、なんか…あっちの方がいいかなって!」
その理由に、パパもママもさらに笑いが止まらなくなった。
どうやら、プリンセスの頭の中では、なにかしらの『てるこ』にふさわしい特徴があったに違いない。
結局、「てるこ」と名付けられた猫のぬいぐるみは、プリンセスの新しい大事な友達となり、毎日一緒に遊んだり寝たりしているのでした。




