72/208
70あの日、あの時へ(タツヤ)
マンションが立ち並ぶ住宅街。その中にあるDランク冒険者たちが集まるような安マンション。
そんなマンションから一人の女性冒険者が出てきたが、どうやら、通路を塞いでしまって別の冒険者の通行を塞いでしまったようだ。
「おい、じゃまだ、雑魚が。」
そう声をかけるのはCランク冒険者。こうやって自分は偉いと勘違いしている冒険者はよくいるものだ。
「ふぇ~、あ~あらあら、すいませんね。」
と声をかけるのは、、、あっ、霞だ。
―――
これは、ラビリンスの街中での風景、おそらくは俺と霞が出会う直前の風景なのだろう。
だが、違う。もっと昔、自分が知りたいのは霞がこの世界へ転生する前の世界、、、、
そう願うと、世界は、時間を巻き戻すように世界は急激に変化する。




