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#2 非日常

俺の名はイチ。特に説明することは無い、つまらない人間さ。


「あんた、今日もずっと家にいるの?」


なにか音が聞こえたが、些細なことだ。きっと気のせいだろう。俺は相槌を打つこともなく、その音を聞き流す。まあいつものことだ。


今日は何をしようかと窓の方に視線を向け、目を細める。朝起きてニュースを見て食事をする、これが俺のモーニングルーティーン。絵に描いたようなモブの行動だ。


・・・


バチッ!


何かが弾けるような音と共にあたりが黒に染まった。なんだ?停電か?



ウウォーン!ウウォーン!



町中にけたたましいサイレンが鳴り響いた。なにやらただ事では無さそうだ。


『緊急事態発生!緊急事態発生!各自、マイプログラムを確認せよ!繰り返す!マイプログラムを確認せよ!』


なにを言ってるんだ?

「ゲットインフォ」

そう呟きマイプログラムを確認する。


【パブリック センドオール】


・・・は?なんだこれ?

そこには身に覚えのないパブリックメソッドが浮き上がった。

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