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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

呪物か偶然か

作者: TatsuB
掲載日:2024/09/02

この世の中には科学では説明ができないものもある

その中には呪物があり文字通り呪われた物だ

例えば、有名なものだとバズビーズチェアという椅子はがある

これはこの椅子に座った者たちが次々と死んでいくことで

「呪われた椅子」と言われるもの

他にはアナベルの人形というこれもまた人を亡き者にする

「呪われた人形」で呪物扱いとされている

この様な呪物は他にも多数、実際に存在してる。

それらは写真に収められ現物は見れなくとも、ネットで画像として見ることができる。そして画像で見る分には多少なりとも悪寒を感じる方も居ると思うが実際に被害にあうことはないだろう。

だがそういった呪物の中には画像ですら見たら不幸に見合うものもある。


これはその呪物を見たものの話しをしよう

彼はたまたまホラー動画を見ていたらそのような呪物があることを知った。

興味本意で調べてみると画像は簡単に出てきて、見た画像を思った率直な感想は

気味が悪いなという、呪物をみて一般的に皆が思うような感情だった。


数日後彼の地域に台風が接近した。しかし被害というものは停電程度であり

特に問題は無かった。しかし彼の頭には例の画像が頭をよぎった。

が、たまたまだろうと偶然で片付けた。

寧ろ仕事が休みになりラッキーだとさえ思っていた。


そしてまた好奇心でその画像を調べて見てしまった。

次は何か起こるかな?と期待しながら

そしたら後日頭が痛くなり熱もでたので病院へ行ったところ

最近の流行り病にかかってしまった。

がこれも死に至るものでもなく呪いとは関係なく誰が病気になってもおかしい話ではなかったのでこれも偶然だと彼はそう思った。

寧ろまた仕事を休むことが出来たので、彼的にはゆっくりできてまたラッキーと思う程度だった。

ここまでくると次は何が来るのかなという気持ちでいた

そしてまたその画像を見ることを繰り返し

その度、不の面もありつつ彼的には好都合うだと思うことが何度か続いた。


そんな事が続くので、友人たちにその話をしてみると

その話をきっかけに仲良くなった女性がいた。


月日が経ちその呪物の事など忘れ

女性と結婚することとなった。

結婚する際にその呪物の話で彼女と出会ったことを思い出し

「何が見たら呪われるだ」と半笑いした

しかし思い出したことでまたその画像を興味本意で見てみた

そしたら子に恵まれ呪いどころか幸せになるばかりであった。

彼は「これは自分を幸せにしてくれる画像だ」と思い込んでいた。


しかし最初に言った通りこれは呪物である

それに前にもいった通り「不の面もありつつ彼的には好都合うだと思うことが何度か続いた。」

そう不の面もあるのだ

彼は忘れていた呪物ということを....

というよりも信じていなかった呪物の呪いを


彼はある頻度でその呪物の画像を見ることが癖つくようになっていた。

しかし悪いことが起きても呪物のせいにするほどのない一般的な不幸であったし

こういう偶然の積みかさねでたまたま呪物扱いになったものだと思う様になったし、そう考えている人も数多くいる。


しかし偶然なのか呪いなのか

子どもは生後一年も経たずに病におかされ残念ながら死に至った。

そしてすぐに妻は癌に侵され数か月でこの世を去った。


彼は

人生で一番の幸せを手にしてすぐに

人生で一番の不幸を味わった。


彼は思い出す妻との思い出を

そして思い出す妻との出会いを

そうあの呪物の話で出会ったことを


これは偶然なのか呪いなのかは彼には分からない

だが彼にとって今そんなことはどっちでもいいことだ


この先の人生を彼は自ら捨てたのだ。


これが呪物の写真を見ただけでも呪にかかると言われた

一つの呪いの物語である。


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