ここまでのあらすじと人物紹介:深層に眠る最高血種
タツヤたちは、アースホールの最奥にある時空間の歪みを利用し、大迷宮都市ラビリンスまで転移した。
そこにあった街並みは、アイギスによって、破壊尽くされていた。
ラビリンスは非常事態宣言が出されている。
非常事態宣言が出されると、冒険者たちは特定の班に組み込まれる。
タツヤと霞も班に組み込まれるが、そこでもDランクのタツヤを見下す目線が降り注いだ。
アイギスの眷属たちを始末するが、そこに二人の銀髪が対峙していた。
一人はアイギス、もう一人は小さな地図屋さんの店主、リアだった。
リアもまた、バンパイヤの種族の生き残りだった。
リアは、過去にある少女に助けれられ、人間という種族を好きになっていた。その少女と「目の前で困っている人間がいれば助けてあげて欲しい。」と約束をし、破壊活動を続けるアイギスと戦う。
だが、リアは長い間血肉を得ておらず、バンパイヤとしての力を発揮出来ず、敗戦する。
リアにとどめをさそうとするアイギスを止めたのはタツヤだった。
タツヤと霞は、転生を繰り返した者、ふつうの人間とは技が重みが違う。
だが、アイギスはタツヤと霞を高々数回程度転生したものと見誤った。
数回などではない。一万回で数えるを止め、何度も何度も無限とも思える転生を繰り返した。
タツヤと霞は圧倒的な攻撃で、アイギスを仕留める。
それでもなお、アイギスは健在だった。
それを仕留めたのは妖精アリエル、ラビリンスの人々の想いをアイギスにぶつけ、ついにアイギスはいなくなる。
ラビリンスはボロボロとなったが、いつもよりも遅めの夏祭りが始まった。
Dランクとタツヤを見下していた冒険者、グレゴリーもタツヤのことを認める。
ところが、タツヤがあの有名な女湯覗きということが発覚する。
ラビリンスにはまだ、希望が残っているが、タツヤにはやはり絶望しか残ってなかった。
タツヤ:
主人公。ランクDで魔術は扱えないが、何度も転生するうちに剣術だけは長けた。
何度も何度も転生する能力を持つ。彼の人生は暗い。楽しい人生なんてなかった。たった唯一、大学時代にだけ楽しい時間があった。その時に出会った先輩に片思いをする。
今回の転生した世界では、その先輩によく似た人と出会う。そして、彼女もまた、転生者であることを知る。
彼女の過去を知るチャンスがあるも、彼の勇気のなさが、二度とないチャンスを逃す。
タツヤと霞の働きで、アイギスを撃退する。
霞:
タツヤの大学時代の想いを寄せる先輩にそっくりな女性冒険者。転生者。
アースホールの歪みを利用すると、どうやら、霞は転生前はタツヤと同じ場所、同じ時間を生きていたようだ。
それははたして偶然なのか。
タツヤと霞の働きで、アイギスを撃退する。
妖精アリエル:
自称妖精。過去にアイギスの城から、お宝を盗もうとしていたらしい。
アリエルの話によれば、妖精はおならはしないらしい。
グルグル巻きにされることに快楽を感じるらしい。
人々の想いをアイギスにぶつけることで、アイギスを撃退した。
アイギス:
アイギスラントブルカ=ブラッドレイン=ボーンテッドブルーン
自称、最高血種の姫。いわゆるバンパイヤ。
ウザい妖精を追い払うために、手には大きめのハエたたきを持っている。武器は赤黒い槍。
何かの間違いで人間を自ら創造したという。その間違いを正すため、人間を滅ぼそうとラビリンスで破壊活動を始めるが、タツヤ、霞、アリエルによって、敗退する。
朱音:
RGF社の民兵、第一最前線調査部隊曹長。
グローリーホール周辺の調査や警備を担当している社畜社員。ランクA。
グローリーホールに飛び込んだ『ベベルゼルド』という冒険者に恋焦がれ、RGFに入社した。当初、事務職希望だったが、優秀な戦闘能力を評価され最前線へ配属されてしまった。
グローリーホールにいたところ、アイギスに遭遇したが、敗退する。
ベベルゼルド:
冒険者であるが、詳細不明。
仲間と共にグローリーホールに飛び込んだ後、消息不明。しかし、アースホールの近くに彼の書いた置き手紙が残っていた。
リア:
本名、リアノルド=ブランドレイン=アーミルブルカーノ
「小さな地図屋」の店主でいつもはタツヤの作った地図を買い取っているが、その本性は、バンパイヤ。
過去に、ある少女に助けられたことから、人間を好きになった。
ある男に「人間は卑劣で愚劣な種族。でも、全員が全員ではない。目の前で困っている人間がいれば助けてあげて欲しい。」と言われ、その少女と再会する。そして、「目の前で困っている人間がいれば助けてあげて欲しい。」と約束をし、その約束を守るため、アイギスと戦った。
ダン:
Bランク、優秀でもないが、冒険者。詳細は不明。
アイギスの眷属を倒すことができた、数少ない冒険者の一人。
グレゴリー:
Bランク、冒険者。
ラビリンスに非常事態宣言が出された際に、タツヤと霞と一緒の班となった。
アイギスの眷属を倒すことができた、数少ない冒険者の一人。
始めはタツヤをランクDと舐めていたが、その実力をみて、自分の認識が誤っていたことに気づく。
グローリーホール:
深層1.5万mにある大穴で、深層10万mまでに通じる。過去にグローリーホールの底に夢を抱いた冒険者たちが飛び込んだことはあるが、戻ってきたものは誰もいない。
RGF社が地下へ進むための開発を進めている。
アースホール:
地下10万mにあった大穴。アイギスが言うには地球の直径よりも深く1500万m以上あると言わる。地上での物理法則の成り立たず、常識とはかけ離れた現象が起きる大穴。
重量の密度によって、光が偏移し、色とりどりのオーロラのように色が変化する。
さらに深くなると光や空間、時間までもが歪み、過去の時間、異なる場所を見ることができ、転移することすらできる。




