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第六話 枕投げとは…。 その二

結果として、枕投げ大会が始まって30分くらい経過した頃に強制終了になった。理由は、枕がなくなったからである。途中でシンが投げた枕がコンの顔面にヒットしたため、コンが怒った。そこからはシンとコンがお互いの顔面に投げ合っていた。その状況にハイドと鈴は困惑して、早々に休憩室に移動してきた。賢い選択だと言えるだろう。そして、二人が投げ合っているうちに枕の数はものすごい早さで減り、喧嘩になりそうだったため強制終了となった。


枕投げ大会終了後


彩葉「枕投げで強制終了って初めて聞いたかも。」

悠「私も。試合の実況だってそれどころじゃなくなって出来なかったし。」

ハイド「武器がなくなると勝負にならないからね。」

鈴「枕のことを武器って呼ぶのやめてもらっていいかな?」

シン「まあ、コンが投げてきた枕は武器って言ってもいいくらいだったけどね。」

コン「シンが投げてきた枕も同じくらいの殺傷力ありましたよ。」

いつまでもギスギスしないで。」

コン「すみません。」

シン「コンってそんなに従順だったっけ?誰の言うことも聞かない印象だったんだけど。」

コン「悠さんには嫌われたくないので。」

コタツ「悠さんのことになると分かりやすく態度変わるんで、気にしたら負けですよ。」

悠「話が逸れてるけど枕投げの話をしてたよね?」

彩葉「まさかの聞き流していくスタイルなのね、悠ちゃん。」

悠「え?なにが?」

ハイド「『聞き流してる』というよりも、『聞き逃してる』って感じみたいだね。」

悠「だからなにが??なにかおかしなことでも言った?」

コン「なにもありませんでしたよ。ちょっと話が逸れただけです。気にせず枕投げの話に戻りましょう。」

臣「…ですね。枕投げの話でも武器とか殺傷力とかの枕投げでは使わないような単語がありましたが。」

律「参加しなくて良かったって心の底から思いましたよ。」

ハイド「そのことなんだけど、騎士団の強化合宿的な感じでまた今度開催しようかなって思ってたんだけど、どうかな?」

臣・律「「絶対に嫌です。」」

鈴「この状況で『いいですね!やりましょう!!』ってなるわけないじゃん。前提として、お姉ちゃんの提案は大抵が却下した方がいいものばかりだけど。」

ハイド「今のは完全にディスったよね?」

鈴「気のせいじゃない?」

ハイド「即座に否定してくるのが肯定みたいなものだよね。」

悠「ドンマイです。それはさておき、気になったことがあるんだけど聞いてもいいかな?」

臣「私達に答えられることであれば。」

悠「じゃあ1つ目、ドアで休憩室に移動したのって瞬間移動的なやつなんですか?」

臣「そんな感じですね。細かいところは違ったりしますけど。省略して簡潔に話すと、休憩スペースに行くドアが1つしかないと移動が大変になるため、そんな感じのことが出来るようになっている。ですかね。」

彩葉「説明がすごくふわっとしてる…。」

悠「まあ、長い説明だと眠くなっちゃうだろうし、この方がありがたいけど。」

ハイド「じゃあ気にせず次の話にしよう。1つ目ってことはいくつかあるんでしょ?」

悠「そうなんですけど、なんか流された感あるなぁ。いくつかって言っても2つ目までしかないですけど。」

鈴「答えられる範囲で答えるから気兼ねなく聞いてくれていいよ。」

悠「次の質問は、さっきちょっと話してた騎士団の強化合宿についてなんですけど、そんなのがあるんだ…。ってとこから、どんなことしてるんだろうって思って。」

彩葉「確かにそれは私も気になるかも。」

ハイド「別に特別なことはしてないと思うけど、興味があるなら参加してみる?不定期で実施してるから次の日程も決まってないけど。」

シン「それは緩すぎない?」

コン「多分あなたにだけは言われたくないと思ってますよ。」

ハイド「コンさん、心読みました?一言一句違わずその通りのこと思いましたよ。」

シン「めっちゃ失礼な気もするけど、否定できないからいいか。」

悠「自覚あったんだ。」

シン「追い打ちやめて…。」

彩葉「思ったとしても言って良いことと悪いことがあるんだよ、悠ちゃん。」

シン「彩葉ちゃんもフォローになってない言葉ランキング一位くらいの発言してるよ。僕に恨みでもあったっけ?って、最初の氷での攻撃か…。そろそろ許してくれても良くない?」

彩葉「それはもう全然気にしてませんでしたね。」

シン「じゃあ、ただのディスじゃん!」


こうして枕投げ大会(?)は終わった。

これからしばらくは定期的に更新するつもりです。具体的に言うと、8月と9月かな。その後は状況次第ですね。続けられそうなら続けたいと思ってます。次の投稿予定日は8/14です。よろしくお願いします。

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