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明日へ  作者: ちゃむ
時計の中
10/60

気まぐれな時間⑤

駅から数分歩いた場所にホールはある。

そこで練習を行うのだ。

まずは発声練習から。

あえいうえおあお、あめんぼ赤いなあいうえお。

などをみんなで声を出して体をほぐす。

次は仰向けに寝転がり息を吸う。

そしてゆっくりゆっくり息を吐く。

腹式呼吸の練習。

お腹が風船になったイメージで行う。

さらには即興劇。

3人でグループを作り、出されたお題で短い劇をアドリブでする。

これがまた難しいのだ。

人の興味を引くには一直線の感情ではいけない。

チェンジオプペースというのか、緩急が大事になってくる。

強力なインパクトも重要で、これは誰にでも出来るが大半の人は変な人になってしまう。

ただインパクトを与えるのではなく、その過程がお粗末であれば冷やかな視線になり上手く積み上げていれば歓声になる諸刃の剣。

「えーっと、佐伯君はDグループに入って」

グループに別れて作戦会議だ。

コント的な感じにするか、シリアスな感じにするか、はたまた隠し芸の様に拍手を狙いに行くか。

こうやって頭を働かせている時が1番楽しいんじゃないだろうかと、そう思うのだった。

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