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第一章 An opening of hide-and-seek

空には星が輝いていた。


満月だけが、一筋の光だった。


夜しか生きられない私は、何を求めているのだろう?


沢山の人を殺した。


殺す理由もなく、ただただ、殺し続けた。


血に染まった両手は、もう、何も掴むことはない。


ないはずなのに、求めている。


何を?


何を求めている?


皆と同じ生活を?


違う。


元に戻れることを?


違う。


じゃぁ、何を求めている?


頭に浮かんだ、思いつくはずもない言葉。


〃天使〃


そうか。私は天使を求めているのか。


おかしくて、笑ってしまった。


もし、居たら


そんな奴、私が殺したげる。


欠片一つなく、綺麗に。


夜はまだ、始まったばかり。



♪ さぁ、かくれんぼゲームの始まり


  どこにいるの?


  早く出ておいで


  出てこないなら


  こっちから探しにいくよ


  My dear dear angel.♪(私の可愛い、可愛い、天使ちゃん♪)




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