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プロローグ

初投稿です。ぶっちゃけ素人の自己満小説ですが、よろしくお願い致します。優しくしてくださいm(_ _)m

「田中君、田中大輔君。」


ん?誰だ呼ぶのは...仕事で疲れてるんだから、寝かせといてくれよ。


「う~ん、寝坊助さんだなぁ。いい加減、目を覚ませよ。一応、神の御前なんだから。」


神?何の話だ?


「やっと目を覚ましたみたいだね。信じられないと思うけど、僕はいわゆる、神の一柱だ。」


神?神が俺なんかに何のようだ?


「うん、簡単に言うと、君死んだよ。」


は?


「思い出して、田中君。君は夜勤明けだったよね、その後、駅のホームから転落して...。」


そうだ、俺はブラックな会社で働く警備員だった。当務、夜勤、夜勤と仕事しての帰り、意識が朦朧としてホームから足を踏み外した。


「で、電車に引かれて死んだわけ。」


そうか、それは仕方がないな。で?用件は?


「君、別の世界で生き直さない?」


は?


「ここは滅んだ者が来る、魂だけの異界。僕も滅んでるからね、対した力は無い。でも、人間一人の魂を別の世界に送りこむことくらいなら出来る。」


あんたに何のメリットがあるんだ?


「退屈しのぎさ。滅んだ身だからね、何処の世界にも大した干渉は出来ない。死んだ人間の魂を別の世界に送りこんで、どんな新しい人生を送るのかを眺めるのが、今の僕の一番の楽しみなのさ。」


何故、俺を選んだ?


「選んでないよ、たまたまさ。偶然、君の魂が僕の前を通りがかったたんだ。運が良かったね。」


思えば、たいして面白くもない人生だった。やり直せるなら、やり直してみたいものだ。


「では、新しい世界へご案内しよう。餞に、祝福とスキルを与える。悪戯の神たる、僕らしい、プレゼントをね。この後、僕からの干渉は一切ないから安心して。」


その後、俺、田中大輔の意識は再び飛んだ...。

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