ミフナシロ（魔神バアル・アバター降臨）
光で転移した先の周囲には死んだマネカタたち。
そして奥にはフトミミと千晶の姿があった。
千晶はマネカタの首を掴み上げている。
千晶
「思い上がった泥人形…
生まれてきた意味を取り違えて…
一人残らず土に還るがいい！！」
そう言って首元を握り、マネカタを吐血させた。
それを放り投げてフトミミに向く。
千晶
「弱いくせに、
生きることには必死なのね。
強くなれる夢を見たこと…
それがおまえたちの罪よ。」
フトミミが隼人に気付き、振り向く。
フトミミ
「…手を貸してくれ、檀。
この女を止めないと…
我らは皆殺しにされてしまう！」
まさか、
名字で呼ばれるとは思わなかった。
ここまでプレイしてきて初じゃないか？
なんか、格好良く感じてしまう新鮮味が
あっていい。
千晶
「…
あら、隼人君…」
フトミミ
「…君は、こんな事に手を貸さないよな？
いつもそうだったはず。
ふつうの悪魔には無い心を君は持っている
…そうだろ？」
千晶
「…あなたにはヨスガのコトワリが
分からなかった。
弱い者の惑わしに負け、
強き者、優れた者が生き残る
美しい世界への道を自ら断ったのよ。
何のためにその体になったの？
きっとわかってないままなんでしょ？
あなたも不要だった…それだけの話ね。
サヨナラ。」
千晶はそう言うと手を掲げた。
すると、大天使３体が舞い降りて来た！
１ターン目
隼人、タルカジャ（１回目）、
破壊神セイテンタイセイ、全体攻撃＋煌天の会心、
妖鬼スイキ、全体攻撃＋煌天の会心、
龍王ユルング、全体攻撃＋煌天の会心、
大天使ウリエルは躱した、
隼人、タルカジャ（２回目）、
大天使ラファエル、テトラカーン、
大天使ウリエル、獣の眼光、
大天使ガブリエル、マハジオダイン、
龍王ユルング、無効化、
隼人は躱した、
大天使ラファエル、テトラカーン、
２ターン目
隼人、タルカジャ（３回目）、
破壊神セイテンタイセイ、スクカジャ（１回目）、
妖鬼スイキ、絶対零度、
龍王ユルング、ショックウェーブ、
大天使ラファエル、マカラカーン、
大天使ウリエル、獣の眼光、
大天使ガブリエル、汚れ無き威光、
破壊神セイテンタイセイ、隼人、無効化、
他は躱した、
大天使ラファエル、ガブリエルにディアラハン、
３ターン目
隼人、タルカジャ（４回目）、
破壊神セイテンタイセイ、全体攻撃＋煌天の会心、
妖鬼スイキ、全体攻撃＋煌天の会心、
龍王ユルング、全体攻撃＋煌天の会心、
隼人、気合い、
破壊神セイテンタイセイ、全体攻撃＋煌天の会心、
大天使ラファエル、死亡、
妖鬼スイキ、全体攻撃＋煌天の会心、
大天使ウリエル、死亡、
大天使ガブリエル、天罰、
破壊神セイテンタイセイ、隼人、無効化、
他は躱した、
４ターン目
隼人、破邪の光弾、
大天使ガブリエル、死亡、
以上、終了。
10000EXP、10000マッカ入手。
なんか、ようやく主人公らしい戦闘終了が
できた気がする。終わり良ければ全て良し。
隼人はソフィアの禍魂を装着していた。
なので破魔系は無効化できたわけだが、
妖鬼スイキと龍王ユルングは全て躱していた
ので運が良かったと思う。
あと龍王ユルングがマハジオダインを無効化
してくれたのも良かった。
先ほど『主人公らしい』と言ったが、
彼が登場する漫画『魔界学園』では、
『気の使い手』として読者を魅了していた。
だからというか『破邪の光弾』のビジュアル
は非常に似合っていると思える。
個人的にお気に入りのスキルだ。
『螺旋の蛇』を習得するまでは、
『破邪の光弾』を維持しようと思う。
ちなみに、
『マグマ・アクシス＋火炎高揚』も魅力的。
だけど仲魔には『プロミネンス』があったり、
『ラグナロク』がある魔王スルトがいたりと、
火炎系は仲魔に任せた方が良さそうに見えて
しまう。
せめて主人公も『プロミネンス』習得できる
環境にしてほしかったよ、アトラスさん。
『地獄の業火』止まりなんて、あんまりだ…
（竜巻やショックウェーブはあるのに何故？）
この戦闘で妖鬼スイキがLV63に。
イービルアイを諦めた。
大天使３体を相手にしているうちに、
千晶はフトミミを殺していた。
千晶
「…泥人形のようには死ななかったわね。
大したものよ。
でも、もう私を止めることはできないわ。
こんなにマガツヒを貯めてたなんて…
泥人形にコトワリが啓けるハズ無いのに。
…いえ、きっとこれは
私のために用意されてたもの…
ここにあるマガツヒを使えば、
きっと、私のコトワリが啓ける…」
そして千晶は祝詞のような言霊を唱え、
異形の手を天にかざした。
すると衝撃音と共に一瞬にして千晶が
悪魔の姿へと変貌する。
羽の生えた、全身が白い化身。
これを見ると、勇の邪神ノアは
ビジュアルでだいぶ損をしてる気がする。
悪魔
「我は来たり。
女の願いに応え、ヨスガの国を創らんと…
我が名はバアル・アバター。
王覇を統べ、栄華をもたらす者なり。
我は知れり…仇なす力の起これるを。
一つは既にサンノウに起こり…
今一つは…おお、
今まさにギンザにて動きたるか！
我もいざ、行きて創らん。
麗しの国を…」
語った後、轟音と光と共に飛び立ち、
バアル・アバターは姿を消した。
そして隼人は強制的に鏡の間に転移。
また光の中に入って転移しても、
誰もいない…
と表示され、戻されてしまう。
止む無くＳターミナルまで戻ってみるが、
付近にいたマネカタたちの姿も無い。
残されたマネカタたちのその後が
気になるが、とりあえず先に進むしか
なかった。
ターミナルでギンザへ移動する。
