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4話

今日一つ目の投稿です!!

朝目が覚める。


普段より早く起きたな...あれ、昨日いつベットに入ったっけ??


夕食を待ってた時に..寝ちゃったんだ。


んっ、じゃあメイドさんに運んで貰ったんだ。後でお礼を言わないと。


それにしてもお腹が空いた。


家の探険がてら料理人さんのところへ行こう。


ー15分後ー


ここ何処?


家の中で迷子って.....とてつもなくダサイ。


あ、何だかあっちからいい匂いがする。


匂いを辿って行くと10歳の男の子と父親専属の執事の月森さんがいる。


10歳位の男の子は微かに目を見開いたがその後は月森さんと全く変わらない動きで頭を下げてくる。



「律様、おはようございます。今日はお早いのですね。」


ここは子供らしく’うん!’と応えるべきかな...と思ったところで


『健、背すじをのばしなさい!返事’はい’と。表情は出さない!貴方は将来優秀な.....』


「はい」


前世何度も言われた言葉を思い出し自然に背筋がすっと伸びて無機質な声が出ていた。


そして繋がるように前世での嫌なことを思い出してしまう。


『健君っていつも無表情だしあまり喋んないし何考えてんのかわかんない』


そう、俺はその言葉でさらに無表情で無口になった.....脳内ではこんなに話せてるのに!!!(チッ)


少し沈黙が続き月森さんが


「律様、昨日は’夕食を食べる前に寝られていた。’とメイドが申してました。今料理人を呼ぶので律様の部屋まで案内します。ん?律様どうかされました?パンケーキたべます?息子の海に作らせたものですが..」


あっヤバイ、お腹が空いてパンケーキをガン見してたところ見られた。


恥ずかしい、でも食べたい...3歳児っぽく可愛くいわないと。


「あの、食べたいです」


「か、かしこまりました!!!!!」


少し上目遣いに...これだ!!


月森さんの反応を見ると物凄い勢いでセッティングをしてくれた。


そして海さんの方を見ると真面目な顔だが少し頬を赤くしていた...ん?赤く?


どうやら見間違いをしたのだろう。


このパンケーキめちゃくちゃ美味しいんすけど...これを海さんが...料理人にジョブチェンジできるよ。


これはものすっっっごく美味しい!!!


「海さんこれもっのすごく美味しいです!!」


あ、思ったまま言っちゃった。


顔3歳児できてたかな〜?


あれ、海さん俯いちゃった。


なんか気に触ったのかな..うーんわからない。


まあ今はこの美味しいパンケーキを食べるのに忙しい。


声をかけられる。


このパンケーキを堪能している俺に話しかけてくる不届き者が!...と思ったが月森さんだったのでセーフとする。


で、なんだろう?


「律様、今日の朝食の時間に挨拶に向かおうと思っておりましたが、今日より海は律様の専属の執事となります。海、挨拶を。」


専属の執事ということに前世を思い出す。


前世の俺の執事は家の中で唯一気を許していた。


俺のことを何度も庇ってくれて...だが父親が気に入らないと解雇してしまった。


よし、今世ではあまり負担をかけないようにしよう...っていうかあのパンケーキが作れる時点で逃さないが。


「月森 海です。律様の執事をやることができ本当に幸せです。毎日誠心誠意お仕えします。」


嬉しい!


あのパンケーキをまた食べられる..他の料理の上手なんだろう。


あれ?海さん学校は??そう思うと察したのか、


「私は執事になるための専門の学校にいっております。皆ほとんど10歳くらいで仕えだすので学校の方からそれらのことに関しては許可が出てます。ですが試験期間などは泊まりなのでその間はお仕えできませんが...」


執事になるための専門の学校なんてあるんだ。まあそういうことなら、


「海さん、今後よろしくおねがいします!」


「私のことは海とお呼びください。」


「わかった」






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