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戦場の幻影  作者: Jonathan(ジョナサン)
2/7

第1話 始まり 1

2話目投稿!

 「Aサイト!OK,OKナイスです!」

俺は今FPSにハマっている。FPSの魅力は、知らない人と共闘できる事や、敵を倒したときの爽快感だろう。


 俺は始めた時からずっとスナイパーライフルといわれる種類のものを好んで使ってきた。スナイパーライフルの良さは、敵に見つかる前に敵を一撃で倒せたりする所だ。


 一撃必殺というロマンに憧れる人は多いが、連射力が低く当てづらいせいで接近戦に弱かったりそもそも当てられないと思う人も多い。


 ただ、俺はずっとスナイパーライフルを使い続けた。そのお陰で今はそこそこ有名なゲーマーともゲームが出来るくらいには上手くなった。


 「お疲れ様でした。また明日!」


 もう3時だ。寝るか。


 明日も学校か…流石に大学は出たいと思っているから授業に顔を出すくらいはしないといけない。自分でも頭は良い方なのでテストは何とかなるだろう。




 眩しい…。もう朝か…。今日もまた学校があるのか…。


 目を開けると、そこは森だった。

「は?も、森?」

起きたらそこが森だったらこれ以外突っ込みようが無いだろう。


 とりあえず状況を整理しよう。ゲームする→寝る→起きると森。


 は?まああれだろうな。異世界転移ってやつだろう。多分俺はチートスキル持ちで魔法も使えるんだろう。


 とりあえず街を目指そうか。もしかしてここは死の森って所とかで、街につくと


 「あそこからよく生き延びたな!冒険者になってくれ!」


 みたいな展開かな?


 何事もなく普通に街に付きました。単なる森だったのかよ…。


 と言うか衛兵たち、銃持ってない?見るからにAKっぽいやつ抱えているんだが。


「おい貴様!止まれ!ここに何の用だ!」


「も、森で迷いまして…」


「そうか。では身分証を」


「いや、持っていません」


「無くしたのか?」


「はい…」


「取り調べをする。来い」


 あ…詰んだ。絶対こんな洋服着てるやつ怪しいもんな。良くて牢屋、最悪スパイで首飛ぶな…。


 「おい貴様、何しに来た!」


「森で迷ってここに来ました」


「身分証もそれで無くしたと?出身はどこの街だ」


「とても小さな村で…名前はありません」


「名前がない?それじゃあそもそもお前は身分証がないんじゃないのか?」


「そのとおりです」


「チッ。先に言っとけよ。ここで身分証を作っていけ。その前に身体検査だがな」


 結果、俺は危険物も無かったので釈放される事になった。


「おいお前。名前は?」


「アルトです」


 異世界だし俺のゲームの名前にしておいた。


「名字は…無いよな。これがお前の身分証だ。持ってけ」


「ありがとうございます!」


 と言うか銃は有るし皆洋服だし、思っていた異世界じゃないんだが…。まあ銃はあるし良いか。新しい日常が始まるな!

これからこの世界の暗さが出てくる予定です。

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『神の日記 〜神から見た異世界転生〜』 https://ncode.syosetu.com/n3673gq/ という小説も書いております。 よろしければ読んで下さい。
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