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第10話 雑談という名の誤魔化しタイム その3

彩葉「そろそろどれにするか決めないと話をする時間がなくなっちゃうよ、悠ちゃん。」

悠「うーん…。シンが言ったお題が一番無難かなとは思ってるんだけど、興味だけで言うならハイドさんのお題なんだよね。」

彩葉「他の4人はあっさり没になってるね。」

コン「理由をお伺いしても?」

悠「コンのはシンプルに話しにくいから。あと、すぐに思いつきそうにないし。」

彩葉「ばっさり言うじゃん…。私のは?」

悠「ハイドさんとかがふざけて答えそうだと思ったからかな。あとシンがそれに乗っかって2人で大喜利でも始めそうだと思ったから。」

ハイド「よく私がふざけるって分かったね。」

鈴「お姉ちゃんがそういう人だと思われてるってことだよ。まあ、さっきのダジャレを聞いたなら無理もないかって感じだけど。」

シン「僕までそういうキャラだと思われてるなんて心外だなぁ。意外とコンの方がふざけたりするんだよ?」

コン「勝手な言いがかりはやめてください。訴えますよ。」

シン「どこに?訴えられた神様なんて聞いたこともないけど。」

コン「そうですか、良かったですね。記念すべき1人目になれて。」

シン「コンが淡々と話すから、冗談なのか本気なのか分からなくなってきたよ。コタツ~、助けて~。」

コタツ「僕を巻き込まないでください。」

悠「…。話が逸れていきそうだから、今のうちに戻していい?」

コン「仰せのままに。」

シン「悠ちゃんに対してだけ、すんなり従うのどうなってんの?猫被ってる?狐なのに。」

コタツ「今回においては、シンさんが変な言いがかりをつけたのが悪いです。」

彩葉「ちなみに実際のところは?」

コン「どちらでしょうね。」

ハイド「これは話す気ないやつだね。」

彩葉「話、戻した方がいいんじゃない?」

悠「そうだね。このまま、どれも話さずに終わるのは嫌だし。どっちにしようか。2つまでは絞り込んだから、あとは多数決で決める?ちょうど奇数だし同数で困ることもないしさ。」

ハイド「それなら、提案した人は自分に入れるだろうし、他の5人で多数決しようか。」

鈴「そうだね。じゃあ、それぞれどっちの方がいいか教えてくれるかな。私はシンが言った方が気になるかな。みんなの考え方を知りたいし。」

悠「私もすごく悩むけど、シンが言ったお題かな。ちょっとでも考え方を知ってたら、いつか役に立つかもしれないし。」

彩葉「シンのお題で知れることってかなり偏りがある気がする…。私は、ハイドさんが言ったお題の法がいいかな。私にとって1番話しやすいから。」

コン「私はシンに票を入れたくないので、同じくハイドさんが言ったお題にします。」

コタツ「今のところ、同数ですか。って、僕の意見で決まっちゃうじゃないですか。嫌だなぁ。」

鈴「ここまで話を長引かせてから言うのもなって感じではあるけど、お姉ちゃんのお題なら、そこまで時間かからないだろうし、お姉ちゃんのお題→シンのお題って順でどっちも話しちゃえばいいんじゃない?」

ハイド「選べないならどちらも取ればいいじゃない。ってことね。私はそれでもいいと思うよ。」

彩葉「4人投票して同数になってるし、それもありかな。1人だけ票の入れ方が違った気がするけど。」

悠「まあ、そこは気にしやんとこ。」

コタツ「ハイドさんのお題が『ポテチ、何味が好き?』ですよね。僕は、うす塩味がいいです。どのメーカーのものを買ったとしても、おいしいと思える安心感が特に好きです。」

彩葉「私もうす塩派だね。うす塩ならなんでも好きってくらいに好きだよ。」

ハイド「無難な味だからこそ、ってやつだね。分かるよ。まあ、私はのり塩派だけどね。」

シン「分かるよって言ったのに、派閥は違うんだね。ちなみに僕はブラックペッパー味が好きかな。お酒と良く合うからね。」

コン「酔うまで飲まないでほしいですけどね。面倒を見る側が大変なんですよ。」

シン「面倒を見てもらった覚えなんてないけどね。」

コタツ「シンさんは飲んだら記憶をなくすタイプですから。飲むたびに迷惑をかけられる身にもなってほしいですね。」

ハイド「あっはは!シン、言われてるようだけど、弁明は?」

シン「ないかなぁ。以後気をつけるよ。」

悠「お酒は程々に、だね。話を戻すけど、私はポテチでどれか1つを選ぶならサワークリームオニオンかな。いつからか食べるようになってからの推しって感じなんだよね。きっかけは覚えてないけど。」

鈴「私は関西だししょうゆ味が好きかな。普通の醤油系とは違う感じの独特の味がすごくおいしいんだよ。」

悠「これで全員言ったことになるけど、全然被らなかったね。コタツと彩葉がうす塩味で被ったくらいか。まあ、それぞれに良さがあっていいよね。っていう結論でいいのかな。それとも、どの味が1番にふさわしいかの討論でも始めてみる?」

彩葉「普通に前者だと思うよ。討論とか始めたら、シンのお題の方に勧めずに今日が終わっちゃう。」

ハイド「そうだね。そろそろ次のお題にしようか。」


そしてまた夜は更けていく。

昨日のうちに投稿する予定だったのですが、打ち込んだ後に見返してみれば、かなりの数の誤字脱字を見つけて修正してるうちに日付が変わりました。どこかにまだ修正しないといけない場所が残ってるかもしれないですね。次回もまた近いうちに書ければ。と思っております。次回予告としては、シンが提案したお題に対する話になるかと思われます。キャラごとの考え方の違いや、自分自身との比較をしながら読んでいただければ、より楽しめるかなと思います(多分)。作者は、推しに幸せになってほしい派なので、ハッピーエンドの方が好きです。いつか、ネタバレ次回予告もやってみたいですね。その場合は内容が分かっても楽しめるような話を書くことを目標にします。そろそろ締めないと後書きが長くなりすぎそうですね。では、また次の話でお会い出来たら嬉しいです。

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