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森、脱出➀

 まず、そこにいた人物には心当たりがあった。

知っている顔だから良かったのか、良くなかったのか判断が出来ない。

 ここは前者だと思いたい、何も情報が得られないのは仕方がない、


  「はぁ~~~、遭難者が一人増えただけだなこりゃ」


 まあ、仲間が増えたということでよかった。

朝早い時間とは言え、時間は有限なので寝ているこいつを起こすことにした。


 基本的に言ってこいつとは昔からの幼馴染の関係に当たる。

 物心ついた時から一緒にいた。最後に顔を合わせたのが2年前の成人式だったので、本当に久しぶりである。2年間何をしていたかは噂でしか聞いていなかったのでちゃんと本人の口から聞きたいな。


 そんなことを考えながら肩を揺さぶって起こした。


  「おい、起きろ~~」

  「んだよ、まだ朝の5時前じゃねえか、7時になったら起こしてくれよ」

  「周りをよく見ろ、そして俺の顔も見ろ」

  「なんなんだよさっきから・・・」


 俺の顔を見た瞬間に固まった、それもそのはずで本来こんなとこで会うはずないからである。


  「なんだ、エイジじゃねえか、久しぶりじゃねえか。こんなとこで何してんだ」

  「相変わらずだなジン、もっと慌てると思ったんだがな」

  「・・・・、ここどこ?」

  「今そこかよ、はぁ、どうすんだよこれから」


   名前  佐木崎 靱義 (さきざき じんぎ)  性別 男

   年齢22歳 出身地 ? 身長 182㎝  体重 68㎏

   見た目 銀髪 黒目 右2 左1のピアス 


 ある程度今の状況を教えてあげた、と言っても遭難した、ここは俺たちの知らない場所

くらいしか、言ってない。そうしたらジンが

  

  「どうしますかこれから、取り合えず歩くか」

  「そういう呑み込みの早さは助かる、歩きながら話し合うか」


 そんな感じでいろんな話をしながら2時間がたった。


  「まあ、取り合えず東から太陽が昇っているからその方角に進む、それでいいな」


 俺の言葉に、ジンが頷いた。 

 

  「それから、食料、何より水を確保しないとならない、そういった事ならお前の方が得意だからな、何か案はあるか?」

  「食べ物なら草でも食えば何とかなる、だけど水に関してはどうしようもない、最悪、おれのっ持っているこのカ〇リーメイトで飢えだけはしのげる。」


 真顔でそんなことを言ったジンに疑問ができた。何か重要なことをサラッといわれた気がするからだ。


  (カ〇リーメイト?カ〇リーメイト、カ〇リーメイト!!!)


 思いっきりジンの首を両手で締め上げた。


  「てめえ何でその事を最初に言わない」

  「ごめん、だけど俺も今気が付いたんだ、だから許してね」

  「こんな状況じゃなかったら許してやってたさ」


 マジギレしているエイジに対してこれはヤバいと感じた。許しを請うためにはどうしたらいい、

そんなことを考えてたら、


  「許してもらえるとでも思ってんのか、とりあえずそれは没収な」

  「わかったって、渡すよ、だけどそれ1箱しかないから大切にしてくれよ」

  「大切にはするさ、なんだよメープル味かよ」


 最悪の場合この手に持ってるカ0リーメイを食べるが、それは本当に

最後の手段である。


 水問題に関しては、いつ水が手に入るかが分からないので水筒を作ることにする。

そうすれば、持ち運びもできるし、何より雨が降ってくれれば助かる。

そのためには細長い草を見けないとならない。なので


  「よしジンまずは水筒を作る、そのためには細長い草を手分けして探そう」

  「オッケー、なら俺はこっちの方に行く」

  「ある程度したらまたここに集合な」

  「了解、また後でなエイジ」


 そう言って行ってしまった、サバイバルなどはあいつの得意分野なので安心できる。

当然だが知識はある。だけど知っていたからと言って出来るとは限らない。

 例えば、火起こしなどが有名ある。自然な物を使っての火起こしだと

いくつか方法があるがどれも難易度が高く、初見で成功する確率は低い。だからこそ経験者がいるといないのではサバイバルの難易度が変わってくる。口に出しては言わないけれども、遭難したパートナがあいつでよかったと思っている。俺だけならばベリーハードだけどあいつがいるからノーマルに変わった。

運が味方になればイージーになるが、こればっかしはどうにもならない。


 丁度いい大きさの草がある。しかも結構あるな、運も少し味方になってきている。

更に森と言ったら代表的な食べ物のキノコがある。量的には少ないけど、何もないよりましである。

ただ、見た目だけが何とも言えなかった。赤色のキノコである。


  「こればっかしは、確認取らないとな」


 食べられればいいなと思いながら合流地点に戻っていく。

  


 


  



 



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