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おしゃれ

掲載日:2022/09/08

 おばあちゃんは、最近元気がありません。

 髪の毛は、ぼさぼさ。

 服は、いつも同じ。

 お化粧もしていません。

「はぁー、なんにもいいことがないわ」

 おばあちゃんは、お茶を飲みながら、ため息をつきました。

 そのとき、風が窓をたたきました。

 外をみると、きれいなアゲハチョウがとんでいます。

「まぁ、きれいね」

 おばあちゃんは、窓をあけました。

 ひらひらとアゲハチョウが入ってきました。

「おばあちゃんも、おしゃれしたらいいのに」

 そう言って、はねをひらっとはばたかせると、

あらふしぎ。

 おばあちゃんは、きらきら光る黒いドレスを着ていました。

「にあう にあう」

 アゲハチョウが、にっこり笑います。

「ほら、お化粧もしてみよう」

 また、アゲハチョウが、ひらっとはねをふりました。

 おばあちゃんのほっぺが、ほんのりオレンジ色になりました。

「ヘアースタイルもかえようよ」

 アゲハチョウが、またまたはねをふりました。

 おばあちゃんの髪が、ポニーテールになりました。

「素敵だよ」

 アゲハチョウが、おばあちゃんのまわりをひらひらとんでいます。

「そうかい。でも、こんなにシワがあったらおかしいんじゃないかい?」

 おばあちゃんは、鏡をのぞいて言いました。

「シワは、おばあちゃんの勲章じゃないの。気にしない 気にしない」

 アゲハチョウに言われて、おばあちゃんは、ちょっとうきうきしてきました。

 おばあちゃんは、きれいなティーカップに紅茶をいれて、部屋にはお花を飾りました。

「アゲハチョウさん、ありがとう。おしゃれすると気分もあがるわね」

 おばあちゃんとアゲハチョウは、ティータイムを楽しんでいます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] いいお話の童話でした(^^) いくつになってもきれいであってほしい。 そんな願いがあるような作品でした(^^) [一言] 良かったら私の作品も読んで頂けると嬉しいですm(_ _)m
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