表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/15

旅立ち

「父さん、お願いがあるんだけど…。」


翌朝、俺は父にこう切り出した。


とりあえず、父のステータスを確認してみる。


《レイサム・アルナンド》

年齢...40歳

職業...農民(元戦士)


〈ステータス〉

レベル40

HP...300

MP...125

力...140

器用さ...100

体力...150

素早さ...60

魔力...30

生命力...130

精神力...75


攻撃力...140

防御力...152


〈装備〉

麻布の服


〈所持能力〉

称号...タンク

スキル...【剣術Lv5】【盾防御Lv5】【受け流しLv3】【格闘Lv2】【農業Lv3】


...ほう、父さん結構強いんだな。全然知らなかった。


「お願い?どうしたんだ、突然。」


「俺、成人したから、町に行って仕事を探そうと思うんだ。」


「仕事?仕事って、お前何が出来るんだ?農業の軽い手伝い以外、今迄何もしたことないだろ。」


説明が面倒くさいので、軽く嘘をつく。

「昨日、神様からお告げがあってね。鑑定が出来るようになったんだ。それどころか、翻訳とか、通訳なんかも。」


「神のお告げ?馬鹿馬鹿しい。」


「いえ、その子の言ってることは多分本当よ。」


お、母さんが援護してくれた。


《アンジェラ・アルナンド》

年齢...35歳

職業...農民(元魔術師)


〈ステータス〉

レベル38

HP...180

MP...300

力...50

器用さ...120

体力...80

素早さ...150

魔力...250

生命力...85

精神力...130


攻撃力...50

防御力...82


〈装備〉

麻布の服


〈所持能力〉

称号...隠者

スキル...【火術Lv5】【水術Lv5】【生活魔術Lv3】【博学Lv1】【農業Lv3】


ほうほう、やっぱり結構強い。


「生活魔術の【能力参照】を使ったら、その子のステータスに祝福とスキルが増えてた。この魔法では内容迄は分からないけど...。」


《能力参照》...生活魔術。対象のレベルと、祝福、スキルの数が分かる。


「成人した時に、祝福やスキルが覚醒することは稀にあることよ。その子にもその現象が起きたんじゃないかしら?」


「父さんと母さんのステータスを教えるね。今迄聞いたことなかったから、それで証明出来るよね?」


俺は先程【解析】で見た、父さんと母さんのステータスを告げた。さすがに、父さんも信じざるを得なかった。


「もう一つお願いがあるんだけど。父さんと母さんのスキルを使ってみせてくれないかな?道中の護身に使えるかもしれないから。」


「別にいいが、スキルは長年修練を積んで修得出来るものだぞ。見ただけで覚えられるようなもんじゃないぞ。」


「それも大丈夫。見たものを覚える、そういうスキルを身につけたんだ。」


こうして、俺は旅に出た。



《カラル・アルナンド》

年齢...15歳

職業...農民の長男


〈ステータス〉

レベル1

HP...15

MP...10

力...10

器用さ...10

体力...10

素早さ...10

魔力...10

生命力...10

精神力...10


攻撃力...10

防御力...12


〈装備〉

麻布の服


〈所持能力〉

称号...【転生者】

祝福...【解析】

スキル...【達人Lv-】【剣術Lv1】【盾防御Lv1】【受け流しLv1】【格闘Lv1】【火術Lv1】【水術Lv1】【生活魔術Lv1】【博学Lv1】【農業Lv1】

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ