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第四話 なかなか始まらない。その二

第四話その二です。前書きは特に思いつかないです。話の内容を明かさないようにって難しいですね。次からは知っているかもしれない国語系のプチ情報でも話していこうかと思います。

シンが去ってから、私達はどのミッションから攻略していくのかについての話し合いをしていた。


悠「一からとかは?」

彩葉「難易度的に大丈夫ならいいんじゃない?」

コン「お二人ともミッションの内容を見てから考えましょうよ。」

悠「確かに。それを見ないと決めにくいよね。」

コン「決めにくいどころか出来ないと思いますが。」

悠「そこはまあ、一か八かで。」

コタツ「そんな決めかたでいいんですか?」

悠「なんとかなるって!」

彩葉「その考え方で悠ちゃんが上手くいったことは?」

悠「ほとんどない!」

コタツ「じゃあ、やめておいたほうがいいんじゃないですか?」

コン「私は面白そうなのでそれでもいいんですが、私達の役割は護衛ですから一応反対しておきますね。」

悠「私になんかあったらコンが護ってくれるって信じてるよ!」

コン「ふむ…。じゃあランダムで行きますか。」

コタツ「それ、さっきの一からってのよりもひどいんじゃないですか?」

彩葉「どっちもどっちだね。あと、いい加減にミッションの内容の確認しよ?」

悠「そうだねー。とりあえず見てみよっか。」


内容はこんな感じ。(以下コピー)

1,ハイドからのおつかい

2,鈴からのおつかい

3,クレスの手助け

4,お婆さんの手助け

5,お爺さんの手助け

6,異世界に行く日の正式名称決め

7,ラストミッション!異世界について知ろう!そして呼び名を付けよう!!


あ、おつかいと手助けの違いは

おつかい→頼まれて君達が行く

手助け→主にその場で相手を手伝う

って感じになってるよ。

詳細は…君達は行き当たりばったりのほうが上手くいきやすそうだからその都度相手に聞いておいて。でも、長引きすぎても良くないので、順番を決めることをお勧めしまーす。


※ミッションは同時並行可能



悠「じゃあ7からにする?」

コン「あ、いいですね。」

彩葉「いや、ラストミッションって書いてるし、最後にしといてあげようよ。あと、ミッションのタイトルも7だけ意気込みみたいのが違うし。なんかあるって、多分。」

コタツ「案外なかったりしそうですけどね。」

悠「どっちもあり得るね。」

コン「じゃあ、やはり1からにしておきますか?」

悠「うん。4と5は誰かすらも分からないし」

彩葉「6と7はミッションそのものが謎やし、後に回したほうが良さげよね。」

悠「思いつかなかったか、『あ、そういえば決めてなかったし、悠達に任せればいいじゃん!僕って天才かも!てか、神ってるわー!あ、元々神だった!あはは!!』の二択かな。」

コン「もし後者ならば、次に会ったときにでもお返しをさせていただきましょう。」

悠「…お返しじゃなくて、仕返しな気がするのって私だけ?」

彩葉「私もそう思う。」

コン「ふふ…今から楽しみですね。」

コタツ「コン様が悪い微笑みを浮かべておられる…。」

コン「コタツ、以前から気になってはいたのですが」

コタツ「どうかなさいましたか?コン様。」

コン「それ、やめにしませんか?」

コタツ「それってどれのことでしょうか?」

コン「私に対する呼び方と敬語です。」

コタツ「え!?で、ですが、立場というものがありますし…。」

コン「立場もありますが、私達兄弟じゃないですか。前みたいにお兄ちゃんって呼んでくれていいんですよ?敬語も、コタツが頑張って習得しようとしていたので止めませんでしたが、少し距離があいてしまったように感じて寂しかったです。」

悠「二人とも似てるなーって思ってはいたけど、兄弟なんだ。」

彩葉「お兄ちゃん…。」

コタツ「どれだけ前の話を!ってか、せめて兄さんで妥協点だと思うけど!?」

コン「あ、それで充分です。変わってませんね、今も昔も。怒ると口調が前に戻るところとか。」

コタツ「数年じゃそんなに変わらないと思うよ、兄さん。…やっぱこっちのほうが僕は話しやすいかな。」

彩葉「いいと思う。」

悠「数年なんだ。神様だから、何百または何千歳とかかと思ってたよ。」

コン「私達はまだ若いほうで私が17、コタツが13歳ですね。」

悠「コンが私達より一歳年上なだけなんて…全然信じられない。」

彩葉「口調や見た目、全体的に大人っぽいからかな。」

コタツ「かもしれないですね。」

彩葉「あ、私達にも敬語で話さなくていいよ。」

悠「うん。そういうの気にしてないし。」

コタツ「あ、はい!」

彩葉「まあ、急に変えるのも難しいよね。」

悠「いつか慣れると思うわ。私は敬語苦手で、ちゃんと話してるつもりでも『言葉としてはちゃんとしてるはずなのに、全然敬語に聞こえない。不思議やねー。』って言われるくらいやし。」

コン「それは語尾が『○○なんですよねー。』みたいになっているからとかかもしれませんよ。」

悠「あり得るね。」


そうして、私達はミッションと関係のない話ばかりをしながら、ミッション1のため、ハイドに会いに部屋を出て行った。

次話はちゃんと進んでくれることを作者自ら願います。キャラが元から個性的すぎて逸れるのを止めるのがほぼ、いや、不可能な気がしてきました。それもこの話の良さだと思っておいてくださると幸いです。主人公の悠は私に似ている部分と私の憧れである性格な部分があります。どこがどっちなのかは、またいつか機会があれば話させていただきます。話は多く逸れますが、恐らく無駄な部分はないでしょう。…あとは未来の私に託した!

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