アマラ経絡(勇との再会)
アサクサのターミナルに戻ると、早速ヒジリがお出迎え。
ヒジリ
「よう、隼人。
やったな!
マガツヒの流れが元に戻るのが、ここでも分かったよ。
これで、ニヒロは機能停止だ。
氷川もしばらくは動きがとれんだろう。
まずは一安心、てトコだな。
しかし、どうやって止めたんだ?
動かしてたのはニヒロの巫女だったんだろ?」
隼人
「解放した。」
特に隠す必要もあるまい。
ヒジリ
「そうか…
氷川に利用されてたのか、そいつは。
巫女がこの後どうする気か知らんが…
まあ、ナイトメア・システムが止まったから構わんか。
そうだ、お前に働かせてばかりじゃ悪いからな。
ひとつ俺の調査結果でも教えてやろうかと思うんだが…
聞くかい?」
隼人
「聞かせてもらう。」
ヒジリ
「よし、分かった。
それじゃ、ご清聴を願おうかな。
新しい世界を創るには、
『どういう世界を創りたいか』という理念が不可欠なんだ。
この理念が『コトワリ』と呼ばれている。
そのコトワリを手に入れるには、
『守護』と呼ばれる偉大な神の加護が必要なんだ。
世界創造にマガツヒが必要とされるのも、この守護に理由がある。
彼らを呼ぶには大量のマガツヒが必要なんだ。
氷川も、この守護を呼ぼうとして大量のマガツヒを集めてた、て訳さ。
そうそう、さっきアマラ経絡の中で人間に会ったぜ。
マントラ軍に捕まってた人間がいただろ。
知らないか、『勇』ってやつだ。」
隼人
「知っている。」
ヒジリ
「そうか、やっぱりお前の知り合いか。
…で、その勇なんだが、すっかりアマラ経絡の住人と化してやがったよ。
下手すりゃ、どこかへ流されたり、アマラに飲み込まれたりするんだがな。
まあ、こんな世界だ。
ヒトの命なんかに大して意味は無いし、関わりあいになる筋合いもないが…
気になるんなら、勇と会ったあたりに送ってやってもいいぜ。」
ここで一区切りつくが、さっさと行ってきてしまおう。
ヒジリ
「どうだ、勇のところへ転送するか?」
隼人
「送ってもらう。」
ヒジリ
「それじゃ転送するぜ。
勇に会ったら、そんな所にいるのもホドホドにしとけと忠告してやんな。」
その台詞の直後、転輪鼓が回り、アマラ経絡へと転送された。
B2Fからスタートする。
通路にある宝箱からディスチャーム1個、傷薬1個入手。
途中の希薄空間に入ると、声が聞こえる…
ヒジリ
「どうだ…
勇に…は会えたか?」
隼人
「いいえ。」
ヒジリ
「なら、もう少し…奥かもしれない。
見つ…け次第、すぐに脱…出してくれ。
すぐに…だ…
ターミナルが…妙に不安定なん…だ…
どうも…いつもと様子…が違…
…」
ヒジリの声は聞こえなくなった。
以前と違って通路は塞がれていないので、そのまま進んでB1Fへ。
T字路に思念体がいる。
思念体
「最近、外からの客が多いな…まったく。
少し前にも人間のガキが来て、そのまま奥に住み着いちまった。
まあ…オレの邪魔さえしなければ、ダレが来たって関係ねえが。」
左奥の部屋にも思念体
思念体
「なによ…
色々かぎまわってるようだけど、
おしゃべりに付き合う気は無いわよ。
『他人に惑わされるな。真理は自分の中にある』
って言うでしょう?
ひとりで考えてちょうだい。
…って、これも余計なおしゃべりね。」
戻って右側の通路を進んだ十字路に子供の思念体。
思念体
「キミ、この先に行くつもり?
…ボクならやめておくけどね。
この世界に住むヤツって、自分の領域に他人が踏み込んでくるのを
一番嫌うんだ。
ムリヤリ入り込んでも、ヒドいめにあうだけだよ。」
十字路の右側はヒールスポット。
思念体
「…またアンタかよ。
何度アマラ経絡に来る気なんだ?
オレは誰とも関わりたくないんだよ!
回復してやるから、ホント帰ってくれ。」
隼人たちは回復した。
思念体
「何度来たって回復してやるから、帰ってくれ。」
今回は長居しないよ。
十字路の左側は記録の間。
とりあえずセーブする。
子供の思念体が忠告していた先に行くと、スペクターみたいな思念体。
…あれ?
そういえばスペクターとの2回戦があるんだった…
すっかりド忘れしてたよ。
思念体
「オレは他人に干渉されたくない。
消え失せろ。」
まさかの男性ボイス入り。
そして後ろに壁が出来る。
長居する気は無いので、十字路を右に進む。
その先の十字路でまた似た姿の思念体。
思念体
「ワタシは『孤立している』のではなく、『孤高の存在』なのよ!
他人なんて不要なのよ!」
今度は女性ボイス入り。
壁が出来て十字路がT字路になったが問題無し。
左に折れて、2つ目の十字路を右に折れる。
通路にある宝箱から魔石1個入手。
その先の十字路を左に折れれば、B1Fの面倒な思念体は終了。
階段で1Fへ。
通路での戦闘後、魔神ホルスがLV40に。
デクンダを覚えた。
戦闘では幽鬼レギオンや外道ファントムが出現する。
隼人の『破魔の雷光』が大活躍だ。
雑魚は破壊神ディオニュソスと鬼神オオクニヌシの『全体攻撃』でOK。
1Fもさっさと行く。
まずは南側。
右側の通路を進んで宝箱へ。
思念体
「オレはひとりで生きて行ける『強さ』を持っている。
入って来んじゃネエ…」
なら、こんな所に宝箱を置かないでほしいものだ。
通路にある宝箱からチャクラドロップ1個入手。
ワープで戻って、右、左、右、真っすぐと進む。
通路にある宝箱から魔反鏡1個入手。
あとは南側を抜けて北側へ。
左側の通路を進むと思念体。
思念体
「我思う、ゆえに我在り…」
目の前の宝箱(右側)から魔反鏡1個入手。
もう1つ宝箱(左側)があるが、こちらはダメージ。
開けるのは右側だけにしよう。
ワープで戻って今度は右側の通路へ。
また思念体。
思念体
「…強くある事、
それは最も素晴らしく『孤独』である事。」
他人と深く関わるのが怖いという本音を隠した裏返し?
強いどころか、めっちゃ弱い気がするぞ。
アマラ経絡に引き籠ってないで、少し外の空気を吸ってきなさい。
さて、ここを抜けると2つ目の記録の間。
セーブして一息つく。
その脇の部屋にも思念体。
思念体
「ウォォ…ウォマエェ!!
…とか言う悪魔にこの先で会ったわ。
うーん…もっとマッドで…
もっと激しかったわ…」
はいはい、さっき思い出してたよ。
この先の通路にいるので、カグツチFULLに調整して進む。
スペクター
「ヨウヤク、ミツケタァァ…!!
ウォマエェ!!
サガシタゾ…!!
コンドコソ、コロシテ、スッキリ、サッパリ、シテヤル!
ウォレノ、シアワセノ、タメニ、シネェ…!!」
1ターン目
スペクター
「ウォ、ウォ、ウォレ、タクサン、イルゾォォォーー!」
スペクター、群れ集い、
隼人、雄叫び、
魔人ヘルズエンジェル、煌天の会心+全体攻撃、
破壊神ディオニュソス、煌天の会心+全体攻撃、
鬼神オオクニヌシ、煌天の会心+全体攻撃、
隼人、雄叫び、
魔人ヘルズエンジェル、タルカジャ、
破壊神ディオニュソス、挑発、
2ターン目
スペクター
「ウォ、ウォレ、オボエタ、ゾ!!
スゴイ、マホウ、オボエタ、ゾ!!
ウォォォォォーー!!
ウォレ、クウ!
ウォレ、ウォマエヲ、クウ!!」
スペクター、メギド、MPが足りない、
スペクター
「デナイ、ゾ!?
…チカラ、タリテ、ナイ!?
ウォォォォォーーー!!
ウォレ、スウ!!
ウォレ、チカラ、スウ!!」
スペクター、魔人ヘルズエンジェルに攻撃、
スペクター、破壊神ディオニュソスに吸魔、躱した、
スペクター、破壊神ディオニュソスに吸魔、躱した、
隼人、気合い、
魔人ヘルズエンジェル、煌天の会心+全体攻撃、
以上、終了。
EXP6666、3600マッカ入手。
哀れスペクター、吸魔も出来ず、メギドも出来ず。
6体もいるのに、吸魔する度に躱されるから、
勝手にプレスターンアイコンを消費している。
実質3体と戦闘した感じだった。
雄叫びいらなかったね。
その先を進むと、赤いスペクターみたいなのと出会う。
影の男と表示されるけど…どの辺が影なの?
影の男
「…
…
…ウン?…
…
…
…ウン…
…
…
…オマエ…
…ココ…通リタイカ…?」
隼人
「はい。」
影の男
「…ソウカ…
…
…
…オマエ…
…ナンテ名ダ…?」
隼人は名乗った。
影の男
「…ソウカ…
…オマエガ…勇様ノ…
…
…
…オマエ…
…ヒトリハ…
…ヒトリハ…好キカ…?」
隼人
「いいえ。」
影の男
「…オマエ…
…ダメナ…ヤツカモ…
…勇様ト…ダイブ違ウ…
…
…オマエ…ヒトリデ…
…ヒトリデ…生キテイケルカ?」
隼人
「いいえ。」
影の男
「…ソウカ…
…オマエ…勇様ニ聞ケ…
…ミンナ…ヒトリデ生キテク…
…オマエハ…オレダ…」
影の男はいなくなった。
その先の希薄空間に入ると、膝をついている人影が目に入った。
ポンポンと何かを受けたかと思うや、ゆっくりと立ち上がって
隼人に振り向く。勇だ。
勇
「…やあ、隼人。
久しぶりだな。
オレを助けに来たのか?
それとも、捕まえにきたのか?
どっちにしろ、もう必要ないよ。
この世界を当ても無くさまよう勇は死んだんだ。
今ここにいるのは…アマラの力を手にした、偉大なる勇様だ。」
ここで姿がはっきりと見える。
顔を体に数個付けた様は、まるでサカハギの人間版だ。
勇
「それにオレはもう、他人のことには興味も無くてね。
オレには世界の本当の姿が分かったんだ。
唯一至上の自分と、その横を通り過ぎていくどうでもいい人たち…
みんな、オレなんかどうでもいいと思ってる。
そしてオレもみんなを。
だがそれは悪いことでも、悲しいことでもない。
自分の世界の真ん中にいられるのは、結局、自分ひとり…そうだろ?
だから、誰しもが1つずつ、自分の世界を創っていけばいいのさ…
そうさ、これがオレが手に入れたコトワリ…
ムスビのコトワリなんだ。
…オマエもそう思うだろ、
自分だけの世界が創れればいいって?」
隼人
「そうは思わない。」
勇
「…やっぱり、わからんか。
まあ、人間ではなくなったオマエにはどうでもいいことなのかもな。
オレは自分の正しさを、ムスビの世界を創って証明するさ。
隼人、オマエも一人になってみるんだな…」
人混みの描写の中、勇はいなくなった…
希薄空間の先を進むとそのまま出口。
アサクサのターミナルへと戻ってきた。
ヒジリ
「見てたぜ、隼人…
勇には逃げられちまったな。
ヤツは俺が追うよ。
もう、お前はアマラに行かんでもいい。
…集中してやらんとな。
悪いが、お前の相手は出来そうにない。
何か当てがあるんなら、そこに行くも良し、
無けりゃ休みがてら、アサクサの復興の様子でも見て回って来いよ。
何か見つけ物があるかもしれないぜ…」
では、お言葉の通り、残りの箇所が復興したか見て回ってこよう。