前書き ※必読
この話は、かなり前の時代を意識して書いたので、現代とは度量衡を変えて書いています。
なので、
一刻=2時間 半刻=1時間 四半刻=30分
一寸=約3㎝ 一尺=約30㎝ 一丈=約3m 一町=110m 一里=約4㎞
になります。
ややこしいですが、これでお願いします。
また、主人公達の年齢ですが、特に書いていない場合は数え年の年齢となります。
つまり、産まれた時を一歳とし、年が明けるたびに歳を取るという数え方です。
なので、満年齢よりも数え年の方が一、二歳上になります。
それと、本編でも詳しく書きますが、貨幣は金貨、銀貨、銅貨の三種類あり、それぞれまた三つに分かれていて、それぞれの価値が
金貨上=約100万円 金貨中=約50万円
金貨下(アンヴェイル)=約10万円
銀貨上(レンヴァイル)=約5万円 銀貨中(ブウォル)=約1万円
銀貨下(ヒューリック)=約5000円
銅貨上(レックォン)=約1000円 銅貨中(マンウェル)=約500円
銅貨下(リブヤ)=約100円
という風に設定しています。
これはあくまで私が勝手に作った設定なので、現実の貨幣の価値には基づいておりません。
このことは重要でもないので特に憶えて頂く必要もありませんが、現実を踏まえた貨幣価値には基づいていないということだけはご了承下さい。
あと、貴族の爵位ですが、普通の公候伯子男の他に、大臣職の宮中伯、地方の伯爵家で普通の伯爵家よりも上に位置する辺境伯、一代限りの爵位である准男爵を作っていますので、ご注意下さい。
これらのことがご理解頂ける方は、次から本編にお進み下さい。