第二章ウルガン帝国
ウルガン帝国は軍事力が強い国です、領土の範囲も広い国家だった。強気の外交手段が特徴的です、今から150年前、一次大陸戦争の時、当時の初代皇帝ランドルフ・ウルガンは数百人の精鋭を連れて、敵の国に乗り込んで、たっだの数日間で、敵国の王が処刑され、敵国は自分の国の付属になってしまった。他にも、一人で敵陣に突入し、剣一本で敵陣を破られたとかの説もあります。ランドルフ・ウルガンは生前の人柄や皇帝になる前のことがどこの図書館にも文献すら見つからない、でも、歴史的には、確か存在していた人物です。考古学者により、死後の眠り場所も発見されましたが、相変わらず、初代皇帝であることは副葬品や墓穴の石碑の記述で証明されたが皇帝になる前の記述がない。民間に流れる昔話では信用度が低い、とにかく謎だらけの人間です。
私を生まれた国が滅びた、私を愛したの両親もこの世にいない、今の私は何もいない、家族、信頼できる友達、何もいない。いるのは、私自身だけ、隣のメイドはお城の中にあったような気がしますけど、それについての記憶が薄い…….
国から逃げた後、私たちはこの国のある宿屋に休むことになりました。
「教えてもいいですか、何かあったか」私はメイドの目を見ながら声をかけた
「はい、私の知ってる範囲では」メイドさんがこう返してくれた。
「私はエイミーと申します、姫様は私のことがあんまり知らないと思うですけど、私は基本的にはキッチンやお城の客室の掃除がメインで、基本的には王家の前には出ない。そして、最近、辺境伯様がいらしゃっているそうです、詳しくはわかりませんが、確か国王陛下との会話の中、何度も揉めていたそうな感じがした、結構声大きいですけど、姫も聞こえたと思うですけど、で、他の子に聞いたら、城中の使用人がうわさになっている、何か弟が兄の王座が奪いに来たとか、さらに、おととい、長ロープをかぶって、顔を隠した人が常に辺境伯の傍にいるらしいです。衛兵さんに話を聞いてみると、顔隠したロープの下に長い耳があるらしいです。」
「長い耳?精霊かな、本当に長い耳があるの?見間違いではないでしょうね」
「わからない、衛兵さんの話によると、また完全にはっきり見ようとしているとき、もう中に入っちゃったから。」
私はこれらの話を聞いて、色々な事を考え始めた。
「じゃ、姫様、私、ちょっと夕飯の支度をしますね。」
「……」
私は考えことが夢中で、彼女が何を言ったが全然気つかない。
「辺境伯、つまり、父上の兄弟、私の叔父、でも叔父様の領地がかなり離れているみたいですし、そこまでワザワザ王都に来て、明らかにおかしい、でもむやみに人を疑うべきではない、でも、どうにも気になります。
「姫様、大変です、外に何かが貼っています」エイミーの大きい声が急に私の思考を邪魔して、上手く思考できない、怒ろうとしている時、彼女の慌てて表情を見ると、何かあったのはわかりました。
「外に何か貼っていますか」
「あの、姫様、私、字読めないです、でも姫様の画像が貼っているらしい、姫様は王族なので、字読めると思って、こっそりもってきました」エイミーが鞄から羊皮紙みたいなものが持ち出して、私の前に広めていた。
「ウルガン帝国では、この人探しています、見つかったものはすぐに近くの衛兵に報告せよ、以下は皇帝の発言です、この人は我が隣国の友人を殺し、中にいる使用人の生死を問わず隣国の城に放火した凶悪犯、どうか、国民の皆さん、我が友を殺した犯人を見つけだせ!見つけたものには金貨1000枚と爵位を与える。」画像の人物が薄いですけど、真っ白な銀色な髪が特に目立つようになっています。
「何か友だ、散々自分が大国という身分で我々周辺の弱小国家に威圧を掛けたのに、いつもいつも無理な条件ばっかり
「だだだだだ」急に宿屋の下には声が聞こえて、足音のようです。窓辺で覗いてみたら、鎧を穿いた兵士が宿屋の周りを囲ていた。よく見たら宿屋のオーナもいるみたい、となりの士官に何かを言っているそうです、同時に私たちの住む部屋の位置を指で指しているようです。
当然ながら、私は逮捕された、でも、私は牢に連行していない、逆に城の方向に連れていかれた。
ウルガンの城は、故郷の城よりはるかに大きい、しろの前の広い広場があり、材質を見るとかなり高貴石材を使ってるらしい、階段も同じ材料でできている、真ん中の道を巨大の鳥を刻まれています。城は真っ白に見えます、それは使われた石材の原因です、この辺で最も珍しい石材星屑の石。城の正面は王権を示した家紋を描かれています。東西南北それぞれの方向にタワーがいて、タワーの上にはそれぞれ四人がまわりを見張っています。