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第13話 女の子チームとパパの立場
最近のプリンセスには、新しいブームがある。
それは、「女の子チーム」の結成。
メンバーはもちろん、プリンセスとママ。パパは“男の子だから”と、自然とチーム外にされている。
「ママとプリンセスは女の子チームだもんね〜!」
と嬉しそうに言うその姿は、なんとも誇らしげ。
ただし、女の子同士の距離が近い分、時にはバチバチになることも。
ある日、ママがちょっとした注意をすると、プリンセスは負けじと対等に文句を言い返した。口調も仕草も、ちょっとだけ大人っぽくて笑える。
「ママだってこの前〜だったでしょ!」
――いや、それ反論の仕方がもう女子会。
一方、パパに対してはというと、全く違うスタンス。
「パパぁ〜、これほしい〜」
「パパと一緒にやりたい〜」
と、甘えた声とくりくりの目でおねだり攻撃。
あざとい。でもかわいすぎる。
ママと対等にぶつかりながらも、パパの前では計算ゼロの純粋な甘え。
そのギャップにやられて、パパは今日も女の子チームの“外部支援係”として翻弄されるのだった。




