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月兎大亡命  作者: タナカ
10/17

ニュームーンエンカウント

 いままで空を飛んでいるときだけ寒さを感じていたが、最近は地上にいても肌寒いと思うくらいになってきた鈴仙。幻想郷の住人も長袖を着こんだり、厚着したりしていた。香霖堂での一件の後、鋭と会って話したが永琳が望むであろう情報は得られず、五人目の居場所もわからずじまいで数日が経った。飛燕を永遠亭に匿う約束も当の本人が忘れていてなかったことになり、新しい住人が増えることはなかった。


 空を浮く月は日が経つにつれてかけていき、今は限りなく細い三日月で新月と言ってもよい程だった。この現象は月の都では見ることは出来なかった。


「私は地上の月になれるのかな……?」


 今でこそ自分を客観的に見ることが当たり前だが“あの頃”はそうではなかった。いつまで経っても臆病で自分勝手、それ故に幻想郷の閻魔様に地獄行きを宣言されてしまうほどだった。


「貴方は十分に働いているわ」


 永遠亭の庭で空を見上げて呟く鈴仙に誰かが答える。近づく気配こそ感じ取ってはいたが気にはしていなかった。振り返るとそこには絶世の美女と比喩される整った顔と雲鬢を持つ少女の姿があった。意外な人物が現れたことに鈴仙は恐縮し縮こまる。


「永琳がイナバの話をよくするの。それを聞く限りあなたはよくやっていると思うわ」


 輝夜はその時の情景を思い浮かべるかのように瞼を閉じる。そのすがすがしい表情からして永琳に悪いことを聞かされているようには見えない。


「そうですかね?」


「自分でもまだ十分でないと思うのならもっと頑張ればいいのよ。イナバ、あなたは確実に成長している。自信を持って」


 そう言って宙に飛び上がる輝夜。まだ教えを請いたいと言わんばかりに目で追う鈴仙。月の姫に太鼓判を押されてもまだ自信が持てない……というよりも自分を謙遜しているのだ。


「どこか行かれるのですか?」


「ちょっと宿敵(アイツ)に逢いにね」


 鈴仙はその一言で彼女の行き先を察する。互いに切磋琢磨(?)ができる存在がいることはうれしいことだと昔の鈴仙には理解できないが今はわかる。そのような思考ができるだけでも鈴仙は自分が成長しているのだと自覚する。月を赤い瞳に映し「明日は新月か……」と呟いた。


***


 朝早くから霧雨魔法店の庭で独り土に向かって水をあげている彗青は強烈な睡魔に襲われていた。虚ろな瞳は今にも閉じそうで足取りもおぼつかない。少し休もうと店の壁に持たれて水色の天を見上げる。白い衛星を見て、自

分はあそこから逃げたことを思い出す。そのまま眠ってしまおうと彼女が瞼を閉じようとした瞬間に巨大な翼を広げた人型が視界を横切った。


「ぎゃあぁぁぁ! バケモノ!!」


 彗青は飛び上がって必要以上に驚いた。つい先ほどまで眠気に支配されていた脳は怪鳥に襲われて消し飛んだ。そしてこのことを魔理沙に伝えるため扉を勢い良く開け、ドタバタと店内に入っていく。


「魔理沙さん! バケモノがっ、怪鳥が現れっ……来てください!」


「うるさいなぁ、見間違いだろ」


 静かに本を読んでいた魔理沙はうんざりとした声色で本にしおりを挟んだ。朝早くからいい迷惑だと魔理沙は思いながらも彗青に手を引かれながら凍える外へ出た。


「白い翼の怪鳥がいたんですよ!」


 彗青はバケモノのいた場所を指さすがいるはずもなく、魔理沙はさっさと扉を閉めて逃げる暖気を閉じ込める。彗青は「さっきまでは飛んでたんですよ」と余程信じてもらいたいのかもう一度戸を開けようとドアノブに手を伸ばすが魔理沙の体で遮られた。


「そういう妖怪は幻想郷にはいくらでもいるから日常茶飯事だと思っといた方がいいぜ」


 魔理沙は素っ気なく事を片付けて読書を再開するため、ノソノソと椅子へ戻った。彗青はそう言われ、幻想郷はそういう所なのかと納得して水やりに戻る。その時、彼女は件の怪鳥が落としもの思われる羽毛が庭に落ちているのを見つけて、手に取る。その白い羽根にはごくわずかの赤い液体が付着していた。彗青は興味本位で羽根を顔に近づけると鉄の様な匂いが鼻を通る。


「血?」


 怪我をしていたのか返り血が飛んでいたのか知る由もないが気味が悪いので彗青はすぐ無造作に投げ捨てた。羽毛はひらひらとゆっくり左右に振れながら地面に向かうがその前に塵と化し、風に吹かれて遠くへ運ばれていった。


***


 博麗の巫女は柄にもないことにこそこそと例の玉兎トリオをストーキングしていたが、同時に三人の監視は非常に骨が折れるものであったことをやり始めてから理解した。それはもう何日経ったかわからなくなるほどに彼女は疲れ果てていた。それ故に魔理沙にそれらを手伝ってもらっており、また監視対象と同じ種族の鈴仙の協力を得るために神社に招いていた。


「遅いわね……どこで油を売っているんだか」


 霊夢は賽銭箱の前で腕を組み、仁王立ちをして狂気の赤眼を待っていた。少しすると小さな足音と共に兎の耳が見えて徐々に頭、体と順番に姿が見えてきた。


「やっと来たわね」


「ごめん、ちょっとね」


 霊夢が話すために近寄ると鈴仙の左肩に僅かに形を残した白い鳥の羽根のようなものが乗っているのを見つけるが気にせず話を進める。


「用事って何?」


「例の三匹の兎だけど出来れば一週間くらい様子を見るのを手伝ってくれないかしら? お偉方がうるさいし、私と魔理沙だけじゃ骨が折れるのよ」


 鈴仙はこうなるだろうと内心予想していた。大人数で地上に降り、人里付近で暴れ、終いには魔法の森で大規模な戦闘と来たら賢者は黙ってはいない。普通なら自業自得で放っておくところだが、同じ逃亡者の気持ちがわかる鈴仙は彼女らのことを理解してもらうために霊夢の依頼を受けることにした。


「まぁそうなるよね……わかった、できる限りでやってみるわ」


 思いのほか簡単に協力してくれたと思った霊夢は早速行動を起こそうとふわりと宙に浮く。


「今から行くの?」


 鈴仙が見上げながら訊くと「居場所がわからないもの」とまた素っ気なく返される。今まで霊夢が何をしていたのか気になった鈴仙だが面倒なので聞かなかった。


そうして霊夢は鈴仙が持つ玉兎の特殊能力を使って三匹の居場所を特定してその場所へと向かった。


「あ、いたいた」


 人里の雑踏に紛れて近づいてくる鈴仙に気づいた彗青が手を振ると後頭部を見せていた三人が振り返り顔を見せる。肝心の監視の依頼人は少し遠くから通行人に紛れて四人の様子を見ている。そうしている理由に彼女は『月の獣だらけで気が狂いそうだから』と冗談かのように笑いながら言っていた。


「調子はどう?」


 鈴仙がテンプレートな台詞を三人に投げかける。別に深い意味は無く、ただ社交辞令としてその言葉を使うのが当たり前だからだ。


「そりゃあもう。退屈しなくていいよ」


 緋燕は手のひらに乗せた団子を転がしながら答えると一つ口に放り込んで咀嚼(そしゃく)する。横に居た彗青も緋燕の手から団子を奪った後に頷いて同調する。こうなると話題は月の都での愚痴がメインとなるのだがそれを知っている秋翠は話を切り替えようと話題を移した。


「そういえば鈴仙は最初に地上に降りた時はどうだったの?」


「とにかく驚きと苦労の連続。あまりにも環境が違い過ぎてカルチャーショック的なものを起こしかけたわ」


 鈴仙はそう言うが他の三人は同じ種族でもそのような様子ではなかった。彼女らは心持ちが鈴仙と違う。単に逃げ場として地上を訪れた鈴仙に対して彼女らは地上に憧れを覚えたから来たのだ。鈴仙もこのことには気づいていた。


「そうそう、地上に来て分かったこととかいっぱいあるよね。月が日によって違う形に見えるとか」


 幻想郷に来て数々の発見があった。月の満ち欠けもその一つで、元々月に住んでいた彼女らもそこが地上からどう見えているのか多少は気になっているのだろう。鈴仙もそうであったように。


「今夜はシンゲツ? だったけね……黒い月じゃ見映えしないなー」


 彗青は片言でうろ覚えの月の名を口にする。当たり前のことだが月は太陽光を反射して光っているため、月面ではそこが光っていると感じることは難しい。だから逃げた彼女らでも月が美しいという地上人の考えが分からなくもなかった。


「黒いんじゃなくて光が当たっていないから見えないだけだよ」


 緋燕はそのことがあたかも当たり前かのように真顔で答える。普段から表情豊かな彼女のことだから珍しいと横に居た鈴仙は思う。


「私なりの表現よ。てゆうか緋燕はそんなことどこで知ったの?」


 緋燕は最初に何か言おうとしていたが「いや、文献で読んでね……」と言葉を濁したが彼女のことだろうと誰も気にはしなかった。


***



 夜が更けて霊夢の監視の手伝いも終わった帰り際に鈴仙は川の傍に座り込んで昨日のようにふと空を見上げた。この星を閉ざす紺色の天上に散りばめられた、小さな点はどれも遠い過去の記憶で今それらがどうなっているのかは知る由もない。月の都でも幻想郷でも何度も同じような星空を見た。ただ違うのは一番大きい星だった。生命のいない青い水平線に浮かぶ瑠璃色の球体は『監獄』と呼ばれていた。罪を犯した者が落とされる穢れ多き星。今でも彼女は夜に水辺を訪れると無意識にそれを探してしまうのだ。すぐそこにあることも忘れて。今日もそうだった、水に映るはずのない星を探して。


「満月……ですって?」


 新月の今夜に在るはずのない満月が水に反射していた。驚いて視線を上へと向けるも見事な満月がそこに存在しており、信じられない光景に鈴仙は思考で体の動きが止ってしまった。幻覚かそれとも昨日の輝夜とのやり取りは夢だったのか。不可視の満月だとでも言うのかと鈴仙は困惑した。


「ここにいたか」


 頭上から声がしたので見るとそこには鈴仙と同じブレザー、兎の耳の少女が満月をバックに腕を組んで浮いていた。その時鈴仙は五人目の逃亡者がいることを思い出した。


「あなたまさか逃げてきた……」


「逃げてきた? 違うな、私は馬鹿ども四人衆をここに連れて来た案内人だ」


 鈴仙は緋燕の言っていた正式な許可と謎の五人目の正体を今知った。だがただの案内人がなぜ今まで亡命者を装い幻想郷に残っているのだろうか、という疑問が鈴仙の頭をよぎった。


「実は“あの人”に用があって残っていたのだが」


 玉兎は夜空と同じ色の髪をなびかせて地上に降りてきた。玉兎がもつ赤い瞳が闇夜に妖しく輝く。少し幼く見える容姿に比例しない口調はギャップを感じさせる。


「まず名前を名乗ってくれないとあの人には会わせないわよ」


 玉兎同士、月の民同士で“あの人”と名前を伏せても大体伝わる。謀反した後でも慕う人がなお多く、月の都の王ですらも絶対的な信頼を置く人物は一人しかいない。


「あぁ、自分は(ごく)(びょう)だ。八意様に手紙を届けに来た」


 そう言って彼女はブレザーの内ポケットから真っ白な封書を取り出した。それには宛名も何も書かれていない真っ白な状態だった。怪しく思った鈴仙は「誰からの?」と問うと「自分も知らない」と即答する。獄猫曰く、月の都で前髪が顔の殆どを隠すほど長い玉兎に地上に行くならこれを永琳に渡せと封書を押しつけられたそうだ。


「何ですぐに渡さなかったの?」


「恥ずかしながらどこにいらっしゃるのかわからなくてな……君に渡してもらおうと考えたのだ」


 獄猫ははにかみながら答えると鈴仙の回答も待たずに封書を差し出した。鈴仙は「え~」と低く唸る。渡すのが面倒だからではなく、押しつけられたことを人に押しつけるのかと心の中で困惑していたからだ。そこで彼女はこの不届き物に地上の厳しさを教えると同時に、永琳が直接月の話を聞けるようにするため永遠亭に連れていくことを考えた。


「じゃあ一緒に行きましょ、お礼がもらえるかもしれないわ」


「い、いえ。見返りなど求めていないので」


 獄猫は怪訝な表情をしてぎこちない動きでその場を立ち去ろうと踵を返すも鈴仙に手首をつかまれて阻止される。意外にもその力が強く振り解くことができない。鈴仙は明らかに怪しいこの玉兎を逃がす気はないようだ。


「何をする!?」


「監獄は甘くないわよ」


 獄猫はさっさと月へ帰るつもりだったが自分の至らなさ故に地上に長居してしまいこのような状況に陥ったことを後悔した。彼女は鈴仙にズルズルと引きずられて、永遠亭に連れ去られてしまった。


***


「……それが件の手紙と兎ね」


 永琳は鈴仙から差し出された封書を受け取ると中身を取り出す。封書から現れたのは少し小さい長方形の紙切れだった。鈴仙が見ている面は裏側らしく何も書かれておらず、師匠のみている面に何か書かれているのだろうと彼女は思った。永琳が手紙から目を外すとすかさず鈴仙が手紙に何が記されていたのか訊く。


「特に何も書いてないわね」


 そう言って表側を見せると内容を確認せんと鈴仙がにじり寄ってくる。紙には『木刈木凍乃泳泳ャ力”久兀、阿奈多二八畿加”伊八久和江奈伊』と意味不明な文字の羅列が書かれていた。


「何か意味があるのでは無いでしょうか?」


 当たり前のようなことを永琳に言うと傍で正座をしていた獄猫が「あたりまえだろ」と口を出す彼女は恐縮して体が小刻みに震えていた。そんな姿を見て獄猫の気持ちを汲んだ鈴仙がお茶を手渡した。


「とにかくこれは返すわ。届けてくれてありがとう」


 永琳は紙を封書に戻して獄猫のブレザーのポケットに無理矢理差し込んだ。その時に胸元のひびの入った半月型のブローチに目が付いた永琳は「上弦の月……スパイダーラヴィの所属?」と訊いてきた。獄猫は自身の胸元を確認し、少しの間沈黙してから答える。


「……はい、今のところは」


 彼女はそれ以上そのことについては何も話さなかった。気まずい雰囲気が場に漂い、ただただ時間だけが過ぎていった。永琳もまずいことをしてしまったと少し反省している。


「そういえばさっき外に居た時満月が見えましたよ」


 鈴仙が突拍子もなく話題を切り替えて場の空気を和ませようとする。永琳も「今日は新月のはず、幻覚の症状がみられるわね、ちょっと眼球を……」と冗談を交えながらその意図を組む。もうさっきのことは忘れようと思った獄猫も暗い顔を上げ、その波に乗る。


「それは自分が能力で見せたもので、鈴仙の記憶にある月を取り出して視覚化した虚像だ。」


「能力? あの満月はあなたの仕業なの?」


「そうだ。焦っている姿は見ていて面白かったぞ」


 獄猫は外見相応の笑顔を見せる。永琳もさぞ滑稽だったのだろうとその様子を想像して微笑んでいる。馬鹿にされた当の本人は顔を赤くして押し黙っている。なんで助け船など出してしまったのだろうと後悔した鈴仙は「私はこれで失礼します」と吐き捨てるように言い部屋を後にしようとする。


「彼女を玄関まで送ってあげなさい」


 その場から逃げようとすることを永琳は許さないようだ。今まで散々逃げてきた鈴仙に逃げ癖を直してほしいという願いがあるのか、はたまたただ単にちょうど外に出ようとしていたからなのかは永琳のみぞ知る。


「わ、わかりました」


鈴仙は永遠亭の入り口まで獄猫を案内し、帰りは竹林の上を飛んで行くように伝える。迷いの竹林ではまず徒歩で帰ることは不可能に近い。


「アナログコンパスが狂うということは磁気が乱れているのだが、そんな所に住んでいて不健康にならないのか?」


 科学技術の進んだ月に住む兎に不似合いな銀色のコンパスを色んな場所に近づけながら話す獄猫。その度に針は北ではない方角へ赤い印を指す。


「別に今まで何ともなかったけど」


 鈴仙は思い当たる節がないか記憶を探るがその様なことは見つからなかった。それに波長を操れる彼女なら電磁波をどうにかできるので問題ないはずである。


「地上は面白そうなところだが月の方がいい。野蛮な奴もいないからな」


 獄猫がニヤニヤしながら無駄な一言を付け加えると、それが(かん)に障った鈴仙は腕を振り上げて追いかけるそぶりを見せる。


「それじゃあさっさとお暇する。もう会うことはないだろうがな」


 追いかけてこない鈴仙から逃げるように獄猫は空へ飛び上がって竹林から去っていった。辺りに静寂が戻ると鈴仙は踵を返して永遠亭へ戻る。その際にまた騙されていないか確認するために空を見上げたがそこには小さな白い点しかなかった。


「どうでしたか彼女は?」


 自分ではどこにでもいる同類にしか見えなかったが師匠はどのような印象を受けたのかと気になった鈴仙は永琳の所へ戻って獄猫について尋ねてみた。それにまだ手紙の内容を理解していない。


「オリオンの顔や素性は全て把握しているけど彼女は違うかもしれないわね。それに手紙が全てを語っていたから十分よ」


「それなのですが私には内容が理解致しかねるのですが……」


「あら、ウドンゲがあれをそのまま読んでいるとは思わなかったわ」


 永琳はクスッと馬鹿にするように笑うと鈴仙は「冗談言わないでくださいよ」と口を尖らせる。


「子供じみた暗号遊びよ。半分は目で見て、後は少しの知識ね」


 永琳はいつも答えを教えようとはしない。


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