オベリスク(モイライ三姉妹)
昇降ブロックの手前にかなり強気な女性の思念体がいる。
思念体
「この上に『モイライ三姉妹』の方々がいらっしゃいます。
…順番になぶり殺されるがいいわ。」
三姉妹があの性格だと、傍にいる思念体の性格も似るようだ。
昇降ブロックで128Fへ。
ここでまずパーティーを整える。
隼人は禍玉ゲッシュを装備。
仲魔は鬼神オオクニヌシ、破壊神ディオニュソス、
魔人ヘルズエンジェルで挑む。
隼人は光の玉を触れた。
まずは右側のHALFへ。1・0・3でOK。
非情そうな女の声
「ククク…
どうだ、カラクリの謎は解けたか?」
声が聞こえたかと思うと、突如姿が現れる。
非情そうな女
「私は運命の三姉妹が長女、…クロト。
私の本分ではないが、お前の命運…
この私が存分に巻き取ってくれる!」
戦闘するものの、わずか2ターンで逃げられる。
次は中央。0・1・0・1・2でOK。
高慢そうな女の声
「オーッホッホッホッ…
これより上には、進ませませんことよ。」
こちらも声の直後に現れる。
高慢そうな女
「私は運命の三姉妹が次女、…ラケシス。
わたくしが紡ぐのは、生きとし生ける者の宿命の糸。
貴方ご自身の運命の糸で、ゆるゆるとくびり殺して
差し上げますわ!」
こちらの戦闘も2ターンで終了。
最後は1・2・1でOK。
冷酷そうな女の声
「フフフ…
カグツチはちゃんと追えたのかしら?」
こちらは登場が微妙に速かった気がした。
冷酷そうな女
「わたしは運命の三姉妹が三女、…アトロポス。
わたしに会ったのが運の尽きね。
このハサミで切るのは生きもの達の命。
つまり…あなたはもう、死んじゃってるのよ!」
こちらの戦闘は3ターンかかった。
さすがに攻撃魔法多彩なアトロポスは強い。
逃げられた直後、全体のブロックが沈んで大きな道になる。
その先にある昇降ブロックで140Fへ。
ぐるっと歩いて反対側の昇降ブロックで135Fへ。
更に昇降ブロックで132Fに下りてみるが、外への扉があるのみ。
もちろん132Fなので、落ちたらひとたまりもない。
つまり外には出れない。
140Fに戻って魔法の箱を2箱開ける。
宝玉輪1個と反魂香1個を入手。
…こっちのフロアが宝物庫に思えるよ。
その間の戦闘で、隼人はLV51に。
ディアラマを諦めた。
地母神クシナダヒメがLV46に。
デカジャの石を貰った。
幻魔クラマテングがLV39に。
破魔の雷光を覚えた。
あとはモイライ三姉妹戦に向けてパーティー編成を戻し、
カグツチFULLに調整して、昇降ブロックで142Fへ。
上の階から強い妖気を感じる…
意を決して上がった。
クロト
「クククク…!
このまま易々と上へ行けると思うか!」
ラケシス
「そうはトンヤがおろしませんことよ!」
アトロポス
「わたし達、モイライ三姉妹の結束力で、あなたを…」
クロト
「紡いで!」
ラケシス
「測って!」
アトロポス
「チョン切ってあげるわ!!」
1ターン目
隼人、雄叫び、
魔人ヘルズエンジェル、煌天の会心+全体攻撃、
破壊神ディオニュソス、煌天の会心+全体攻撃、
鬼神オオクニヌシ、煌天の会心+全体攻撃、
隼人、雄叫び、
魔人ヘルズエンジェル、スクカジャ、
破壊神ディオニュソス、挑発、
鬼女クロト、ラケシスにディアラマ、
鬼女ラケシス、ラクカジャ、
鬼女アトロポス、マハジオンガ、
2ターン目
隼人、気合い、
魔人ヘルズエンジェル、煌天の会心+全体攻撃、
破壊神ディオニュソス、煌天の会心+全体攻撃、
鬼神オオクニヌシ、煌天の会心+全体攻撃、
隼人、鬼女クロトに攻撃、
魔人ヘルズエンジェル、煌天の会心+全体攻撃、鬼女クロト死亡、
破壊神ディオニュソス、煌天の会心+全体攻撃、
鬼女ラケシス、ラクカジャ、
鬼女アトロポス、魔人ヘルズエンジェルにブフーラ、
3ターン目
隼人、気合い、
魔人ヘルズエンジェル、煌天の会心+全体攻撃、鬼女ラケシス死亡、
破壊神ディオニュソス、煌天の会心+全体攻撃、
鬼神オオクニヌシ、煌天の会心+全体攻撃、
隼人、鬼女アトロポスに攻撃、
魔人ヘルズエンジェル、煌天の会心+全体攻撃、鬼女アトロポス死亡、
以上、終了。
とっても楽々なボス戦だった。
『雄叫び』2回に『挑発』1回やったのに『デクンダ』してこない…
ノーマルモードだからかも。
『ラクカジャ』2回よりも『デクンダ』1回の方が良かっただろうに。
『挑発』は敵の物理攻撃をアップさせてしまうが、
この三姉妹は物理攻撃なんてほとんどしないタイプ。
なので、この戦闘で『挑発』はかなりお勧めだ。
あとは攻撃魔法を回避するのに『スクカジャ』を使えば良い。
三姉妹は『デカジャ』使えないので強化し放題だが、
『煌天の会心』と『全体攻撃』があれば『スクカジャ』だけで事足りる。
隼人がLV52に。
息吹の具足を諦めた。
鬼神オオクニヌシがLV46に。
特に何も無し。
破壊神ディオニュソスがLV45に。
酒の宴を諦めた。
専用スキルで専用会話があるのだが、大した事が無いので不要。
アメジストを貰った。
魔人ヘルズエンジェルがLV45に。
メギドの石を貰った。これは嬉しい。
隼人は、ジェドのマガタマを手に入れた。
目の前に、最上階から光が伸びている。
光に入って、昇降ブロックで最上階へと向かった。
その中央には、祐子先生が逆さに宙吊りになった状態でいた。
目を瞑った意識の無いような感じで、先生の意思とは関係なく
マガツヒを集めているように見える。
隼人はそれに手を触れ、ナイトメア・システムを止めた。
集まってくるマガツヒの流れが止まっていく。
隼人は祐子先生を床に下ろした。
祐子
「…ありがとう、隼人君。
何故だか分からないけど、君が助けてくれる気がしてた…」
助ける…
やはり氷川にいいように使われていたという事か。
祐子
「…可笑しいわね。
私、君が困ったときには力を貸してあげる、なんて言ってたけど…
助けられたのは自分のほう…
私には何の力も無いわ。
世界を思う通りに動かすどころか、自分のことさえ、ままならない…
そう、氷川にいいように使われるだけの巫女よ。
『次の世界の中心になっていただく』
とか言われて、欺かれて…
結局、単なるマガツヒ集めの道具にされていた…
…確かに、受胎で世界は混沌に沈み、生まれ変わろうとしている。
私はそれに手を貸したわ。
でも、私の望んだ世界なんて、このままじゃ出来そうも無い。
私の思い描いていたような、人が生きる力と理想を取り戻した世界は…
…私ね、前の世界が好きではなかったの。
安らぎばかり求めるみんなの、無責任で、わがままな振る舞いが
とっても嫌だった。
誰も気付いてないの。
それは幸福なんかじゃなく、ただ怠惰になってるだけ…
競い合う事とか、強くなる事とか、誰も求めないし、
必要も無くなっていた。
だから私は思ってたの。
きっと私達はこのまま力を無くして、いなくなってしまうんだ…って。
そんなだったから、氷川なんかに利用されてしまったのね…
…でも、全てが終わったわけではないのよ。
まだ創世は、その途中…
次の形は決められていない。
私は、ここで私の神を知ったの。
それは氷川も知らない、ここのマガツヒの力で呼ばれた神よ。
その神がきっと私に、創世のコトワリを授けてくれる…」
そう言って天を見つめ、目を瞑った祐子先生に何かが取り憑いた。
顔に憑いて祐子先生の表情が見えず、不気味な様相になっている。
謎の神
「…自由という名の愚か者よ。
お前はその光の下、全ての許しを得るだろう…
我が名はアラディア。
アマラの果てより来た。」
アラディア
「自由をもたらすが我が使命。
いかなる者をも解き放とうぞ。
自らを由とすれば世界には光が戻る、また闇も戻る。
男よ! 創世へ向かえ!
汝もまた、1つの世界なり。
従うな、自らを由とせよ。」
隼人は、アラディアから力を授かった。
隼人の能力が上がり、更に2体の仲魔を使役出来るようになった。
アラディア
「今は力を失いし女も、やがて、それを取り戻そう。
さすれば創世の道へと踏み出そう。
…我はそれを導かん。
男よ、世界を巡り見よ。
汝の創世は、そこより始まろう…」
アラディアはここまで語ると、
祐子先生と共に何処かへと消え去ってしまった。
その直後、金髪の少年と喪服の老婆が現れる。
老婆
「おやおや、アラディアなんぞが、この世界に入り込みましたか。
これはまた厄介になるでしょうねぇ、坊ちゃま。」
金髪の少年は、また左手で口を隠して老婆に何かを伝えた。
老婆が隼人に向き直る。
老婆
「感謝なさいませ。
坊ちゃまは出来の悪い貴方に、知恵を授ける事をお許しになりました。
心して聞きなさい。
このボルテクス界は、いよいよ創世へと向かっております。
…そう、コトワリを啓き、次の世界を創ろうとする者たちの
真の争いが始まるのです。
その中で、コトワリを啓くことが許されぬ悪魔の身である貴方が…
如何なるコトワリを選ぶや、潰すや、はたまた潰されるや…
その苦しむ姿が坊ちゃまの楽しみ。
せいぜい、おあがきなさい。
どのコトワリに傾こうとも、それは貴方の御勝手、どうぞお好きに。
ただ、坊ちゃまに、つまらぬ最後など見せぬよう頼みますよ…」
子供と老婆はいなくなった…
そして一瞬で142Fへと戻された。
祐子先生がいなくなったので、とりあえず地上に戻るしかない。
118Fまで戻ってくると、気の強い女の思念体の台詞が変わっていた。
思念体
「アラ、三姉妹を倒すなんて、アナタやるのね。
…氷川なんてやめて、アナタについて行こうかしら?」
思念体についてこられてもねぇ…
Sターミナル前にいた思念体は、自身で出していた謎が解けたみたい。
思念体
「分かったぞ!
次女のラケシスは『運命』だ!」
運命ね…ラケシスはラクカジャ2回で終わった運命だったよ。
Sターミナルでマルノウチエントランスに移動し、セーブ。
とりあえずヒジリのところに報告がてら戻るとしよう。