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大陸戦記  作者: 笹木マオ
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三章 対峙

  城に入ると、広い空間が目の前に映り、頭をあげると天井には巨大なクリスタルの明かり、足元を見ると、床は高級の土から職人が焼いたタイルが貼っているみたい、前に進むと、明らかにこちら辺の動物じゃない、今まで見たことがない動物の皮が普通に飾れています。少し歩くと、周りの様子が一変、壁の色が単なる白ではなくなる、代わりに家紋や威厳を示す色などに変わっている。これらの痕跡見ると、そろそろ目的地に着いた頃だと予感をした。

議事庁に着いた、頭をあげると、高台の上に髭のおじさんがド派手の椅子に座っています。

高いどころからの見降ろし、下にいる人に妙な威圧感を与える。でも、私はその手口に乗らない。

 「さすが帝国の皇帝、ご贅沢。」

 「うん………おぬしがあの王女か、噂より綺麗な人じゃな。」

 「あら、どんなつもりでこの話をしているのかわからないですけど、誉め言葉としてありがたくいただくわ。」

 「小さい歳の割には、口がよくきくな。誰と話すのつもりだ」

「そうだそだ、この通りだ、早くキレて、私に牢に入れて、こうなると私の計画が実施できるわ。」私は心の中にこう願っている。

 「あら~自分が皇帝だとそいうくらいの自覚があるよね」

 「まぁ、よい、貴様を呼んだのは、他でもない、貴様が嫁入りするのじゃ、わしの息子のね、決定事項じゃ」

 「はぁ?!じじい頭壊れているのか?それでもお年寄りで、頭の回転が悪くなっているのか?私ができるなら修理したくなる気分だわ。大体、私を誰だと思う、ディアス王国の王女ですのよ。」

「王女?!おぬしの国が滅びたのじゃ。また王女気取りするのか、まあいい、式は来週、よく準備するといい。」 

 私はとある部屋の前に連行された、右見ても左見ても長い一直線の廊下しかない。

 「こりゃ、逃げられないな。」私は小さい声で呟いている。

 「なんだ、逃げる気が?無駄だ無駄、姫様の部屋の向こうのタワーがここの動きが全部見えるのさ。」見張りの騎士がそういいました

 「悪趣味だわ。」

 「で、姫様の世話を担当する専門的なメイドがいる、その子があんたの衣食住が担当するから、明日、正式的に皇太子との対面になるから準備しておいた方がいい」言った後、部屋のドアが固く締められ、完全に軟禁さの身とした。

 「どうしよう、私はあのクソみたいな皇太子と結婚するなんで、ふざけないわよ、顔すらあってないのに、まぁ、色々考えても仕方ない、明日の臨機応変に頼るしかないわ。」

 翌日、朝早くから城の使用人たち起こされ、入浴、着替え、朝はこれだけのことをした、気づいたら、完全にお昼になった。

今日はいい天気、青い空に、雲がない。もし、対面式がなければ、もっと素敵な一日になるかなと思いました。

私を会場に連れた後、私を見張っている騎士たちは、会場の門のどころに戻で立っている。

 「時間だ、面会式が始まる。」

面会式、それは私と皇太子の初対面を記念するために開かれた宴会みたいだ。

式場についた、宴会庁に開かれたため、沢山の貴族が来場している、各机の上に並んでいる料理はどれも鮮やかなイメージがしている。でも、私は宴会に楽しむつもりはないわ。

  周りの会場を不安に見回りの中、金髪の美形イケメンが生意気そうな顔して、服装のセンスあるですけど、アクセサリーが大量装飾の点がまるでどこかの貧乏人が一夜で成金になったような感じ、とにかく目立つ。彼はゆっくり私のいる方向で歩いて来た。

「美しいレディー、僕はこの国の第一皇太子、ベルハンド・F・ウルガンと申します。」言って、軽く私の手を上げ、彼は軽く体を屈め、私の手の甲にキスをした。

礼儀の正しさだけは高く評価してもいいですけど、私と結婚するなんで断じ拒否するわ。

 「あら、この国には礼儀を知っているサルが居るみたいだね。できり礼儀知らずのサルばっかりだと思ったわ。あら、ごめんなさいさると言っても、猿に対して失礼になるかも。辞めとくわ。」

ウルガンの第一皇太子顔は決して悪く無い、せめてこの周辺国では美形の範囲内に入っているくらいだ。急に自分の婚約者に猿呼ばわりするなんで、しかも大勢の貴族の前に。どんなに性格がよくても、さすがに耐えられない。

 「逆ギレするの、あら、気が小さいわね、冗談の一つも二つも言えないなんで、気が小さいわね。クンクン、クンクン、ねぇ、なんかこの辺匂わない?どこからきただろう?クンクン、見つけだわ、あのね、皇太子様で、もしかして入浴してなかった?嫌だ~私、お風呂入らない人大嫌いなの、せめて、香水くらい付ければいいと思うよ、これがレディーに対しての最低限の尊重よ。」ベルハンド・F・ウルガン皇太子は自分の極力で情緒を抑えている何も言わずに私の前に立ち去った。

 よく耐えるわね、あんなに大声で言ってあげたのに。よほどの出来事なのでみんな体を固まって、すこし時間たつとようやく賑やかさが戻りつづある、よく観察すると、みんなが気まずい笑顔をしている

 私は会場を見回る時、遠くから鮮やかな色のドレスを穿いている、材質から見て、かなり高価な材料使っているみたい。

 「ご機嫌よ、ディアスのお姫様、あなたが今、ご自分の立場に理解していらしゃる?あなたは今囚われの身なので、もう少しご自分の立場というものを十分理解した上で発言していただけます?あと、あなた先の発言、もし、私があなたの姫である身分知らなかったら、どこかの山に降りた野蛮人かと思ってだわ、あら、忘れてだわ、元姫ですわよ。」

 「ご機嫌よ、このお嬢様、どこかの貴族はわからないですけど。あなたが今、私に対して八つ当たりしているわよね、それは、どういうお考えから今の行動につなげっているの?」

「私は……そんなつもりでは…」

 この貴族のお嬢様は話声が段々小さくなっていく、最後は怒りを持ったまま、帰ることにした。

急に会場が静かになり始めた、みんなが一つの方向を見つめている、現ウルガン帝国の皇帝ヘルムード・ウルガンが騎士長の護衛により、会場にいらしゃたようだ。

「ゴホン、皆さん、わしの息子の対面式及び婚約式、来ていただき、感謝する。」皇帝様が発言をした。あの感情のない祝い言葉が初めて聞いたわ。

 「さすが権力者、あんなに感情がない祝い言葉なんて、初めて聞いたわ。」

 「貴様、言葉を慎め!」

騎士団長ぽい人が、私を怒鳴っている、まぁ、無理もない、相手の縄張りだし、そして、あの嫌味の発言はきっと不快を感じている。代わりに誰が私にあのような発言をすれば、私もきっと不快を感じるでしょうね。でも、不快を感じているのなら効果があるということになる。

「おぬし、何をするつもりだ、わしの息子と結婚し、皇后になるのが不満かい」

「別に、好きでもない人と結婚したくないわ、それだけですわ。」

「確か、わしがこの前決定事項だと言ったなな、嫌なら、おぬしも用済みということで」

 「私を脅かすつもりですか、あいにく、私はその手にはのらないわ。どうするつもりですか、別に私を牢に閉じ込めでも文句なんていわないわよ。どうせ、私は一人ですから。」

 「なるほど、それがおぬしの望か、でも、そんな簡単に逃がすわけにはいかない、今日はどうしてもというのなら?」

 「別になんもするつもりはないですわよ、但し、宴会くらい暴れてもいいわよ、さきみたいに、あるいは、さき以上かも。暴れたら、流石に外に知られたら、マズイわよね。結局、私の命、あなた様の面子、どちらか重要だと、お分かりになると思いますけど。」

 「わかった、じゃ、おぬしの望通りにしてやる、この者には牢に閉じ込めろ。」

 「はっ!」

騎士たちが命令に従い、私を拘束し、牢に入れられた。


今回のストーリーは張り切ってできるだけ面白く仕上がりました。よかったら感想及び意見頂いてら嬉しいです。

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