表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『腫れ物扱いの先輩が、私には優しい』  作者: もんじゃ
『腫れ物』大学編
172/251

第26話


 「ふふっ、やっぱりちょっと恥ずかしいもんだね」


 下着を胸に着けながらつばめちゃんが照れ笑いをしながらそんなことを言ってきた。恥ずかしいなら止めとけば良いのに、先程までつばめちゃんはヌードのモデルをしてくれていた。誰から習った訳でもなく独学で絵を学んだ私は人物の裸なんて初めて描いたので上手く描けたかわからないが、私なりに一生懸命描かせてもらった。


 「ねぇ、つばめちゃん。ちょっと痩せた?」


 裸をじっくり観察してそんな感想を抱いたので尋ねたら、つばめちゃんは少し苦笑いで


 「ははは、ちょっとね。ダイエットだよ!」


 「つばめちゃんにダイエットなんて必要ないのに……」


 「ふふっ、ありがとう。でも痩せたいって気持ちはわかるでしょ?」


 「それは……わかるけど」


 このお話はこれでおしまいとばかりにつばめちゃんが私の描いた絵を覗いてくる。


 「うん、実物より綺麗に描いてくれているね!ありがとう、とても素敵!」


 「実物の方が綺麗ですよ」


 「ふふっ、これは睦月君に見せちゃ駄目だからね」


 「つばめちゃんが持って帰らないんですか?」


 「……うん、これは蛍ちゃんが大事に持ってて、お願い」


 「はい、それではお預かりしますね」


 先輩に見られないようにきちんと片付けて、つばめちゃんとお話しながら原稿を進めていたらもう暗くなってきた。


 「つばめちゃん、今日はお泊まりするんでしょ?」


 「泊まっていっても大丈夫?睦月君が泊まりに来たりしないの?もし睦月君がいきなり来たら……三人であんなこととか!?もう、蛍ちゃんのエッチ!」


 「もう、つばめちゃんたら何を言っているんですか……」


 「てへへ」


 今日、先輩はお仕事と学校で、次の日もお仕事なので、私の家には来られないと言っていたのでつばめちゃんが裸でいても問題無かったのだ。


 「それじゃ、ご飯にしましょうか」


 「あー、ごめんね。私は軽くで良いからね」


 つばめちゃんはあまりご飯を食べなかった、あんなに細いつばめちゃんがダイエットしてるなんて……私も頑張った方が良いのかなぁ。そんな食事を終えたあとは


 「ふふふ……蛍ちゃん!さぁ、一緒にお風呂に入りましょうね!」


 「えぇ、本当に一緒に入るんですか?」


 「当たり前だよ!私の裸をあんなにねっとりとした視線で辱しめたんだから!今度は私の番だよ!」


 「ね、ねっとりとした視線なんてしてません!」


 「もう、さぁ、行くよー」


 つばめちゃんに服を脱がされてしっかりと洗われた。勿論、私も洗い返したが。


 「ふひー、いい湯だねぇ。やっぱり一人でお風呂に入るより楽しいね。次は睦月君も一緒にお風呂に入ろうよ」


 「駄目です!」


 「えー、水着でも?」


 「駄目!」


 たとえ水着でもつばめちゃんの裸は先輩の目に毒です、あんな谷間なんて……ううっ、胸囲の格差が……格差社会は辛いよう。

 

 



 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ