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エピローグ
PM9:12、送信完了。
体型に合っていない、
くたびれたスーツに、
所々色が剥げた革靴。
お世辞にも綺麗とは、
言い難い格好の中年の男性が、
とある駅のホームの
待合室に座っていた。
「今年も、お疲れ様です」
男性の隣の席にドスンと、
一人の若い男性が腰を掛け、
中年の男性に話しかける。
「あの二人、上手くいくと良いですね」
中年の男性は、
優しい笑みを浮かべながら、
ゆっくりと頷いている。
「流石ベテラン、サンタ歴が違うなー」
「来年もしっかり勉強させて頂きます」
そう若い男性が言うと。
中年の男性は、
また優しい笑みを浮かべながら、
ゆっくりと頷いた。




