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嫌なこと

工場の作業音が街一帯に鳴り響く。

俺は富田圭一47歳。見ての通り電気工場で働いている電気工事士だ。今まで彼女もできたこともないしこの歳だ、結婚は諦めている。

俺は低収入で趣味もないこの世の落ちこぼれだ。

そんな俺は今電気工場で電気回路を組み立てている。

どうやらこの電気回路は大きいプロジェクトに必要なものらしい。

正直俺はどうでもいい。

人のことなんて関係ない。と思いひとつため息をつく

「はぁ…どうしてこんなんになっちまったんだろう」

と、いつもこんな感じだ

??「おい!君!なによそ見をしているんだ!!」

と声が鳴り響く。

はぁ…またか、俺はいつもこの上司に怒られている。

ただよそ見をしていただけなのにそこまで怒られる意味がわからない

上司「そうやってよそ見をするからそんな低収入なんだぞ!」

それは意味がわからない。誰だってよそ見だってする、

逆にしない方がおかしいと思う。

上司「大事なプロジェクトなんだから今日までにここまで完成させろ!」

でたよ、無茶ぶり、今日は何時までかなぁ


4時間がたった頃だろうか、俺は疲れたが回路を組み立ていた、さすがに4時間ぶっ続ければ力が入らない。

もう帰りたい。そう思った頃だった

俺は疲労が原因で回路を組み立てるはずが手を滑らしてしまい

電気のエネルギーを貯める貯蔵庫を回路と繋げてしまい、

高圧力の電気全てが回路に走り、俺は気づかずそのまま作業を進めていた。

気づかないまま回路に手をかけた瞬間

ビリビリ!!と高圧力の電気全てが俺の体に流れ、

俺は感電してしまった

工場の社員はこの電気に近づくと放電するため工場から逃げていくこの工場には苦しんでいる俺だけしかいない。

俺の意識は朦朧としており小さい頃育ててくれた両親の思い出を振り返っていた。

俺はもう死を悟った。

死とはこういうものなんだと、いつ死ぬか分からないものだと、誰も見ないところで死んでいくんだと。

死を悟った俺は来世はいい人生を送りたいと考えていた。



数日がたっただろうか。

まだ体の感覚があることに気づく。無事生還したんだと思いながら目を開いたら

そこは病室ではなかった。

「ここは森か…?」

そうそこは森だったのだ

ここはどこだと考えながら森を彷徨っていたら…


「村だ!そこで情報を手に入れよう!」


そう、村を発見したのだ。

村は半径1kmもないような小さな村だが情報収集には十分だ


と思い村を訪れると…




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