第12話 明日の予定 その2
鈴「じゃ、私達は明日が早いからそろそろ寝ようかな。」
ハイド「そうだね〜。寝る時の部屋割りどうする?今からまた移動ってのも大変そうだし、悠ちゃん達はみんなここで寝ちゃう?」
悠「そうですね。結構前の話で神様達に聞きたいこともありますし。」
シン「いや、だからあの盗み聞きはわざとじゃなかったんだってば。」
彩葉「盗み聞きって言っちゃってるじゃん…。」
コン「今のは完全に失言ですね。」
シン「さらっと僕を裏切ってそっち側に行くなよ。コンだってこっち側の人間でしょ。」
コン「私は人間ではないです。何をふざけたことを仰っているんですか?」
シン「だから僕にだけ口調がキツいって。」
コン「あと私はあなたの味方ではありません。悠さんの敵になったら、真っ先にあなたから狙います。」
シン「怖すぎるって。そんな来るかも分からない日なんて考えても仕方ないんじゃない?」
コタツ「敵になったらそれほどの脅威だってことですよ。」
コン「わざわざ言い直さなくていいです。褒めたくないので。」
シン「敵になると脅威って褒め言葉なの?素直に喜べない感があるんだけど。」
ハイド「まあまあ、そんな日はほぼ来ないだろうし気にしなくていいんじゃないかな。私達が敵になることなら、ワンチャンあるかもしれないけどね。」
鈴「笑い事にならないような発言しないで。早く寝なきゃいけないんだし行くよ。お姉ちゃん。」
そう言って、ハイドと鈴は自室に帰っていった。
シン「じゃ、今後の話し合いをしようか。」
悠「今後の話し合いならハイドさん達もいる時の方が良くない?」
シン「いや、話し合いは今後の行動についてだからね。いつまでもハイド達と行動するわけでもないだろうし。」
コタツ「…寝るべきですよ。お昼頃まで寝てても良いとしても、睡眠は大事ですからね。」
彩葉「コタツがお母さんみたいなこと言ってる…。」
悠「たしかに。それじゃ、お母さんの言うことに従って寝るとしますか~。」
コタツ「僕としては、お母さんって呼ばれるのはそこまで嬉しくないんですが…。」
彩葉「まぁまぁ、シンとコンを宥めてるとこも喧嘩ばっかする息子2人のお母さんって感じするし。」
コタツ「困らされている立場としては似ているかもしれないですね。」
悠「そろそろ私、さすがに眠いし寝よっかな。」
彩葉「私も眠いから寝ようかな。」
コン「私達も寝ますか。」
シン「そうだね、誰が一番早く起きられるかな。」
悠「多分、彩葉だよ。いつも早起きしてるし。」
彩葉「悠ちゃんは最後に起きそうだね。お昼くらいに起きてる印象だし、よく寝坊してるし。」
悠「今のはディスられた気がする…。」
彩葉「気のせい気のせい。」
明日のことは明日決めれば良いかと思いつつ、私達は眠りについた。
メリークリスマス!ですね。番外編も投稿するつもりですが、あと1時間半で間に合うでしょうか…。




