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第40話
期末考査が終わり、答案返却が終わった放課後。
「蛍、結果どうだった?」
「……はい、成績上がりました」
蛍がいつもの様に「先輩のお陰です」と言うので「蛍が頑張ったからだよ」と言い返して「それじゃ今日は早く帰ろうか」と話していたらメールが届いた。
『先輩のお陰で中間より成績上がりました、ありがとうございました』
そんなメールが市井から届いたので蛍にも「こんなメール来たぞ」と見せたら
「……一年生のお二人から連絡って良くあるんですか?」
そんな風に聞いてくるので思い出してみたら
「……いや、そんなにないぞ?草下部なんか一度もないな。メルアド交換する意味なんて無かったと思うんだけどな」
まぁ、悪い噂のある俺なんかと関わりたい奴なんか居ないだろうと思うし……そんなもんだろう。
「それはそうと、もうすぐ夏休みだが……蛍は予定あるのか?」
予定なければたまには二人で街で遊ぼうかと思ったら
「……夏休みの最初の一週間ほど田舎のおばあちゃんの所に家族で行く予定があります……」
「……そうか、気をつけてな」
一週間か……
「……先輩、帰ってきたらお家に伺って宜しいですか?」
「お土産持っていきます」と蛍が言うので
「……あぁ、楽しみに待ってるよ」
そう蛍の顔を見て答えた。




