表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/60

森、脱出③

なんだかんだ1か月も過ぎてしまい申し訳ありません。

大学の課題に苦戦し、投稿が遅くなりました。

今後もこうなることがあるかもしれないです

出来上がり次第するようにします


 そんなこんなで1時間くらいたった。

地べたにずっと座りながら水筒を作っていた。


 水筒といっても、丈夫な葉っぱを上手く繋げた作った簡易的な物になる。


 今の位置は全体を見ても標高が高い位置にあるので周りが見れるが、

森というべきか木しかない。一方向に進むのでこのまま下山するわけだが何も景色が変わらないのはつまらない。


 山だからか、先まで見えるが、見えない方が良かった気がしてしまう。先は長い。


 そして、水筒が4つ出来た。俺が2つ、ジンが2つ持つことになる。今のところ川は見当たらにので、最悪どこかに水たまりでもあればそこの水を入れることになる。


 それに少なからずの食糧がある。


 「そろそろ行きますか」

 「OK]

 

 今の俺たちにできることは森を抜けること。そのために一歩ずつ歩いていくしかない。


 歩いてきた道に、所々の距離で印をつけていく。印といっても、地面に進む方向の矢印を書くだけだ。でも、これをしておけば最悪方向が違っていても修正することが出来る。


 こういった地道なことが、先々で役に立たないとしても、やっておくことに意味があるはずだ。

そんなことをしながら歩いて数時間、気が付いたら日が沈み始めた。


 そんな時にちょっとした石を見つけた。普段は石なんて気にしないが緊急時だったのもありこの溶岩石を見つけた。


 この石は、表面に無数の小さな穴があるので、汚い水をろ過することが出来る石だ。水をろ過をするのに便利な道具だが、重いので移動にはすごく不向きなのが痛い。


 「これ、持ってくか?」

 「一応持っていく、荷物を入れる物が無いから手で持っていくぞ」

 「誰が?」

 「お前が、さあさあ持った持った」


 そう言って強引にジンに持たせた。使うかわからないが使える物なのでもっていく。

 

 日が落ちているので平面なところを探し、そこで今日の活動を終わろうとする。


 移動距離は大体感覚で15~18㎞だと思う。足はパンパンで、明日も歩くのかと思うとやる気を無くす。

 今の俺たちは、火をつけて、横並びで座っている。ジンはサバイバルに強くて10分くらいで火をつけていた。


  「明日も今日と一緒で、食料探しになる」

  「それに関しては異論はないが、俺たちのこれに終わりはあるのか?」


 ジンの言っていることは間違っていない。

森を抜ける事に終わりはあるのか、俺だって分からない。


 だけど・・・


  「決めたろ、どんなことがあっても生きるって」


 そう、2人が歩きながらしていた会話の1つで、

どんなことがあっても生きることを決めた。

 泥水をすすって、草を食ってでも生きることを決めた。


  「ここを抜けたら、・・・・ちゃんとした飯が食いたい」


 そんなことが今の俺たちの願いだなんて、結構追い詰められてんな。

辛いことばっか考えるよりも、楽しい未来考えないと、一瞬でも

死にたくなったら終わりだ。そのことを一番恐れている。


 笑う余裕なんてほとんどなかった。


 でも、発見はあった。 

 

 「この先に泉があるのはデカい。それだけで生きていける」

 「それにしてもよく見つけたな。

 「水が飲みたい思いが天に届いたのさ」

 

 泉を発見したのはジンであった。それは本当にたまたまで、この先の

10Kmいったくらいのところに小さいけどあった。そのおかげで明日は、食料だけ探せばいいということになった。


 「そういや、こんな森ん中だからかもしんないけど、人っ子一人いやしない」

 「民家か、小屋くらいあってもいいと思うけど、こんなとこで住みたいか?」

 「ごめんだな、ここで暮らすメリットがない」


 それもそうだなと俺は思った。


 「明日のために寝ますか」

 「おう」   

 

 このジンとの会話を最後に二人は眠りについた。


・・・・・翌朝・・・・・


 「おはよう」

 「あぁ」

 

 今日はなんだか機嫌がよかった

これも水があるからなのかもしれない。


 身支度を済ませ、早々に目的地に出発した。

道中に木の実、しかなかったが、それでも食料に変わりはない 

 

 3時間くらい歩いて何とか目的の場所についた

山道にも慣れたので歩く速度が少しずつ慣れてきた。

それもこの二人が環境適応能力が高いからなのだ。


 「やっと休憩できる、疲れた」

 「まだ終わりじゃないけど、ひと段落ついた」

 「そうだ、こういうおめでたいときにこそ、カOリーメイトを食べよう」

 

 その発言に待ったをかけようと思った。だけどここで食わなかったらいつ

食えるんだとも思った

 

 俺がどうするべきか迷っていると

 

 「食おう」

 

 その力強い言葉で考えが決まった。

ポケットから取り出して口を開いたときに誤って泉に落としてしまった。


 「なにやってんだ」

 「大丈夫だ、ちょっとくらい湿ったほうがおいしいだろ」


 そういって瓔弐が泉に落ちたカOリーメイトを拾おうとしたとき、

泉から何かが出てきた。


 「あなたが落としたのは、金のカロリーメイトですか?

それとも、銀のカロリーメイトですか?}


 「「は?」」


 二人同時にそんな言葉が出た



 




 

ギャグの部分がないですが、ストーリを少しずつ進めていかないといけないので

複雑です。登場人物も少しずつ増やしていくつもりです

(さすがに2人でギャグは厳しいですねw)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ