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第22話
「……初めて見ました」
ファ○コン……俺の家にあるゲーム機はこれしかない。
「……二人で遊ぶなら……双六みたいなゲームだけどこれで良いか?」
『た○しの戦国風雲児』
「……初めて見ました」
「あれ?知らない?ビ○トた○し」
「……いえ、ビ○トた○しさんは知ってますけど……」
「初めてだし『日本縦断』で……俺のBGMは『せん○ょうのめりーさんのひ○じ』で良い?」
「……お任せします」
そうしてゲーム中はどんな会話をしていたかというと……
「ははは、ほたる丸、川落ちた」
「……先輩、何でそんな簡単にホールインワンできるんですか!?相当やりこんでませんか!?」
「本当は『仕官』から『統一』までやるのも面白いんだけどね」
そんなこんなで遊んでいたら夕方になったので
「蛍、そろそろ暗くなる。送っていくから」
「……はい、先輩。この続きは今度やりましょう」
「え?このゲームはセーブできないぞ?そんな機能はついてない」
「……えっ?」
蛍が呆気にとられたような顔をしていた。仕方ないじゃないか昔のゲームなんだから……




