第四章 戦火
第四章 戦火
牢屋まで道が長い感じがする、目が塞ぎ、何も見えない。目が見えた時、流石に心理的に抵抗があった。牢獄は正直よくない感じがする、薄暗いの地下牢、ネズミが普通に床に走っている。
牢屋はどこの国も同じ、腐った匂いと血の匂いを交えている、この国の牢屋見張りはかなり恩恵をもらったみたい、たるんだ腹は何よりの証拠だ!
「うへへ、今日は可愛い子来たのね、まぁ、どうせん、お偉いさんたち散々もて遊んたゲスの存在だな、まぁ、俺は構わないですけど、上のお偉いさんの食べ残りだけで、我々庶民の一年分の食量になるだろう、もちろん女にもな!まぁ、ここに来たのは、お嬢ちゃんの死期も迫るでしょう、お偉いさんたちもいつも用済みの女はここにいれられ、去年で100の女がここに入れられ、最後は処刑されたぞ、もちろん、子供もあるよ、だから、最後の間ん、俺があんたを可愛がってやろうか。うへへ」
「キモイ、というか近づかないで、臭い匂いがうつるじゃないか、この豚!」
「うへへ、せいぜい無駄の抵抗して、誰も助けにこないから。」
牢屋の見張り番が襲い掛かって来た時、急に地下牢が揺り始めた、時々遠くから爆発音も聞こえる、そして、爆発音も段々大きくなる、人々の叫び声も聞こえるようになった、武器のぶつかり音もはっきり聞こえる、何かあったのは、地上に出ない限り、声だけじゃ何かあったのかの推測さえできない!
「な、なにがあったの、お前の助けが来たのか、む。無駄だ、外は、沢山の兵士が守ってるから、だ、だから無駄だ!」
「馬鹿野郎!そんなの助けなんかじゃないよ、よく聞け、これは敵が攻めてくるの!じゃないと普通の相手は大砲なんで使わるか!いい?ここで選択だ、ここで無意味で死ぬか、それとも私を解放して、ここから脱出するんだ!」
「む、無理だ、お、俺はこの手にはのらないからさ、ど、どうせ何かのだましだろう、こ、この俺には騙されないぞ!」
砲撃の声が段々小さくなった、揺れも収またようだ。
「ほ、ほら、やはり、騙しだな、や、やはり、お、俺には通用しないぞ、た、多分、お前の仲間が外で死んでるから、も、もう無駄の抵抗はやめて。お、大人しく、お、俺に従え!気持ちよくしてあげるから。」
あの豚が言いながら、腰のベルトを解けそうとしている。
この時、早い足音が聞こえるようになった、ここは一本道、来るのは敵の可能性が高い!と思いながら、絶望感が心の底からこみ上げってくる。
「姫様!ご無事でしたが」
「へリシア!助けて、この豚何とかしなさい!」
「かしこまりました」
へリシアは背中から剣を抜け出した、一瞬の動きであの豚、いや、あの見張り係が始末した。
前からへリシアはただ者じゃない感じがあるですけど、今回もその素早い切方、ただ者じゃない可能性が高い!
「へリシア、あんた何者だ」
「姫様、説明はあとで、今すぐここから脱出しなければ、そとは大変の状況になっている、エルフらしい敵が来たのです、魔法らしいきものが城壁を破り、今は城内で暴れている、だから姫様も早お逃げを!
「エルフ、まだエルフ、何ぜ、ここにも出るの」
「さぁ、分かりません、とにかくここから脱出しないと」
へリシアの後ろに附いて、長い階段をくぐった後、目の前に映るのは燃えた町、周囲地価がってる死体、血の匂いと木材の匂いを混ざて嫌な臭いがする。
城の方向に見ると、あの立派な城が半分しか残されていない、もう半分は燃えいる。
いつ走ったかわからない、城門らしいどころに月明りを注ぐ、城門外で馬車を止めている、誰もいない、まるで死を感じるような静かさ。
「さぁ、姫様、馬車にお乗りを、ここから脱出する」
私は馬車を乗り、ある方向に向かって、逃げ出した……