↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『腫れ物扱いの先輩が、私には優しい』  作者: もんじゃ
『腫れ物扱いの先輩が、私には優しい』
45/251

第42話


 「……先輩、お久しぶりです」


 「……いらっしゃい、蛍」


 約束通り蛍はお土産を持って家にやって来た。夏らしい淡い色のワンピース姿で可愛らしい。


 「……先輩、ちゃんとご飯食べてました?」


 蛍が本当に母親のように聞いてくるので俺は苦笑しながら


 「……適当に何か食べてたよ」


 そう答えたらジト目で「適当ですか……」と見透かしたように繰り返す。


 「……先輩の健康の為にも毎日ご飯を作りにきますね?」


 「いや、それはさすがに大変だろう!?」


 「……家にいると宿題を怠けてしまうので先輩のお家でやるというのはどうでしょう?」


 蛍はなんとかして俺の家にやって来る建前が欲しいようだ……


 「……蛍、無理しなくていいからな。でも……一週間会えなかったのは寂しかったよ」


 ほぼ毎日のように会っていた蛍とたった一週間だけでも顔を見なかったことがこんなに寂しいと感じるとは思っても見なかったことを素直に伝えると


 「……先輩、私も先輩と会えなくて寂しかったです……」


 蛍も同じ気持ちだったと俯いて答える。


 俺は初めてのこの感情に戸惑いながら「いつでも来れるときに無理しないで遊びに来てくれ」と蛍に伝えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。