表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/8

1月5日

1月5日 (雨)


今日も雨。

どうしよう、どうやったら帰れるの?

早く帰らないといけないのに。学校なんてどうでもいいから、早く帰らないと、こんなおかしな所にいたらここで会った人たちみたいになるかもしれない。

お菓子もあと少ししかないし、どうしようどうしようどうしよう。

死にたくない。

今日はここより少し遠くのゴミ山に行ってみた。

今までは、人に会いたい、誰かに会いたいって思ってたけど、でも、今は人に会うのが恐い。会ったらあの袋の中身みたいになるかもしれない。殺される。

今日行ったゴミ山にはあの黒い袋はなかった。少しほっとして、ゴミ山を探った。

このゴミ山には残飯ではあるが日持ちが出来そうなジャーキーなどがほんの少し、カスのようだけれどあった。それだけでも嬉しくて私は物乞いのように食べれる物をかき集めた。

今は生きないと。

私は死ねない。

死にたくない。

まだ、死ねない。

水だって不衛生な雨水を飲んでいる。普通の生活をおくれるだけで私って本当に幸せだったんだって思った。

ああ、帰りたい。



~明日する事~

○今日と同じように食料探し

○生きる

○帰る方法





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ