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005.配信の結果とカラオケと

せっしょんたのしい!(現実逃避)

TSものでVRMMO思いついたんですが書き始めると最悪こっちともどもエタりそうなんですよね

書きますけど(なお公開する予定は現状無い)

 ピコン、ピコンと通知が鳴り響いている音で目覚める。



「んぁ…なにごと…」



 スマホを開く。するとそこにはdiscordとTwitterの通知が大量に。



「っふぁ!?」


 取り敢えず一番上のふぉるて氏のdiscordを開く。そこには…


 _________________________________________________________________________

 ふぉるてるて:初配信したのなら教えなさいよー!

 ふぉるてるて:告知一回だけとか流れるに決まってるでしょー!

 __________________________________________________________________



「あっやべ」



 そう、配信をするとは言ってあったが初配信を昨日することをふぉるて氏には個別で伝えてなかったのだ。忘れていたわけではない。ただ「別にいいか~」と思っていただけである。課題やるって言ってたし。



  _________________________________________________________________________

 霖:すいません、課題やるって言ってたみたいなので忙しそうだから言わないほうがいいかと思いまして

 ふぉるてるて:ぐっ、実際配信のアーカイブ見つけた時課題の進捗死んだから何も言えない…

 _____________________________________________________________



 多分許されただろう。じゃあTwitterを開くか…。てえ!?通知が+表記とか初めて見た…(唖然)。あとDMにも何件か来ているみたい。これは最後にするか…(目逸らし)。というわけで通知欄を開くとそこには…


 ______________________________________

 ___________________________________________

 ふぉるてるて @fortelte   5時間


 @nekonakikonne

 初配信呼びなさいよー!!!!!


 返信75 1.2万RT 3.6万いいね


 ___________________________________

 _____________________________



 ワ、ワァ…………(現実逃避)。

 これは次の配信開幕土下座かなぁ…。


 …この調子だとタグもひどいことになってそうだな。エゴサするか。初配信の次の日にエゴサするのか…。いや割とあるか。

 そう思いつつ配信タグを検索…ておいトレンド。



「うっわトレンド10位とか怖」



 多分ふぉるてネキのせいだろう。きっと。おそらく。十中八九。

 そう思いつつ検索欄にタグを入れ、検索。

 すると出てきたのは…



 ______________________________________

 ___________________________________________

 宇風遥@オーバーライブ @sorakazeharuka   6時間


 さっきの配信同業者というかV的妹(?)とマッチしてたのね

 回線落ちの試合だったしコラボできないかしら


 返信23 1.4万RT 4.5万いいね


 ________________________________________


 ふぉるてるて @fortelte   6時間


 初配信呼ばなかったから強制コラボの刑でもしたろかな


 返信2 2.3万いいね

 ________________________________________


 宇風遥@オーバーライブ @sorakazeharuka   5時間


 こっちもDMしますけど強制はやめてあげてくださいね


 2.4万いいね

 ___________________________________

 _____________________________



 …スゥー。はい、DMこれですかそうですかデビュー前に見てた人からのコラボとか嬉しいけどうわぁぁぁぁぁ(発狂)。



 〜5分後〜



 DMを確認する覚悟ができた。よし…。


 _______________________________________

 @sorakazeharuka


 ◎始めまして、宇風遥という名前で企業Vをやらせてもらっている者です


 ◎よろしければ、コラボをさせていただけないでしょうか


 ◎時間はそちらが決めてもらって大丈夫です


           はい、大丈夫です◎


  むしろ新人なので有り難いです◎


  時間は金曜日の22:00あたりがいいです◎


 ________________________________________



 よ、よし…。コミュ障が発動しなかった…。

 あぁー疲れた。学校行くのめんどくさい。行くけど。



 ◆◆◆◆◆



 DMの返信が来た。喜びのあまり布団の中で発狂する。うん、アーカイブ観初めて即限界化したからって衝動的に自分の立場を使ってコラボの誘いをしてしまったけどOKならいい…よね?



「はぁー…学校行こう」



 今日こそ誰か話したい。あわよくばお友達になりたい。ネッ友もいいけどリア友も大事だからねー…。


 鏡に映る自分を見る。自画自賛になってしまうが相変わらず顔は良い。シミ一つない顔、一眼見ただけでもわかるほどに綺麗に手入れされている髪はロング。小さい頃告白されたときとかでよく「お人形さんみたい」とか言われている容姿だが、年齢を重ねるうちに冷たい印象与えるようになっているようだ。




「いっそ髪切ろうかな…いやでももったいないしなぁ…」



 そう言いながらネット上では「宇風遥」名乗る私、「五十嵐(いがらし)晴華(はるか)」は家を出た。…本日使う国語の教科書を忘れて。



 ◆◆◆◆◆



 配信云々は一度おいて学校である。なお現在休み時間。そして次の時間は国語。

 隣でガサゴソとカバンを漁っているような音が聞こえる。俺はいつも通り寝たフリをしてぼーっとしていた。一番最初のHRでなぜか早速席替え(くじ引き)をし、その結果得た窓側の端っこで一番後ろの席だ。ちなみに俺のクラスの教室は右側に廊下があるタイプだ。

 そして右側の人。ちょろっと聞いた話だと先輩達作新入生人気度ランキングみたいなので上位らしい五十嵐さん。大和撫子な雰囲気をもつ、いわゆる「高嶺の華」のような人物だ。で音からしておそらく次の授業の教科書でも探しているのだろう。



「あっ…机の上だ…」



 こぼれ落ちるように出たその言葉からして教科書を忘れたようだ。R.I.P.である。なお俺は頼まれない限り教科書を貸す気がない。ド畜生な思考だが、正直関わりたくない。めんどくさそう。お昼休み寝たフリ聞き耳勢のお陰で陰口を自分の席の近くで言われてる時があったが、内容は「席替え窓側一番後ろでしかも五十嵐さんの隣とか勝ち組だろ裏山」みたいなことだった。まあそのくらいのお方なので面倒なのだ。彼女に教科書を恵む人がいるのを願うばかりである。



「ん?どうしたの?」

「国語の教科書…忘れちゃって」

「なるほどー。よし、私が貸してあげよう!というか一緒に見よう!」

「あ、ありがとう…」



 とってもテンションとトーンの高い声。多分これ五十嵐さんのもう一人の隣である化野(あだしの)さんだな。声と顔と名前を覚えるのはひっそり生きるのに必須技能だ。だって逃げる場所とか考えないとだし。というか五十嵐さんの声どっかで聞いたことあんな。まいっか。



 ◆◆◆◆◆



「「「さよーならー」」」



 HRが終わり、俺はバイト先「喫茶店 隠れ家」の連絡事項を見る。そこには「本日検診のため休業です」とある。(´・ω・`)そんなー。行くとこない…。


 そういうことを考えていたところ、前の席の末野くんのあたりが騒がしくなっている。



「カラオケ行こーぜー」

「おーいいなー」

「誰誘うかー」



 おーう陽キャだ…。にしてもカラオケか…。久しぶりに行くか?



 ◆◆◆◆◆



 私は今、カラオケに来ている。女装して。うん、私の今名乗っている名前は(りん)。ネットやってる時のモード、別名プライベートモード。なんかよく少年達が使ってそうな名前だなぁ…()。


 女装する理由は2つ。1つ目がニアミスキャンセル。背恰好はともかく性別を着替えたからそう簡単に私が僕…俺とわかるはずがない(油断)。2つ目が単純に楽しいからだ。そうじゃなきゃやらないよ。強制女装は幼い頃くらいでしか駄目です。オトコのコの尊厳が破壊されるおそれがあります。私?私は男としての尊厳(そんなもの)はないよ。


 そんなわけで。



「…では2時間ですね。お部屋は◯◯番です。ごゆっくりどうぞ〜」



 2時間歌うことにした。なお現在学校が終わってから1時間である。なお学校からここまで30分弱。"もし"陽キャ軍団がここに来ていて"もし"彼らが時間設定を2時間半にしていて"もし"私のことに気づく…ような事がなければ、まぁセーフだ(特大フラグ)。




 2時間後。そこには元気に騒いでいる陽キャ共の姿が!クソが代。非国民カラオケ93点の私でも無理だなあれは。こわいこわい。戸締まりすとこ。いや無理だわ。会計のとこに屯すんな。


 5分後くらい。彼らは会計のとこから離れていった。コンっのクソ陽キャがよぉ…。心の中でそう悪態をつきながら会計をする。こっちの形態だとなんかガラが悪くなるんだよね。なんでだろうね。



 そして会計が終わり、カラオケ店からでる。すると入口付近にはまだ屯してる陽キャ共の姿が。うげぇ…。



 そう考えると、なんかこっち向いてきた。えっ何々…(聞き耳)。ふむふむ、ナンパと。んでその相手はそこの黒髪ロングのニットでロングスカートのおねーさんと。…私じゃねぇか!(今の服装ドンピシャ)

 そうして私に近づいてくる陽キャども。こわいこわいこっち来んなめんどくさい。



「そこのおねーさんキレイっすね!一緒に遊びません?」



 コミュ力の暴力ぅ…。怖かったので影を全力で薄めながら苦笑い。逃げる準備はできた。



「あはは…。さっきまでそこのカラオケで歌っていてね。疲れたからもう家に帰ろうと思っているんだよ。ごめんね少年」



 一度は言ってみたかった少年呼びが出来たことに内心喜び。まぁ同学年だけど。というか同じクラスだけど。


 …などと考えていると、陽キャ軍団はどっかに行こうとしていたが一人、私のことをじっと見る末野くんが。末野くんは後ろの方にいたから私のことを観察する事があったかもだけど。バレたかな?でも身体に目立った特徴はないんだけどなぁ私。胸もBのパッド入れてるし。うーん…?


 そう考えながらも、私は帰宅し、金曜のコラボについて宇風さんと話を詰めた。



 ◆◆◆◆◆



 先ほどナンパに失敗した、あの清楚に見えるけど何処か妖しげなお姉さん。いや身長的には175cm()よりも一回りくらい小さかったため160cmくらいか。でも雰囲気がとても妖しく、なのにふっと見失いそうになる。なにあれ。初恋泥棒かなんかか?

 そして気になったのは、彼女がしていた、おそらく癖なんだろう行動がどこかで見たような記憶があったからだ。どこだっけ、あの「右のサイドバンクを人差し指でくるくる弄ぶ」やつ。

 まあいいか。さっさと帰ってドラムでもやろう。


 そんなことを考えながら、俺、末野(すえの)友一(ゆういち)は、友人たちに「じゃーなー」と声をかけてから帰宅した。


陽キャムーブ?ナニソレオイシイノ?(コミュ障人見知り陰キャ)


実はヒロイン()もう出てるんですよね。


SNSの表現をする時の枠線、書式というかテンプレ作ってないんですよね

なので雑で申し訳ないですがこのままでいきます

この作品自体息抜き制作なのでね…(死んだ魚のような眼)

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