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第16話 回転寿司と危機管理
休日のお昼ご飯に、家族で回転寿司に行った時のこと。
毎回お決まりのルーティーンで、プリンセスはママの隣に座って食事を楽しむことになっている。
いつものように、パパとママは席を探していると、うっかりママがテーブル席の奥、回転レーン側に座ろうとした。
その瞬間、プリンセスが手を振って、「奥がいい!」と指差す。
「子どもは回転レーンを見たがるからなー」と思いながら、パパは微笑んでいた。
しかし、プリンセスの次の言葉に、パパは驚くことになった。
「プリンセスがこっち(通路側)だと、走っちゃったら危ないよ!」
――え?
その一言に、パパは一瞬言葉を失った。
「危険予測?いやいや、プリンセスが走らなきゃいいんじゃ…?」
確かに、危険を予測してくれるのはありがたいけれど、その後の行動にツッコミを入れたくなったのは言うまでもない。
その後も「走らないでね?」と注意の声にしっかり守れていたプリンセス。まさか、魚を扱う店だけに足が早いと言いたかったのか?だとしたら天才すぎる。
とそんなわけないのに今日も親バカが止まらないパパなのでした。




