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エッセイアラカルト

ストレスがこんなに明確に、数字に表れるものか

作者: 降井田むさし

 ストレスがこんなに明確に、数字に表れるものか。そう思ったことがある。

 ストレスが、精神すり減らしているんだな。それを、確信に変えてくれる出来事があった。


 頭痛と吐き気。そして、上手く呼吸ができなくなった。微熱が、何年も何年も続いた。

 産まれたときから、慢性的にあったが、特に酷くなった。


 そこから、精神科に行った。そして何回もかよった。でも、病名とか、特に言われなかった。

 たぶん、ストレスがずっと、掛かっている状態だったのだろう。




 精神薬を処方してもらった。飲んだけど、特に症状は良くならなかった。

 良くなったのかもしれないが、それを実感する余裕はなかったんだろう。


 飲み始めて、2週間ほどたった頃。体重が10キロ増えていた。もっと、はやめに10キロ増していたかもしれない。

 そんなに、数字に表れるのかと思った。ストレスで、今まで痩せていたのかと、驚いた。言い切れないが、ストレスで間違いないだろう。


 そして、精神薬をやめることになった。すると、減った。2週間ほどで、体重が10キロ減ってもとに戻った。

 もう、そういうことだ。ストレス系ガリガリ男子だったんだ。きっと。


 10キロって相当ある。1歳児ひとり分くらいある。そう考えると、ストレスは怖すぎる。

 1週間2週間で、10キロはヤバイ。ストレスがこんなに明確に、数字に表れるものか。そう思った。

 きっとみんなは、こんなのじゃないよね。


 ストレスってヤバイ。そう思った。もう一度だけ言う。ストレスってヤバイ。そう思った。

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